ライカこそ散光源で引伸ばさねばならぬ。⑧
ローライも散光源で引伸ばさねばならぬ。①
― 6×7サイズまでをカバーするLEDの散光源ユニットを作り始める。―
ライカ判の フルカラーLED散光源を完成させた処までは良かったのだが… その後 何故かその性能の検証の為のプリント作業が 夜明け前に起床しても 気乗りせず ほったらかしのまま…。
一つの理由は ここ何年かは 永い事 6×6判ばかりを写しては伸ばしてきたので フォーマットサイズ的にも それを伸ばす引伸機的にも ライカ判はイマイチ乗り気のしない事です。
実は、自分からすると focomatⅡcやベセラーは非常に使い易いです。ベセラーの方は 造りからしてその精度は結して信用していませんが、この2台は やはりフォーマットサイズが 135より余裕が有る事もあって、ネガキャリア廻りの 取り回しが非常に快適です。
focomatⅠcは 135専用機という事もあって 精度や引伸しレンズの描写には絶大な信頼を置いて いるのですが、いかんせん小さくて ネガをセットするにも せせこましい感じがするのです。(そもそも、その引伸しレンズの焦点距離からして ネガから台版までの間の間隔も狭いですから…)
そこで、この際 一気に上位のフォーマットのためのLED散光源を拵えたらどうだろう…という気持ちが芽生えて来てしまったのです。
次は 幾つ位の径で作ろうか迷ったのですが、一気に4×5のサイズをカバーする物を作ろうとすると そのハンダ付け作業は気が遠くなりそうなので、取り敢えず100Φで作れば 6×6、6×7はカバー出来るだろうと踏んで またもや見切り発車!(^^)b
今回は基板をドリルを使って 円形に切り取りました。
思い立つと 直ぐにヤらずにはいられない性分なので 基板を買って来て おもむろにカットしたのですが、周囲がバリバリになってしまいました。
余っていたLEDをザッと並べてみました。一応レイアウト図を描いたのですが、実際に配置してみた方が 実感が湧きます。
今回も LEDを縦長に配置。コレをネガステージに合わせて 角度を調整して配置し 向きによって6×7をカバー(あわよくば6×9をも)しようという算段です。
来月になって お小遣いが支給されたら不足分を補おうと思います。
取敢えず 待っていられないので、今有る分でけでも…と思って作り始めました。
まぁ、根詰めて嫌になってしまわない程度に… 一月位は掛かってもイイやぁ…と 自分に言い聞かせて…。
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本来は モノクロ専用であるならば 赤は必要無いのかも知れないのですが… まぁ、折角フルカラーLEDを使っている事ですし やがてカラーに手を出す可能性も全く無いとは言い切れませんので 取敢えず赤のラインも製作していきます。 それと 一度は試してみたいのですが、モノクロペーパーの多階調フィルターって 何号相当のか判りませんが 確かピンク色っぽいのも 有った様な気がするので… |
やはり 以前と同じ様に 1ライン作る毎に点灯チェックをします。Arduino UNOの方はもう フルカラー版の出来上がり状態で(一定の秒数で点灯させるだけですが…)点灯する為のプログラムが書き込んであって いちいち更新するのが面倒なので、点灯試験用には 引き続き Nano everyを使っていきます。
この調子ですと、まだまだ 結構掛かりそうです。
このBlogは 自分にとっては日記的な意味合いもありますので ココからはその後の経過を追ってみました。(他愛も無い写真ですが、興味有る方は 見てみて下さい)
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2025.07. 最初の方の ライン点灯チェックの写真と Arduinoとの接続が変わっていますが解りますか? |
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2025.07.18. 朝 |
だいぶ 出来上がりました。明日からの3連休の最後の方でも良いので 何とか テストプリントに 持ち込めないかなぁ…
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