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2013年9月10日火曜日

Maniya7のファインダー






 Mamiya7の43mmの外付けビューファインダーは 覗き込むと上の写真の様になっている。

 勿論、フレーミング出来るし 水準器が付いているので 或る程度正確にカメラを構える事が出来る。

 また、上の写真では少々判りにくいかも知れないが、絞り値を確認する事も出来る。






 そして もう一つ 本来意図された使い方では無いだろうけど 非常に役に立つなぁ…と思う事が有る。

 それは カメラが揺れ動いていないか細かく確認出来る事。

 また本来水平方向を確認する為に水平に付いているモノなのに ファインダーに組込まれていて 鏡に反射されて 上からで無くて 自然に水平方向に覗き込める様になっているので すこぶる見易いのだ。

 三脚に載って フィルムをまきあげ あとはシャッターを切るばかりのカメラを 傍らから目を凝らして見る。カメラは恐らく静止している。

 念の為、外付けファインダーを覗き込む。気泡は僅かながら ゆらゆらと揺れている。その揺れが減衰していって静止してから 静かにシャッターを切る。

 Mamiya7で外付けファインダーを取付けて写真を撮っているとこういう事がよくある。

 この事に気付いた時から 65mmや その他のレンズを使う時でも 外付けのビューファインダーは 必ずアクセサリーシューに載せて カメラの揺らぎが確実に収まるのを待ってからシャッターを切っている。

ただ、コレは 建築写真を撮る場合(絞るし感度100のフィルムを使う事が多いので シャッタースピードは遅くなる)の話だ。

 Mamiya7は スナップなどで 手でシャッターを切っても 使いこなせばブレにくいカメラだ。それは間違いない。









2013年8月15日木曜日

CHAMONIXで210mmでアオる


 僕は 以前から210mmのレンズを所有していたが、CHAMONIXに取付ける為のリンホフボードの数を レンズの本数分持っていなかったので 当初は使っていなかったのだが、この春先 ボードの数を増やし 210mmのレンズもボチボチ使い始める様になった。




レンズの方に 取付けているのは Mamiya7の43mmの外付けファインダー
レンズボード部分を きちんと水平に据えられているかの確認のため



 ただ使っていくうちに思ったのが(沸き上がって来たのが) あんまりアオれないやん…という不満。

 上の写真では カメラをごく普通の状態にしてアオって(ライズして)いるが、この状態では ほんの僅かしか アオれない事が判ります。

 昔 45FAを使っていた時も その辺りはいつも不満を感じていたのです。「広角じゃなくても コレじゃアオれねぇ…」

 その後 モノレールタイプのLXを購入して その手のタイプでは 前でも後ろでも個別にアオれるので 相対的なシフト量を十分確保出来て この問題は ひとまず解決出来ていたのです。

 今回 お盆休みに また撮影旅行に出掛け 210mmで アオって撮影したいシーンに出くわし 普通の状態ではあまりアオれない事、だけれど 大判カメラはすでに フィールドビュータイプの45FA、モノレールタイプのLXを持っていて CHAMONIXを購入するにあたって 携帯性は良いが、アオって撮影するスタイルが基本の自分が使っていくのに問題がないか店頭でよく吟味した事、そして今回の件についても お店の方とその時話をして問題が無い(逃げ道が有る)事を確認していたのを思い出したのです。

 その方法がコレ…




 ベースプレートからバックのフィルム部分を前傾した状態にし 前のレンズボードのフレームもそれに合わせて傾斜させて 前後の面の平行を取るという方法。

 これだと後は カメラを水準器を見ながら 必要に応じて水平垂直に構えれば(前傾した分 起こせば)  最初から 若干ライズした状態になり 更にライズ量を稼いでいく事が出来ます。





 上は別な場面でやはり前傾姿勢にして ライズ量を稼いでいるところ…。

 横方向へのシフトも加えているので、結構傍目には アクロバティックな状態になっています。

 CHAMONIXは ピントの調整のみ繰り出し式になっていて、あとは フレームを展開したり折り畳んだりしてその位置決め(固定)は ホイールディスクのような物を回転させて締め付けたり緩めたりさせなければならないので 例えば僅かな構図の変更の為に カメラを構える位置を変え ライズやシフト量を調整する際にも その都度 ギザキザ加工の施されたディスクを緩めたり締め付け直せばなりません。






 ちなみに更に細かい事を付け加えて行くと レンズ(焦点距離)さえ選んでしまえば バックフレーム(フィルム部分)は 前傾させたり 起こしたりしか する事が無いのですが、レンズボードの付いた 前フレームは そうは行きません。

 前フレームを ごく普通に 通常の状態で ライズさせるのであれば  それはただ鉛直方向に エレベーターの様に上下するのですから 再度のピント調整は 基本的に必要有りませんが、今回取り上げたライズ量を稼ぐ為に ベースプレートから前傾姿勢にさせる方式では、上の写真の様に 前フレームの移動はエスカレーターに載った様な動きになりますので、バックフレーム部分との距離も その都度変わるので、再度ピント調整が必要になります。

 またその動きは ディスクホイールをゆるめて ルーズな状態で行いますので、ピントを厳密にするにはレンズ面とフィルム面の平行が取れているかも 先ずはカメラを横から目視して筐体を確認し、 更にはピントガラス上で全体を見渡して 上下や左右で片ボケになっていないか 再確認する必要が有ります。

 ちなみに 以前にも触れましたが 僕のCHAMONIXは正確には『045N-2』というモデルで 蛇腹の先端部分が 袋蛇腹の様になっていてダボダボなので、短い焦点距離のレンズで アオるには 誠に都合が良いのですが この位の焦点距離のレンズでアオるとその部分で変に垂れ下がって来られると邪魔クサいので 上の写真では 端折って手繰り寄せたのをパーマセルテープで レンズボード部に 貼り付けて固定しているのです。







 余談ですが、購入時にマツバラ光機さんの自らCHAMONIXを愛用されているいう店員の方から教えて戴いた話によると コレより更に長い焦点のレンズを使用する際に 蛇腹の真ん中に垂れ下がる癖が付いて来ても この手のタイプの他のカメラと違い このカメラは蛇腹の取り外しが容易に出来るので 天地反転して癖をキャンセルするように付け替える事が出来ると言っておられました。

 まぁ、こういう意味において 撮影時に厳密に構図を練る人(1枚撮影する迄にあれこれ模索するタイプの人)には ストレスが溜まる一方で あまり向かないカメラかも知れません。

 またそういう調整をしても いい加減にやっていれば ピントは悪くなっていくでしょうから(緩めればグニャグニャですから…)このカメラと長く付き合っていくには 大らかさと言いましょうか 寛容さも必要かも知れません。(でも結構アオれて 携行性が抜群なのは間違い有りません)


2013年8月4日日曜日

2013.08.03. つれづれ


 ここのところ毎週 撮影にも出掛けているし 現像も次の週末にフィルムを装填する 空きのホルダーの数を確保する程度には ぼちぼちではあるが 作業をしている。












 

  

撮影に出掛けているが、ここの処 スランプが続いている。プリントという最終結果にすら 辿り着け
ていないのに こんな事を云うのも情けない話なのだけれど…。




 そろそろ 重い腰を揚げて プリントの製作にも取り組まねば…と思っている。

 良きにつけ悪しきにつけ 濃いネガ 薄いネガ 硬調のネガ 軟調のネガ…と 色々 取り揃える事が出来たので、近いうちに プリントを再開したいと思っている。



2013年7月16日火曜日

2013.07.14. つれづれ


3連休の2日目…。この日も 朝から天気は あまり良く無かった…σ(^_^;)。




 前日も まず最初にココを訪れていたが、この日も まず最初に 少し立寄ってみる事にした。

 春先に 園城寺を訪れた際に お寺の人から 新羅善神堂も 檜皮の葺き替えを 去年終えたばかりだと 聞いていたからである。

 前回 ココを訪れた際に 丁度 朝のお供えの時間だったのか 塀の中から出てこられた女性の方に話掛けると、「前回は 自分が中学生の時に 葺き替えた」と確か云っておられたので、その方の年齢からすると 40年以上は 経っていたと思われる。

 その後は 鯖街道を抜け 小浜の明通寺へ…(高島から小浜って すぐだね…)













2013年7月14日日曜日

2013.07.13. つれづれ


 3連休 初日の昨日はろくに天気予報も確認せずに 滋賀まで出掛けたが 昼過ぎから生憎の雨…σ(^_^;)。

 去年の夏の終わりに 屋根の修復中だった 東本宮も無事 檜皮葺の吹替えが済んで まだ屋根は 赤銅色を保っていた。







 境内のあちこちには 皮を剥かれた檜が…
(直接 ここ日吉大社の建造物の修復に当てられているのかは 判りませんが…)













 撮影を終えてシールしようとしたら 2枚くっ付いていた…σ(^_^;)。何か勿体無いなぁー。










2013年3月24日日曜日

2013.03.24. 京都にて


 京都の朝は 少し肌寒かったが、ちらほらと ソメイヨシノが 咲き始めていた。





 今回の自分は 現地では 極力 お金を使わない主義。交通費も 市バスの1日チケットを買って 乗継ぎ 目的地を巡る。

 でも 北山通りの 陶板 名画の庭に行くのに わざわざ北大路バスターミナルまで行って 乗り換えるのは かったるいので、植物園前で 降りて歩くことに。

 本当は 植物園を通り抜けた方が 早い気がするが、入園料を払いたくないので、賀茂川沿いを伝って歩く。







自分が歩いた側は、枝垂れ桜のトンネルが続く。

半木の道って 名前は よく訊くけど ここだったのね。





もう 一部 咲き始めているものもあった。





天気予報では あまり芳しくない 予報だったが 特に崩れる事もなく 平穏な1日でした






 敷地の 南側は、磯崎さんのコンサートホールと 植物園を繫ぐ 連絡通路になっており、この建物を 俯瞰する事が 出来る。




2013年2月26日火曜日

Chamonix 4×5 (その2)


 Chamonix 4×5 を実際 使ってみて





 自分は、購入するまで Chamonix 4×5に Ⅰ型(045N-1) と (ユーザーの要望を取り込んだ?)Ⅱ型(045N-2)の 2種類が存在する事を知らなかった。自分の購入したのは 上の写真の物だが Ⅱ型の方。

 お店には Ⅰ型とⅡ型の両方が並んでいて、ウッドの材質も違うし、値段も 2万円位違っていた。
 
 先月 訪れた際には、安い方(Ⅰ型)をターゲットにしていたし、ウッドの色も どちらかと云えば そちらの方が 好みだったので(メープルか ビーチか チェリーか 木目が目立たずもっと白い)Ⅱ型は
2万円も高いし チークっぽいウッドの色も少々不満だったが、Ⅰ型から Ⅱ型になって 機能改良された部分に 自分の撮影用途での 使い勝手に大きく関わる部分が有るので 仕方なしにⅡ型にした。でも 結果からすれば その選択は 正しかった。

 その改良というのが 上の写真で観ると 蛇腹のレンズ側の きちっと折り曲げられていないルーズな部分。おそらく 広角レンズでアオることを 前提にしていて 要は最初の部分だけ 袋蛇腹の様になっているんですね。

 大判のレンズって 絞りやシャッターユニットの部分を挟んで 対象型になっているので、すり鉢状の後群のユニットの先端部分が、アオりで出来た 蛇腹のくびれ部分から逃げて フレネルレンズに向けて 顔を出していれば それでいい訳なんです。

 お店の人から 「蛇腹が変わった」と 説明を受けて 自分で観察してみて それが解ったときは 本当に感心致しました。

 Chamonix 4×5の写真を 最初に載せた 先の記事では 65mmのレンズを装着していますが、何の問題も有りませんでした。
 












2013年2月25日月曜日

Chamonix 4×5


 Chamonix 4×5を 使い始める。




 前にも 触れたかもしれないが、自分の中では 取り敢えず この1年は 4×5というフォーマットで頑張ってみようと決めている。

 モノレールタイプのビューカメラでは 車での移動に限定されてしまうし、何よりも周囲の眼が気になって(あまりの仰々しさに 通りかかる人に奇異なモノを見る眼つきで 視線浴びせられるもんね…) 落ち着いて撮影出来ないだろうから 15年位使っていなかった テクニカルフィールドタイプの 45FAというカメラを また使い出した。

 最初は 「少々重いが コレならカメラバックに収めて 気軽に持ち出せる。このスタイルでいいやん!」と 思っていたが、15年前 そのカメラに見切りを付けて ビューカメラへと向かわせた不満が 早くも1回目の撮影旅行で  再噴出することに…

 そもそも建築写真を撮りたいので、アオる事が大前提。でも、このタイプのカメラは そもそもアオりの量に 制限が有るし、広角(短い焦点)のレンズで無理にアオっても 折り重なった蛇腹が 追従出来ずに 蛇腹に ケラれてしまうんですね。テクニカルビュータイプのカメラでも 短い焦点のレンズでの極端なアオりでは、長い折り重なった蛇腹では追従出来ないため、袋蛇腹という 特殊な蛇腹を装着するんです。

 しかも、このタイプのカメラは、蓋を90°開いて その蓋に轢かれたレール沿いに レンズステージと云おうか レンズと蛇腹を引き出して来るので、仮に何もアオらずに 素直に撮っても 広角レンズでは ピントグラス面までの距離が短くて済むため 繰り出し量が極端に少なくなり、レンズの前方の視野にあるレールが 画面に映り込み ケラれてしまうのです。

 年が明けて 正月休みも 撮影に行きましたが、ケラれているのを 承知で撮っているのですから あまり気分がいいものでは有りませんでした。

 まぁ こんなんで しばらくは 我慢するしかないのだろうか… まだ引伸ばしの 環境だって整っていないし…と その時は考えていました。
 




 別に 何か良いカメラはないかと思って 駆け込んだ訳ではなかったんです。大判のレンズはどんな物が 置いてあるのか 診てみたいとは 思ってました。(自分は マツモトカメラさんには 出入りしていたので かねがね噂は 伺ってました。)

 本当に 前々から一度行ってみなければと思っていたのですが、ふと 思い立って マツバラ光機さんに お邪魔しました。(ここも、カメラ 好きには 本当にパラダイスですね!)そこで このカメラに出会ってしまったという訳です。