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2013年10月29日火曜日

2013.10.29. つれづれ


 日曜日 暗くなってからプリントもしたが、額装も 僅か1枚だけれど完成させていた。






 マットの余白の大きさは 正直まだよく解らないが、自宅の玄関の壁に掛けてみた処 少なくとも窮屈な感じはしなかったので 今回は コレでいこうと思っている。

 自分 プリントサイズにも依るが 余白は最低3インチは必要だと思っている。自分は 今回の様なプリントサイズでは それでも少ないと思っているので、それ以上のサイズの余白になる様に 既製品の額のサイズを選んだが、上の写真では 天地の余白は それぞれ 80mm、88mmとなっている。横方向が5インチ近くとれているので、上下が これより狭くなって来ると バランスが悪くなって来ると思う。






 上下の余白のサイズを足すと168mm。自分は 47〜48:52〜53位の割合で振り分けている事になる。

 上で挙げた余白の寸法は実際に見えている幅。実際は 額にマットが収まった段階で 額の見附(正面からの見え幅)に上下左右10mmずつ被って 隠れてしまうので 注意しなければならない。

 額縁にも 色々有って 色々な写真展を観て廻って 自分なりの好みが判って来た。(と云うか 自分なりの価値観念の様なモノが出来上がって来た)

 まず、今回位のサイズのプリントの場合 奥行き…と云うか 厚みは30mm以上は欲しい。25mm位の見込のモノも有るが 薄っぺらい感じしてしまう。


 


 そして 返しが付いている事。アルミ額縁自体の厚み(見込)がしっかり有るのに、返しがないと その部分のアルミ額縁の部材のつばの厚みを感じてしまい 薄っぺらく感じてしまう事が有るのだ。

 今回 自分が選んだ額縁の見附は11mm。本当は8〜9mm位の もう少しスマートなモノが欲しかったが、自分が買い求めようとしていた処では 見込が30mm以上で 返しの有るものは このタイプしかなかったので それに関しては目をつぶる事にした。





 





 







2013年10月21日月曜日

2013.10.21. つれづれ


 おとといの晩 仕事から戻ると 頼んでおいた額縁が届いていた。




 マットボードも その前の晩に届いていた。




 額縁が届いて ブックマットを作る為の マットの切り出し寸法が ハッキリしたので、これから 合間を見つけて少しずつ マットをカットしていく事に…。






 自分は 昔使っていた平行定規の台盤を利用して マットをカットしているが、それでも マットのサイズが大きいので 最初の一刀は 結構難儀するのだ。





 平行定規でカットするラインを鉛筆であたり、定規を退避させたら カッターで切っていく。

 本当なら、それ専用の 大きなアクリル定規か何かを用意すべきなのだが、今は差し金で少しずつカットしている…σ(^_^;)。

 まさか平行定規 本体の定規を駄目にする訳にはいかないので…。

 でも、線をひいたり、後々 マットに窓を開ける時には、この本体の定規をガイドにしてマットカッターを滑らせるので、その時は本当に便利なのです。








 1枚目のマットの窓を抜いたところ…。

 上の写真では それなりに見えるが、全然上手くいかない…σ(^_^;)。

 でも、失敗して何処に気を付けていかなければならないか解るので 枚数をかさねていけば 少しずつ上手くなっていくと思う。

 次回迄に用意出来るか分からないが、マットカッターを あてがう定規が 平行定規ではなく もう少し厚めのアクリルの定規にしたいなぁ…と思った。

 今 購入するなら どうせなら もっと立派なマットカッターを買い求めていたと思うが、上ばかり見ても仕方無い。

 あとは練習と思って残りのマットを切り抜いて 経験を積んでいこうと思う。


 









2013年5月28日火曜日

散光式と集散光式



 LEDの光源ユニットを自作し、何とか普通にプリント出来るまでには 漕ぎ着けた ZONE Ⅵ引伸機。

 自分にとって初めて4×5のネガを引き伸ばせる引伸機として購入したのだけれど、また それは自分にとって最初の 散光式の引伸機となった。

 自分で実際に現物を手にし、使い易い様に工作して 日々使って来た事により 散光式と集散光式の違いが 朧気ながら解ってきた。

 でも もしかすると、まだよく解っていなくて 頓珍漢な書込みをするかもしれないし、時期尚早なのかも知れないけれど、現時点で 感じた事を 少し書いておこうと思う。


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 僕が初めて 散光式の引伸機を使ったのは、昨年 レンタル暗室においてだった。

 ILFORDブランドの 自分で多階調フィルターを 抜き差しせずとも 手元の 操作盤のパネルキーを操作すれば 7セグメント表示の赤い数字が変化して 自由にグレードを変えられる…という物。

 今 思い返しても不思議なのだが、あの散光式の光源ユニットの収まったBOXの中は 一体どういう仕組みに なっていたんだろう?

 その時は、引き伸ばしたのも1カットだけで 小さいサイズだったので、正直云って いつも使っているfocomatとの大きな違いを見いだせなかった。









 僕の買い求めていた ZONE Ⅵ 引伸機は 最初から 光源ユニットが壊れていたので 4×5のシートフィルムは自家現像もこなす様になって あとは引き伸ばすだけ… という段階まできていたのに、どうしたら良いかと 日々 悩んでいた。

 ある日 とある方のサイトで 引伸機の光源が LEDで自作出来る事を知り(そのまま 参考にさせて頂いたので 本当は お礼を言わなければならぬ位なのだが…)、突然 道が開けた。「コレだ…」

 僕は 潰れたZONE Ⅵ引伸機の光源ユニットをバラして 中を見ていたので、そのカラクリを知っていたが、その方のLED光源ユニットは、まるで其の仕組みを知っていて ただLEDに置き換えただけの様なものだったので、凄い人がいるもんだなぁ…とも思ったし、自分も 同じ様なモノを製作すれば、ZONE Ⅵ 引伸機を 起動出来る…と狂喜した。

 そこで、まず ZONE Ⅵ引伸機の光源ユニットの陰極管と同じ様に グリーンとブルーの2系統のラインを持つ LED光源ユニットを自作したが、 通常のネガでは 柔らかく淡い(グレードの低い) プリントしか出来ず、コレは失敗だった。

 コレには おそらく2つの理由が有って、まず ひとつ目は 光源の光を生み出す部分の仕組みの違いに依る問題。

 ブルーとグリーンの色の 陰極管を 同じ色のLEDに置き換えただけでは ダメという事。

 陰極管は元々のその光を生み出す仕組みからして 紫外線に 頼っているので、実際 ブルーやグリーンに見える光の中にも それより波長の短い光や紫外線などの成分が含まれていると思われ、その分 その帯域の光に 反応して (その帯域の光に反応するのは、元々多階調紙に 硬調に焼かれるように調整されて塗布されている乳剤なので)硬調な部分まで極端なスプリットではなく 適度なの階調の連続性を持って 過不足ない階調のプリントが出来る。

 それに対して、ブルーとグリーンのLED光源の方は 完全に 紫外線やそれに近い帯域の光を含んでいないので(だから或る意味LEDの方が 目的(とする帯域)がハッキリしていてそれに合った 色(帯域)を 選択しているなら それは効率の良い光と言える。) その分 硬調に焼かれる為の光の要素が何も含まれていない事になり、本来 陰極管やその他の光源(?)では補完される硬調な部分が 抜けてしまっている事になり 常に 全体的に眠い印画が出来る事になる。

 もうひとつの軟調にプリントされる理由というのは、その宿命といおうか、そもそも散光式という方式自体が 同じネガからでも 集散光式などに比べて 軟調にプリントされるという事。

 写真工業の昔の記事(ここで参考にしているのは、1991年2月号)などを見て確認したが、同じネガからでも 集散光式より散光式の方が 2号相当近く軟調にプリントされるというのは ごく普通にある事らしい。

 そもそも散光式は 軟調にプリントされるという事を 僕はある 実際の暗室作業においての問題を通して 体感しているので、ここで紹介したい。


 僕は ZONE Ⅵ引伸機を 使い始めた当初、印画の一部分に 毎回 明らかに認められる カブリが有るのに悩んでいた。

 それでも、仕方なしに アレやらコレやら 対策を施してみたが… 有るとき思い掛けず、自分が想像していなかったある結論に達した。







 上の写真は、去年の暮れ 45FAで撮影時に 広角レンズで無理にアオり 蛇腹でケラれて 画面の隅の部分が全然露光出来ていない(写っていない)ネガを ZONE Ⅵ引伸機でプリントしたもの。

 蛇腹でケラれて 何も写っていない(素抜け)の部分は 当然プリントでは真っ黒くなるが、その周囲(ここでは正常な印画との 境界部分)が やけにカブっている。

これは あることを示唆していて、散光式という引伸機に 馴染んでいなかった自分に それがどういうものか 考えるきっかけを与えてくれたのだった。







 僕のZONE Ⅵ引伸機。当初はこれらのカブりは 総てあの独特なネガキャリアと その上に 置くようになっている冷光源ユニットの隙間から漏れる光によってもたらされる産物と 思っていた。

 だから、そういう事の起こらぬ様に 変にはみ出さぬ様 (ボール紙で!)自分でネガキャリアを作った。(これとは 全然違うが、別な材質で focomat Ⅱcのネガマスクを自作したことも有る。)

 自作の光源ユニットも 先端に大きなツバをつけて完全に ネガステージ部分をカバーする様にし、全暗黒にして注視すると ほんの僅かながら光りの漏れが有るのだが、普通の露光時間で焼くプリントのカブる要因としては 殆ど考えなくて良いレベルになった。

 にも関わらず、出来てくる印画は 相変わらず カブり続けた。そして 例の上のプリント…。それで僕はやっと理解した。

 「このカブりを生み出す光も レンズが連れてくるのだ!」

 そこかしこで カブりを生み出す光は もともと コンデンサーが無いため 全く整えられず 散乱してネガのそこかしこに行き渡り ネガの濃度に応じて さらに銀の粒子に散乱させられる。

 光は またそこかしこからレンズに集約され(もちろん 引伸機のレンズを繰り出す部分の 黒い蛇腹に入った光 総てが利用される訳では無い) レンズによって 投影され それによって 印画紙の そこかしこに 降りそそぐのだ!

 そう考えれば 辻褄が合うし、その他の 巷で云われている 散光式の特徴というのも 上手く説明が付く。

 よく散光式は 少々ネガに 傷や埃が有っても プリントした時に 目立ちにくいといわれる。 これは 本当だ。でもそれは 本来 コンデンサーで整えられた光ではネガに遮られて 露光されず 印画紙上では 白抜けになってしまう部分にも 廻り込んで光がやってきて 上手く補完されているとは 言えないだろうか?

 一般に 集散光式のプリントよりも 散光式のプリントの方が 調子が柔らかいという事も よく言われる話だ。

 でも、逆にバライタの本当の白の輝きを得たい様な場合にも、その部分に それらの 散乱した光の焼き込みが行われて ハイライトの輝きやレンジは 幾分損ねられてしまうのだろう。

 そう考えると、この散光式のZONE Ⅵ引伸機を使いこなせていない 自分が云うのも何だが、今の自分には贅沢な望みかも知れないが、4×5が 引き伸ばせる コンデンサーを持つ 引伸機も 1台手に入れたいと思うようになったのだった。









2013年5月16日木曜日

ZONE Ⅵ 引伸機の再生(その5)


 ZONE Ⅵ 引伸機の アンカーをどのように修繕したら良いか悩んでいる。

 今の自分の ZONE Ⅵ 引伸機は アンカーが付いておらず 正規の状態で無いので、 ネガをセットして プリントサイズやピントの調整のためにヘッドの位置を調整して しっかり固定しても 1日も経つと ヘッドが重みでかなり 下がってしまっている。(プリントする都度 調整している。)








 どういう事か よく判らないが(嫌がらせとしか思えないが…)、アンカーから伸びたボルトは アメリカから届いた荷を開封した時点で 大きくへし曲げられていて、元の真っ直ぐな状態に戻そうと 逆方向に指で力を加えると、いとも簡単に剪断してしまった。







2013年5月13日月曜日

2013.05.12 電子工作


 結局、この週末は LED光源の製作におわれて 無事ZONE Ⅵ引伸機への据付けも済ませたが、テストプリント迄 持っていく事が出来なかった。






 上の写真は、ニブラーで LCDのデジタル表示の電圧計の窓になる部分をくり抜いているところ






ブルーのライン OK!






パープルのライン OK!













 やはり 2つのLEDの調光回路のラインを ケースに組込むのに 慣れない作業ですから それなりに時間が掛かりまして…σ(^_^;)

 ZONE Ⅵ 引伸機に LEDパネルを 仕込んだ時点で 深夜になってしまいました。テストプリントは 明日以降に持越しです。







2013年5月10日金曜日

2013.05.10. つれづれ


 今は 目下新しいLED光源のパネルを製作中

 GW中 結局何処へも出掛けず 製作にある程度 時間を割いていたので、この週末には LEDの基盤への取付は 完了する予定だ。











 今回は、試験プリントをするにしても ブルーのLEDと 近紫外線のLEDの2ラインを 最初から立ち上げねば意味が無いので、コントロールユニットの製作も含めて完了させ そこ迄 もっていけるかは微妙なところだ。







 試験プリントと云えば 一つ驚いた事がある。

 まだ 本当にシートフィルムを使い始めた頃、JOBO DRUMが手に入って 急に撮って現像してみたくなり 急遽 近所のカメラ屋さんに行くと たまたまACROSのみ在庫で置いて有ったので それを買って すぐさま 撮影をした事が有った。

 連休最後の夜、その晩も 例の如く テストプリントを始めたのだが、たまたまACROSで撮ったネガが目に止まり プリントしてみる事に…。

 その繊細なトーンと 解像感にビックリ!








2013年5月3日金曜日

2013.05.03. 電子工作



今日から GW連休後半

 取り敢えず今日は電子工作からスタート!







 LEDの調光回路が トランジスタだと 沢山のLED(大きい電流)をドライブ出来ないことが解ったので FETに置き換え。
 もしかしたら 最終的に扱う電流の量に依っては 放熱対策が必要になるかもしれないので、後々放熱板が必要になった時に取付けられるように 基盤の際に付ける。
 
 
 ただ、引伸機の光源て 部屋の照明のように点けっ放しという事は無い筈なので、それ程の発熱は無いかもしれない。








 本当は 2SK2232というFETを探していたが、近所の電子パーツ屋さんでは扱っていなかったので、似たような型番の 2SK2312を購入。

 2SK2232からすると、少々オーバースペックのような気もするがどうだろうか?45Wってのが気になる。一度 しっかり計算せねば…

 手描きの絵、実物とちょっとプロポーションが違うが…気にしないで下さい。



 






とりあえずブレッドボード上のLED一個で 試験点灯。ちゃんと動作しました。








 ボリュームを廻して 点灯し始めは 本当に微かな光。クリアーシェルの中に僅かな緑色の光。結構綺麗で 見てると飽きないんですよね…








 次にいよいよ 250個以上のLEDが付いたパネルで試験点灯。立ち上がりは勿論 問題なし。








うおぉっ!、今度はドライブ出来るぅ!


  






 筐体ユニットの方には、2基のデジタルの電圧計を 取付る予定。これで パルスコードを調整して出力する部分である可変抵抗の処の電圧をモニターさせ ボリューム(可変抵抗)の調整値を 数値化させようと思っている。

 もしうまくいけば、ブルーのLEDの調光をするボリュームの値がX、近紫外線のLEDの調光をするボリュームの値がY、その組合わせが 何がしの時に何号相当とかというふうに 定量化出来る筈なのです。

 
 さすがに このLCD表示パネルを筐体に取付ける穴は、ドリル+リーマーという訳にはいかないので、いよいよ ニブラーを買って来なきゃダメだなぁ…
 
 








 このデジタルの電圧計は 秋月電子さんに もう出来あいの物が安価で売っているので、あとは自分の測定したいレンジに合わせて 基板上のジャンパーの設定を行うだけ。
 
 でも、これが意外に細かな作業です。ユニバーサル基盤にLED付けるのとは 訳が違います。


 また、このデジタルの電圧計は 電源として DC5Vを直接引込んで使用出来るので 今回の自分の製作するコントロールユニットに 簡単な設定で そのまま搭載出来るんです。






ふたたび LEDパネルの製作を開始! はじめの一歩







 今回は 思うところ有って 前よりもコンパクトに作ります。
 コンパクトとは云っても、もちろん 4×5を 余裕を持ってカバーする位のサイズで…。
 まずは ブルーのLEDのラインが 1通り完成。点灯チェック… 問題無し!





 
 次に 近紫外線のLED…。このLEDの出す波長は 本当の紫外線の領域には入っていないので まだ普通に紫色に見えるんですね。(この写真では 結構クドい位の紫色に写っていますが、実際は もっと爽やかな感じの紫色です)
 
 取り敢えず 引き続き製作を進めることに致します。結果は どうなりますやら…。(って今度こそ上手く出来ないと ヤバいんですけど…)


2013年4月30日火曜日

2013.04.28. つれづれ


 自分にとっては 連休初日… 取り敢えずは 引き続き LED光源を使用してのテストプリントからのスタート





 自分は最近は 印画紙の現像液にはKodakのポリマックスT デベロッパーを愛用している。

 人物のポートレートなどを 柔らかい感じに仕上げたいときには ILFORDの 同じ水で希釈するタイプの現像液を使用する事も有るが、基本的にはコレ。

 ILFORDの物よりもストロングで、黒の深さが容易に出る気がするので…

 今回は、前回のテストプリントが 思っていたより 余りにも眠いので、通常 水と 1:9で希釈して使用するところを、1:4の希釈で使用してみることに…





えぇ〜…結果は 散々で ダメなものはダメ…(-_-)


 仕舞いには マルチグレード紙用の 諧調フィルターかまして 強引に焼こうとする始末…

 それでもね…、ダメなものはダメだったんです。

 







 こりゃー 道を誤ったな… 来た道を戻って 別なアプローチを考えなきゃいけないね…

 いっぱいLED くっ付けたけど…、これじゃ完全に人柱だね…(このままいくと緑のLEDは完全に無駄になっちまう…こっちのが高かったのに…)







 生み出された 眠いプリントの数々…

 ブルーのLEDからは 或る特定の範囲の波長の光しか出ていなくて、その波長の光で反応する部分だけを利用すると このネガでは こういうトーンのプリントが出来上がるという事なんでしょう。

 でも、上の写真では 真ん中のコンクリートの部分を見る限りでは 結構 軟調な部分のトーンはそれなりに出ているんですよねぇ…

 そして 元々或る特定の範囲の波長の光しか出ていないので、号数フィルターをかまそうが そんなに変わりはしないし(その中でも一部フィルターによって カットされる 帯域は有るかも知れない)、黒く焼こうと思って露光時間を延ばしても コントラストは変わらず、全体的に濃くなっていくだけ…という事でしょう。

 緑のLEDはさらに長い波長の光で もっと軟調な部分を請け負っていると思われるので、このままいけば よほど硬調なネガをプリントするのでなければ 無駄になってしまう公算が大ですね…

 元々のZONE Ⅵ 引伸し機には 冷陰極管が使われていて、ブルーであろうが(こちらについてはそもそも僕の個体のは最初から潰れていたので 実際ブルーの色をした光であったかどうかは判らないんですが…)、グリーンであろうが 多少なりとも それぞれから紫外線や近紫外線が出ていたか、或いはブルーの方の冷陰極管が 近紫外線域よりのものだったのかも知れません。


 落ち込んでばかりはいられないので、ブルーとグリーンのLED光源パネルの方はそのまま残して置き、新たなLED光源パネルを製作することにします。

 今度のパネルは、ブルーと近紫外線域のLEDのハイブリッド。自分が普段常用している ILFORDのマルチグレードのバライタ紙のデータシートを ネットで観たところ、その分光感度分布のグラフのx軸側のスケールは、400nmから始まっており 近紫外線域の光を放つLEDを用意すれば十分なはず。

 また、そのデータシートの注意書きには 多階調紙用に設計されていない冷陰極光源(冷光源)やキセノンライト光源では コントラスト範囲を低下させることがあります …と書かれています。

 今回のケースはまさにそれに当たるのではないでしょうか?










 早速、秋月電子さんにネットで ブルーと近紫外線のLED そしてその制限抵抗を発注する。

 今回は 総ての回路が 5Vの単一の電源から電力を供給出来る様に 制限抵抗も最初からしっかり計画して算出、発注する。

 ただ今回も 面倒なので秋月さんで一緒に スイッチングACアダプタを発注。家庭用のコンセントからそれで引き込み、さらに筐体内に組込むスイッチング電源ユニットで 5V固定の電圧に変換予定。これも 最初から取付けるLEDの数、流す電流の量から 最大定格を算出し、ブルーと近紫外線の両方の回路の電源が賄える様に 容量に 余裕を持ったものを選ぶ。

 そこまでいくと 自分の頭の中に 朧気ながら 一応 今回のコントローラーユニットの構成が出来上がるので、気が早いのだが 新たに買って来ていて 途中まで加工していた ケースの加工を進める。







 また 懲りずにパルスコードの制御による 調光回路の組込み(筐体BOXとの摺り合わせ)をしているところ。

 以前の記事から観ていただいている方は 御存知かと思いますが、ここには ある一つの問題が発生しているのです。

 僕はとある本に載っていた調光回路をそのまま作って流用しているのですが、1列位の量のLEDなら問題ないと思うのですが、いま使っている2SC1815というトランジスタでは 250個ものブルーのLEDを 思った明るさでドライブ出来ないのです。
 
 何度も点けたり消したり出来るところからすると 壊れはしない様なのですが、ドライブ出来る電流の上限にすぐ達してしまうようで、上の写真では 既にボリュームを一杯迄 廻しきっているのですが、このLEDの数では ここまでしか照度が得られないのです。
 






 ちなみに 5V固定出力のスイッチング電源に直接繋ぐと 制限抵抗が470Ωと大きいんですが この位の明るさで 点灯するんですよね…
 
 (5V-3.3V) ÷ 3mA ≒ 470Ω 





2013年4月27日土曜日

2013.04.27. つれづれ


 取り敢えず 黒いボール紙で ネガキャリアの製作。

 早速セットして 試し焼きの続きを始める。



























   
 

 取り敢えず ボール紙でって云ったけど、では恒久的にするには どの様な材質でどうやって作ればいいんだろう?



 自分の工作能力では 見当もつかない。いっそただの板ガラスでサンドイッチすればいいかもしれないが、それでは平面保持性は素晴らしいだろうが、マスクに相当するものが無いので 周囲の素抜け部分からの大量の光線に影響されてダメだろうと思う。

 focomatⅡcのように ネガマスクとネガキャリアの2段構えにすれば良いのだろうか?



















 


 















 
 やはり眠いし カブってしまっている?

 


 
 
 

2013年4月26日金曜日

2013.04.26. つれづれ


 今朝はまた試し焼きをしたが、出来た印画からすると やっぱり試し焼きであれば 取り敢えずブルーのLEDのラインだけで出来そうなので、ACアダプタから LED光源パネルへ電力を送る部分の回路やら何やらを ブレッドボードを使い続けるのもなんなので、取扱いやすい様に アルミケースに組込む事にした。

 電動ドリルなども持っていないので、ピンバイスで穴を開け 少しづつリーマーで穴を拡げていく。

 今回は、既に スイッチも付けてみたが(配線は未だしていないが…)、素人の単純な疑問として… コレって アルミの筐体と これで絶縁出来てるん?座金も どっちを表側に使うのが 正しいんだろう?

 穴を開けるのは正直時間が掛かるが 今はまだ楽しい。ホントにパーツがひとつひとつ筐体にくっ付いていくから…。でも、そのうちリーマーで穴を拡げていく作業は 地道過ぎて 苦痛になると思う…(-_-)。

 ピンバイスで穴を開けるトコ迄は 訳無いんだけどね…






 最初、TAKACHIのこのケース…、 ビニールで ピシッと ラップされていて質感掴めないので てっきり黒い部分は プラスチックだと思っていたよ…

 このケース、リーズナブルで大変よろしい。あんまり高いと 一つ一つ穴を空けるのも 慎重になってしまって 工作が思うように進まないと思うな…。こういうのって 時には勢いでやっていく事も有るでしょ?


 







2013年4月25日木曜日

2013.04.25 つれづれ


 今朝 思うところが有り 再度 試し焼きをしようと試みたが、トラブル続き…σ(^_^;)

 やはり 素線むき出しの 髭ぼうぼう状態の中途半端な形で使おうとしたのが間違い。

 スイッチを入れても 点灯したり、しなかったりの繰り返し。点かない時というのは 何処かショートしてしまっている。






 さすがに そんな状態で続けていては怖いので(実際 火花出たし…)、余分な線は思い切ってカットする事にした。







 実を云うと、ここに至ってさらに頭を痛めているのが、入力のスイッチング電源の電流容量の少なさ…。

 自分は 秋月さんの電圧を可変出来る スイッチング電源のキットを使っているが、そのスイッチング電源のキットへの入力も 安価に購入出来るからという理由から、これまた秋月さんで購入した スイッチング方式のACアダプタを使っている。

 そのスイッチングACアダプタの出力は 24v 2.7A。

 それを前述のスイッチング電源のキットを通して 最後のボリュームで 8Vに落として LED光源パネルへと電力を供給している。

 自分は、並列接続した 各LEDに 取り敢えず10mAずつ流すべく 8Vという電圧を設定したが(8V-3.3V) ÷ 10mA = 470Ω 、電流量を 20mA位に上げるべく 12Vにあげて接続してみたが…点かない… σ(^_^;)

  今、基盤に付いている青のLEDの数はざっと250個程。10mAの電流が流れたとすると、250×10mA = 2.5A で一応 ACアダプタの出力の範囲内でまかなえることになるが、仮に1個当たり 20mA位に上げてみると、250×20mA = 5A の容量が必要になる。

 実際 それが原因と思うが、結線してスイッチを入れても ACアダプタ内の保護回路が働くのか ACアダプタが機能しなくなる。通電状態を示す 緑色のLEDのインジゲーターも消えてしまう。ポリスイッチか何かで出来ているのか 外して少ししてから電源を入れ直すと復旧しているが…













 アクリル板で作った LED光源ユニットを収める筐体部分。

 光を拡散させる為に これまた 乳白色・半透明の2mmのアクリル板を嵌め込んでいる。

 LEDを点灯した状態で アクリル板を見ると ムラが有るのが判るが、先日の 試し焼きのプリントからは それは判らなかった。

 場合によっては 間にもう1枚 アクリル板を 追加しても良いかも知れない。

 そして、ここでも予想外だったのが、筐体の側板の一部に 2mmの黒いアクリル板を使っているのだけれど、LEDの光源をつけると ほのかに明るくなるので どうやらほんの僅かの光を透過してしまっているらしい事。

 でも、コレは多少見てくれは悪くなるが 上からその部分にパーマセルテープを貼ってしまえば良いレベルだと思う。











 夕べからの雨に打たれたのか、もう藤の花が散っている。

 平等院や春日大社を思い出す。



2013年4月23日火曜日

ZONE Ⅵ 引伸機の再生(その2)


 今朝は 段ボールで作っていた LED光源の上蓋を アクリル板で作り直した。


 ただ、それだけ…σ(^_^;)






 昨日、豚の尻尾といったけど、実を云うと 僕のZONE Ⅵ 引伸機は、まだ完全な状態になっていないので、こいつにも豚の尻尾が付いている。






実を云うと、これはアンカーを吊るすワイヤー。


 この先端の輪っかに アンカーの付いた金物を引っ掛けて(あれ?こっちにはヘッドを繋げるんだっけ?) ヘッドのエレベーターになっている支柱の中に吊るし(支柱はアルミ押出成型品?で中は中空になっている)支柱の最上部の滑車に通してヘッドと繋げ、丁度 つるべ落としの要領で バランスをとる様になっている。






 もう半月以上 シートフィルムの現像をしていない…σ(^_^;) こちらも再開させなきゃ…だいいちカットホルダーを空にしなきゃ 次の撮影にも出掛けられない…






 その後の確認で やっぱり輪っかの付いている方に アンカーを吊るす事が判った。







 支柱はこんな風に 中空になっていて、コンクリートを打った時のテストピースの様な形をした 円筒状の重り(物凄い重さ!)を中に落とし込める様になっている。

 引伸機の構造というのも大変だなぁ… と思うのは、大きいプリントを 製作しようとすると、ヘッドは上へと上がって行き 台盤に投影される像にとっては、映し出してくれるヘッドを支えてくれている支柱の存在が邪魔になる。










 ZONE Ⅵ 引伸機の方の支柱は下に行くに従って 後ろに後退するように傾斜を付けて取付けられています。

 でも、その傾きは それ程急には出来ないでしょうから ヘッド部は 支柱から大分前方に せり出しているのが判ると思います。







 一方のfocomat Ⅱcの方は ご存知の通りパンタグラフ式になっていて 上の写真を見る限りでは 支柱とヘッドが離れていて いい感じに見えると思いますが、実際は使って来て 不便な点も感じています。

 focomat Ⅱcに限って言うと 四切位の倍率に伸ばすのであれば、非常に作業がし易いのですが、あまり 引伸ばし倍率が低く 小さいプリントになると ヘッドが下がって来て 尚且つその位置では ヘッドとパンタグラフの位置が近い為に 手旗信号の様に手の平を駆使して覆い焼きする時に邪魔になって 途中に手がパンタグラフに当たって仕舞わない様に神経を使ったり、そもそもヘッドが折り畳まれたパンタグラフの方に行くので 手前の(自分の方の)台盤のフチから遠くなり 結局それはイーゼルを置く(紙を置く)位置も台盤のフチから遠くなるので 作業がし辛くなります。

 もっとも、自分は お座敷暗室で 畳にすわって 座卓に載った引伸機で作業して居ますので、テーブルに置かれた引伸機で 椅子に座ったり、或いは立って作業をされる 方々の参考になる話では無いかもしれません。