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2013年9月7日土曜日

2013.09.07. プリント


 今朝もほんの少しだけだが テストプリント。




 今日は 11×14inchに焼いたのは 僅かに2枚だったが、Polymaxも直前に希釈したし(今日は1:7) 覆い焼きも チョッと落ち着いて考えて施してみた。

 まぁ、今現在の自分の腕なりに そこそこ上手く焼けているんじゃないだろうか…(とは云っても 不満な部分は幾らでも有るのだが…)。






 最近の自分は、たまに このBlogにもその画像をアップした事が有ると思うが、まず 実際にこれから焼こうとするサイズの印画紙そのものを 1/3~1/4に鋏で裁断したものに 段階露光を施してテストピースを1枚作成し そこからイキナリ本番(といっても 前にも述べている様に これは16×20inchの本番プリントに向けた布石に過ぎないけれど…)に挑む。

 そのテストピースは そのカットに於いて一番重要な被写体について作成するので、それについては イキナリの1枚目でもそこそこのプリントが得られる事は有る。

 でも やっぱり その小さなテストーピースでは 画面の隅々まで情報が得られていないので、その本チャンプリントを手がかりに さらに焼き込んだり、それに伴って焼き過ぎになってしまう様なところには 黒い紙片を用いて遮ってやる。





 
 仕事から戻って来て 乾いたプリントを見る。

 やはり focomatで焼いていた頃に比べてると 薄っすらと靄が掛かっている様で輝きを感じない。







 このBlogを見て下さっている方々には直接参考にはならないが、このプリントのベース露光は9秒。そこから部分的に焼き込みを施して追い込んでいく。

 ただ ここで知って欲しいのは、焼き込んでいったからと云って 決してイイモノになるとは限らないということ。

 僕の経験からして(これは現時点での 僕の感じている暫定的な値だと思って欲しいが…)もちろん絵柄にもよるが ベース露光に対して その1.5倍以上の時間 焼き込むと その部分は最初のベース露光だけをかけた部分にたいして 上手く説明出来ないが、濃度は出ていてもトーンが詰まった様に感じられて(純粋に硬い柔らかい 或いは2号or3号という感覚とは若干違う様に感じられるので…) 画面全体に統一感が無く ちぐはぐな印象を受けてしまう。

 この感じ 分かって下さる方は 分かって下さると思うのだが、例えば上の写真において(iPhoneで撮った拙い画像で判断していただくしかないことは 誠に申し訳なく ご容赦願いたいが…) 多宝塔の庇の下の建具の辺りは ベース露光の9秒位で焼いていると思うのだが、それに比べて倍近くかそれ以上の露光をかけている そに横の画面の上から下まで幹が通っている木の辺りは トーンが詰まった様になっていて それらを1枚の写真として見た時に トーンが統一されておらず 自分には ちぐはぐな印象を受ける。

 そもそも、僕の作ったネガ自体が濃すぎるのだろうか? このカットについては そんなコトは無いと思っているのだが…。

 多分ベタ焼きなら問題無いプリントが出来ると思うので、これも散光式になったとは云え キャリエ効果の影響をモロに受けている…と云う事だと思うのだが…。















2013年7月12日金曜日

2013.07.12. フィルム現像


 ここのところ 1日置きのペースでフィルム現像


ILFORD DELTA100(4×5)

前浴:19.5℃------2分------22.8℃ 

現像:19.6℃-----HC-110(B希釈(1:7))-----4分35秒------22.0℃




 ここ最近は 早朝の一番気温の低いと思われる時間帯に現像するも 水温の高さに悩んでいる。

 前回までの ここ3回(夏休みを利用した撮影旅行に備え4×5の現像を再開した)のネガは 総て過現像気味。

 それでも、徐々に 時間を減らしたり 液温を下げて 現像を調整していって 今日は 自分が見た限りでは 何となく良い感じに 仕上がった。

 前にも書いたかも知れないが 自分は極力 前浴はしたくないのだが、ロータリーチューブ内の温度を調整する意味で 仕方なく行っている。

 DELTA100のHC-110(B希釈(1:7))での標準現像時間は 6分なのだが、なかなか20℃の液温を維持し続けるのは難しく







2013年5月22日水曜日

2013.05.22. フィルム現像


 久しぶり(10日ぶり位)にフィルム現像をした。







 このフィルムは、去年のお盆頃に撮影したもの。

 もう少し 放って置いたら 1周年を迎えてしまうところだった…σ(^_^;)。

 よく写真の本に 潜像退行について 書かれているが どうなんでしょうね?

 実感したコト無いので…よく解らない。フィルムは 生ものとも よく言われるし…

 でも、自分はそれ以外の部分で(例えばフィルム現像のやり方であったり)もっと影響の出る 良くないコトをしている様な気がする。

 はじめての D-76やHC-110も 水に溶解して 使用液にしてから 大分経っているので、もう少ししたらフィルム現像も 本格的に再開しなければと思っている。

 今朝 少し驚いたのが 浄水器を通して出て来た 水道水の水温。もう既に22℃だった。

室温に馴染んでいた D-76に至っては、25℃にもなっていたが 時間に余裕が無かったので いささか強引ではあるが、そのまま現像σ(^_^;)。

25℃でスタート。流水でタンクを 冷やしながら現像したので 5分後の排出時の温度は 23.5℃であった。

季節は移り替わり もう現像に 氷や冷水を用意しなければならないシーズンになっていたのですね…。








 暫くぶりの現像だったというのに、定着液は 新液でなく 何週間か放置していた 使い古しのRAPID FIXERを使用。
 
 それが原因かどうか判らないが、その後のタンク内水洗の排出水の色は、いつもならもう少しピンク色がかっているのだけれど、今回は いつもより青っぽい色をしていた。
 
 その後も排出した予備水洗水が ピンク色がかる事は無く、今度はkodafixにて 3分チョット定着。
 
 この時点で 若干ピンクステインが 抜けていたかどうか判らないが、最後 本水洗を済ませて 吊るし干しした時は、ピンク色は殆ど判らない位になっていた(もっとも、ベースフォグがいつもより少し濃いめでよく判らないのかも知れないが…)
 
 上の方の写真(冒頭の写真)は、若干ピンク色に写っているように感ずるが、iPhoneのカメラの写りの問題で、実際はここまでピンク色がかってはいないのである。




2013年5月5日日曜日

2013.05.05. プリント


 今のLED光源パネルでも焼けそうなネガを 引続きプリントしてみることに…







 明らかに focomat Ⅱcで引伸ばしていた時とは トーンが違う。

 これが散光式ということなのだろう。

 今回 自分の手持ちのネガの殆どは 軟調になり過ぎて上手く焼けなかったが、引伸機のタイプが 散光式に変わったので そもそも同じネガであっても 今までより軟らかい印画になってしまうという事なのだろう。

 ネット上のどこかの情報なので うろ覚えなのだが、Kodakのフィルムのデータシートの現像時間は 散光式の引伸機でプリントするために適したネガ濃度が得られる値だと 且つて見た記憶が有る。

 今回 以前にfocomat Ⅱcで焼いていた頃には、覆い焼きを駆使せねばモノにならないと思われた様なネガでも、少々の覆い焼きで ある程度モノになってしまうのには 正直驚いた。

 今、本当に自分で手にしてみて(所有して)実際に使ってみて 本などに書かれている 散光式の特徴、独特のトーンというのを 身をもって感じている。

 その違いは 今のところ 僕にとっては これもよく本などに書かれている事だが、一概にどちらがいいとは 簡単に言い切れない。それぞれに良さが有る。

 ただ 結局 世の中 何事においてもそうなのだろうが、僕は やはり最終的には何でも自分ひとりでやって見なければダメだと思っている。今回の引伸機の方式の違いについても 自分でやっていれば 先達が書き残して下さっていることも、言葉では上手く言い表せないような違いも 自ずと理解する事が出来る。

 でも、いずれ近いうちに 集散光式と散光式の違いについて感じた事を 自分なりの言葉で綴ってみようと思っている。上手く書き表せないし、上手くは伝わらないかも知れないが…(ただ 上のiPhoneで撮ったプリントの写真には 一部その片鱗を覗かせていると思われる部分も有るので 自分は…という方は 注意して観て欲しい)。








こいつも 焼いてみたけど…ちょっと浅いかなぁ…



 もちろん ベタ焼きは綺麗だし、8×10位のネガサイズになれば ベタオンリーでもいいかもしれないけど、やっぱり引伸ばして サイズが大きくなるとベタ焼きとは 印象が違うなぁ… 。

 僕は実際にその場所に立って撮影しているので、そのスペースを体感しているからかも知れないけど、ベタ焼きや8×10に伸ばしていた時は 完全に客観視というか カタログ冊子の写真を見ている様な感じだったけれど、 11×14位になると この時はこんな光だったなぁ…そしてその光ではここはこんな感じに写真上に再現されるのか…とか撮影していた時と今プリントを見ている自分が 時間を行き来している と云うか プリントに入り込んでいる自分に気付く。

 
 もっとも これらは建築を撮った写真で ただ単に ようやくこのサイズになって その塔なりスペースの スケールを感じるようなサイズにようやくなった…というだけのことかも知れない。

 でも 今日の僕は、引伸ばすのも有りだな…引伸ばして新たに感じられるものがあるなら 引伸ばす事 その技術を磨く事にも意味がある…と感じた。

 
 いずれ 気に入ったものは さらに上のサイズに焼いてみようと思う。 さらに上のサイズのプリントには さらに自分が入り込めるような錯覚を感じ、新たなスケール感を感ずるのかも知れない。

 
 実際、3月の二川さんの写真展でも、確か滋賀県の民家を写した写真だったと思うが(そのコマは恐らく 三脚据えてカッチリ撮られた様なモノではなく、半ばスナップの様な感じで捉えられたモノだったが)、いま自分がこの写真を観て得られた感覚(スケール感)は、このサイズ(かなり大きい)で プリントされていなければ 得られなかったろう…と明確に思わせるモノが有った。

 普段 自分は比較的プリントに近寄って凝視してしまうが、(その人がどの様にフィルム現像して それはどんな粒状をしているか、そして どの程度シャープな印画が出来ているかに興味が有るので…もっとも引いて観てみる事も忘れないように心掛けているが…)その時の写真は しっかり引いて観た。これくらいの鑑賞距離をとって観たときに得られるスケール感が 実際の撮影された時の感じに近いのでは…そんな事を感じ 幾度と無く 近寄ったり 引いたりして観てみた。本当にその写真が 展示されていた中では カッチリ撮られた様な感じではなく スナップ的に感じたので 自分にとっては意外なかんじだった。

 
 明らかに 広角レンズで撮られたようなモノではないので、撮ったレンズの焦点距離というのも もしかしたら 鑑賞距離に関わってくるものなのだろうか…

  







 ここのところ プリントするのも億劫になって しばらく停滞していたが、調子が上がって テストピースも本来の自分らしくなって来た。

 自分で日々プリントされてる方の中には、同じような事を感ずる方もおられるかも知れないが、一度 面倒な気持ちが芽生えてしまうと 段々億劫になってしまって 元のコンディション(モチベーション)に戻すのは大変な事だ。









先にも書いたが、この塔の写真のトーンなど 今まで経験した事の無い感じだ…







こいつは やっぱ今の ブルーのLEDオンリーのシステムじゃダメだな…





2013年5月1日水曜日

ZONE Ⅵ 引伸機の再生(その3)


 ふと振り返ってみると、連休初日のネガは 自分の中では 軟調な部類であり、そのネガでも 何とか1号程度に焼けている物が有るので、濃くて硬調なネガであれば 現状のLED光源パネルでも 十分イケるかも知れない…という考えが 浮かびました。





それで、昨日の朝 前よりは濃度の濃いネガでプリントしてみました。

結果は 上の写真のとおり。

いつも自分が 好ましいと思ってプリントして来た位の 硬さに焼けたんです。



 このネガは シャドウを基準にして露光。それに対して 現像のプロセスでは 現像液の強さや現像時間を加減したりしていないので、やはり被写体に依るとは思うのですが、普通の人のネガよりも 濃くなっていると思います。


 晴れた日の 午前中に撮っていますが、上空から この木立で囲まれた中には殆んど陽が差し込んでいないため、ネガのコントラストは さほどでは無いかもしれません。(もちろん空は凄い濃度ですが…)







 いつも思うだけれど、この慈眼院 多宝塔 何でこんなに真っ黒いんですかね?

 一見 このモノクロの写真だと素木だと思われるかもしれませんが、檜皮葺の屋根の下の組物などには彩色が残っています。(ベンガラ?)

 この建物は黒いので いつも撮影で露出を決めるのにも悩むし 出来たネガをプリントするにも難儀します。でも、何枚ものプリントを作り この建物には プリント術という事で 考えさせられ 教えられたコトも有るんです。







よく 国宝建造物について書かれた本の中などに この多宝塔が紹介されているのを見ると、切石の基壇と縁束部分が高く 全体の美観(バランス)を崩してしまっているのが惜しまれる…とかって書いてあるでしょ?

 確かにその通りだけれど このオーソドックスに 正面から撮った僕の写真では そんな事感じないでしょ?







 何でこんな写真を載っけたかと云うと…、この右隅に写っている木立のトーンが 何かパッと見て一番 DELTA100らしく感じたので…





すっかり気を良くして 今朝は 大四ツ切で焼いてみました。


 僕の作ったLED光源パネルは 万能では無いけれど ネガ濃度やコントラストに依っては十分なプリントが得られるものも有る。(もっとも、自分はネガ濃度を測定する機器を持っていないので 今までの経験や 焼いてみたネガとの相対比較でチョイスして焼いてみるしかないんですが…)

 でも、自分は此処に一応 4×5のネガを引き伸ばす環境を得た。撮影から作品作りまで 感剤やそれを処理する薬品さえ有れば(それらはわざわざ買いにいかずとも、ネット通販で購入すれば 勝手に自宅に届く) 撮影を経てその後のプロセスは 一環して自宅でひとりで行うことが出来るようになった…と云っていいんじゃないでしょうか…。

 今回のプリントは 一応 自分にある一定の満足を与えてくれるモノでした。チョっと 僕も云い切れないところがアレなんですが(そもそも…今回のプリントが素晴らしい!とまでは思っていないですし…)、多分ブローニーのときより緻密な繊細なプリントになっていると思いますよ…。

 さらに大きいサイズにも伸ばしてみたいんですが、16×20のプリントは大変でしたから、そのうち腰を据えて 取り組んでみようと思っています。






最後にひとつ…


 僕は最近もっぱらILFORDの多階調のバライタ紙(光沢)を使用していますが、定着液はILFORDのデータシートどおり RAPIDFIXERだけを使用しております。

 以前には 前にもこのBlogでふれたかも知れませんが、値段が多少安いので 中外のMY FIXERを使用していました。

 或る時、たまたまILFORDの純正品であるRAPIDFIXERを使用して、説明に書かれてあるとおり、長く定着し過ぎたりせず 新鮮な定着液でサッと短時間で確実に(もちろん絶えず攪拌!)定着してみたんです。

 すると光沢が違うような気がしたんです。(単なる印画紙の製造ロットによるバラつきかも知れませんが…実際上の方の写真で判るように 8×10と11×14では何かツヤが違いますので…)

 それ以来 RAPIDFIXERだけを使用しております。でも本当に 上の写真の様に 輝くような艶に仕上がりますよ。
 
 
 ただ、よく写真の本に 単ハイポ定着されたプリントは美しいと書かれていることが有ります。(迅速定着液や硬膜剤の添加された定着液で処理したものより美しいと…)
 
 
 
 
 正直、結構 興味が有って 気になっているんですよね…
 
 
 
 

2013年3月30日土曜日

2013.03.30. フィルム現像


  今日は 320TXを R09 ONE SHOTの 1:50 希釈で 現像してみた。

  現像液の温度は、19.8℃でスタート。前浴無し。

  排出した現像液の 液温は、20.1℃だった。




 並行作業していた はんだ付けの作業に夢中になっていて、14分で 現像を終了させたかったのに、我を忘れて 18分してしまった。

 かなり濃いネガになってしまったかなぁ…と思っていたが、出来たネガのガンマは それほど上がっていなかった。

 毎日、毎日 似た様な写真だけれど、こうやってBlogにつけていると、記録として残るからねぇ… 何か小さなメモに書き留めていったとしても、迷子になってしまえば 失われてしまう。

 その点、Blogの記事にしてしまえば、日付も 実画像も 一緒に記録できて、PCやiPhoneから いつでもアクセス出来る。便利な世の中に なったものだ。

 それにしても、シートフィルムって 何コマか まとまっている訳でもないし、ナンバリングもされてない。ちゃんとファイリングしないと 本当に判らなくなってしまう。何か いい方法が 無いだろうか…。






 今日は 1枚 フィルムが中の方に入り過ぎて 取り出すのに難儀した…σ(^_^;)。


2013年3月11日月曜日

2013.03.10. フィルム現像 D-76を食す


 今まで 喰わず嫌いだった(?)D-76を 初めて使用した。

 ネガは 少し濃いめ。今迄 やりたくもないのに JOBO DRUMの内部を 温める意味で 前浴して来たが、春が到来し、前回の現像の時より、室温も 水温もだいぶ上がっている。

 もう そういう意味での 前浴は 必要無いかも…

 元々、ステンレスの タンク現像では それごと ちゃぷんと 水に沈めて 温度調整しておけるので、自分は 前浴は 一切 行っていない。









D-76を溶解してから 現像するまで 少し間があいたのは、初っ端は 320TXPを 現像してやろうと 思っていて、週末の撮影で ある程度のコマ数が 溜まるのを待っていた為。

この前の日曜日 東京にもカメラを 持っていったけど、実際 撮影したのは ほんの6コマ程だった。

その6コマも バラバラに 振り分けて 別のレシピで 現像したかったという訳。






今回 無事 D-76 デビューと 相成った訳だけど、実をいうと 320TXPの現像も これが初めてだったという訳なのです。

もしかしたら、電子工作に夢中になり過ぎて 水に浸け置きする時間が長過ぎたか、古くなったAgガードに 浸けたのが 原因かも知れないけど、320TXPを D-76で仕上げたネガの 乳剤面て 乾くと 真っ黒くて 艶が無いね。

以前、TRI-Xを R09で 放置現像した時も そんな感じの ネガだった様な…



2013年3月9日土曜日

石山寺にて

 ひしひしと 感じている。

 ただ、感じたままに 写し撮れない。

 四角い枠の中に 当て嵌めてみても、ピントグラスの中に それは 写っていない。








2013年2月24日日曜日

2013.02.24. フィルム現像

2013.02.24. フィルム現像




 約1年半程前に買った R09 1Shot。
半年振りに溶解 FP4+を現像してみたが 何の問題も有りませんでした。

 FP4+の定着後のドラム内水洗の排出水。1回目(上)より、2回目(下)の方が 濃い色付き。
色も 薄い紫色で TRI-Xの時に近い色。





 X-TOLで現像した時より 若干 ネガのコントラストが高い気がする。

 このコマよりも 1段露光を切り詰めたものは、切り詰めた分、庇の下の組物の部分の 肉乗りが無く ホントにうっすら。

 空の表情をとるか、組物部分の諧調を残すか、この位になると 焼込みで整えるのは 至難の業。屋根はノコギリ状に 空にくい込んでいるし、木々の枝振りは そのどちらとも シームレスに繋がっているからね。

2013年2月16日土曜日

2013.02.16. フィルム現像

2013.02.16. フィルム現像



 シートフィルムの現像は 面倒臭い。

 ロールフィルムならば リールに巻いてしまえば、あとはタンクに収めるのも簡単で 水洗する時も そのまま気軽に扱える。

 シートフィルムは そうはいかない。ロータリーチューブから 一枚づつ取り出した 裸のフィルムを 丁寧に取り扱わねばならない。トレイに並べて水洗という訳にもいかないので(そんな事したら 気になって 目が離せない!)、フィルムハンガーにセットして シートフィルム用の現像タンクに収めて 水洗している。

 その後は、Agガードに浸した後、吊るし干しするのだが、その際にも結構 神経を使うのです。自分は 乳剤面の像が有る部分は 決してスポンジでは拭わないので、余計な水分が 滴り落ちずに 下に溜まって居ないか…など 観察して(もし 溜まっていれば、ティッシュを こより状にして 吸い取ります)結構 手間ひま掛けているのです。

2013年2月15日金曜日

2013.02.15. フィルム現像

2013.02.15. フィルム現像



 慈眼院 多宝塔 ここからの姿は、かなり端正に見える。

 たとえば、あなたが 日本の古建築や国宝建造物に興味を持ったなら、特にこの建物は、図鑑などで他の人が撮った写真を観て 解った気になっては駄目だ。実物を見なくては!

 今まで 何棟か それを初めて目前にして そう思わせる古建築に 出逢ったが、国宝建造物で…ということになると、この 慈眼院 多宝塔と 飛騨国府の 安国寺 経蔵かな… どっちも 写真で観ると 屋根や庇のボリュームと 平面のボリュームの均衡が 外してしまっているように見えるが、実物を見ると そんなことは無い。(ただ、2棟とも特徴は有る) なるほどなぁ… これを 国宝に指定された方の眼に狂いは無い…と思わされる。

 本当に 見に行くまでは この建物が、日本 3名多宝塔に 含まれるのは 半信半疑だったのだが… 誠に 恐れいりまして ござりまする。




 本当に ネガ濃いなぁ… 相輪 あんまし判らないもんねぇ…。でも試しに1段露出を落としたコマも 現像してみたけど、プリントしないことには判らないが、屋根下の組み物の部分 不安になってしまう位 濃度が薄かったよ…。

 全然 話し変わるけど、写真て何だろう? ブレないで撮れて欲しいと思って撮っているのに、刻として その偶然の産物であるブレに 人は 妙な味わい 柔らかさの様なものを感じてしまうのだから…。

 



2013年2月12日火曜日

慈眼院


 慈眼院。ここは 塔も美しいが、苔も 美しい。




 今回は 真冬の訪問だったけど、苔の緑は 美しい色をしていた。






 本堂の方から見て 陽が差してくるのは、午後も遅めになってから。
この前は クリスマスの頃に 来たけど、だいぶ 日が長くなった気がする。






























 苔の写真 撮ってないけど、意外だったのは、こんな寒い時期なのに 新緑(苔の場合 何と云っていいのか…)の出ている種類があった事。他のものは 冬枯れて 淋しく見えるので それは一際鮮やかで 木漏れ日が落ちると 光輝いている様でした。

 自分も 苔を痛めぬ様に 気を付けないと…。

 

2013年1月15日火曜日

2013.01.15. 16×20inのプリント





 
 ひと月ぶりの プリント。16×20inでの プリントは、やっぱり色々と 大変です。

 バットの大きさに 殆ど余裕が無いので 結構気を使います。
 自分のプリント作業をするスペースのセーフライトは、引き伸ばし機の手許を 重点的に照らす様に 設置していて、自分が 引き伸ばし機の前に座ると 丁度背後にあたるスペースに 現像、停止、定着のバットが並んでいるのですが、いざ印画紙を 現像液に 浸けるために バットの方を向くと、セーフライトを 背にする事になるため、16×20inの印画紙が、しっかり隅々まで 一気に現像液の中に 浸されたのか、ハッキリ判らないのです。
 
 そこで、現像液を バットに いつもよりたっぷり注いで (3ℓ) 深さを稼ぎ、現像液の液面と 角度を付けて 一気に滑り込ませるのです。自分は、現像液の中に 素手を突っ込むのが、嫌なので あくまで そこからの 印画紙の扱いは、ステンレスの ピンセットで 行なっていますが、少しでも 気を抜くと、濡れた印画紙は そのピンセットでの 一点支持の部分から ぐにゃっと折れ曲がり 爪痕の様な 三日月状のシワを残す事になります。
 
 ハッキリ云って この位のサイズだと、ゴム手袋でもして 両手で取扱った方が、無難だと思います。
 ただ、そのまま 停止、定着をして そのゴム手袋のまま現像液に 戻るのは 抵抗が有りますし、そもそも 次のプリントは、印画紙の露光から始まるので、その都度  濡れたゴム手袋を 外したり 付けたりするのは、案外 面倒かも知れません。

 先程、現像液を 3ℓ用意すると 云いましたが、濡れた印画紙の中に含まれて 持ち出される現像液の量は かなりの量です。(8×10の時などとは比較になりません。)

 現像液に 浸すのにも 神経を使いますが、一番 神経を使うのが、現像液から 引き出して 停止液に 移す時です。
 勿論 自分は、十分に 現像液に浸して セーフライトの許では、もう現像が進んでいるのが 判らなくなってから 停止液に 移しますが、それでも 浸すのにもたもたして居ると 停止ムラになってしまっていないか 非常に不安になります。
 (そもそも、印画紙に 多めに露光をかけて置いて 適度な濃度になったら、停止浴させて 濃度が濃くなっていくのを止める様な方法は 間違いです。)


2013年1月4日金曜日

シートフィルムの現像


 シートフィルムの撮影・現像には、ロールフィルムのそれよりも リスキーな部分が多い。

 フィルムを カットホルダーに つめる時、撮影後 カットホルダーから 取り出す時、ロータリーチューブに 詰めて 自家現像する時、ただ、今のところは 現像そのものが失敗した事は無いので、ロータリーチューブの中に 詰め終わって 蓋をすると チョッと安心した気分になる。

 元々、自分には 写真の師匠の様な方は 存在しなかったし、撮影の対象という事までいくと 同好の士 と云う様な方にも 出会わないので、(まさに 孤軍奮闘!)常に 自分で調べ 、学び(盗み取り…(^_^;))、実践していかなければならない。

 図書館の本や 昔の雑誌から 学び取る事も多いが、近年はネット上で 色々な情報が飛び交っているので、銀塩写真を続けていこうと思っている自分には 何より刺激になるし、色々な事を 学び取らせてもらっています。

 自分も 何か提供出来る様な ノウハウが有れば良いのだけれど…(^_^;)

 とりあえずは 日々の 自分の記録として… 他の方の参考になれば 失敗を見せるのも 有りかと…





 カットホルダーに 詰めるときに 変な差込み方をして 斜めになっている。変なふうに 装填しているので、意図した位置に ピントが来てない。

 下部の未露光部は、45FAで無理にアオっているので、蛇腹による ケラれ。







 カットホルダーに シートフィルムを詰め込む(滑り込ませる)のに 難儀して 乳剤面を引っ掻いて 傷にしている。(右側 実際には 爪で引っ掻いて その部分が カブっている)
 
 画面右下隅の未露光部は、これも 45FAで無理にアオっているので、蛇腹による ケラれ。
 
 


 
 
 
 

2012年12月28日金曜日

2012.12.27. フィルム現像


  4×5のフィルムは、現像してそのままに しておくと 場所をとる。

  45FAで 無理にあおって撮ったものは、やはり蛇腹に ケラれていた。

  蛇腹にケラれた部分が たまたまクリップを鋏むのに 丁度 都合の良い余白になっている。(^_^;)



2012年12月24日月曜日

45FA+65mm

  45FAに 65mmのレンズを装着。

  やっぱり 色々 無理があるが 何とか 使えている。(何とか レールの端っこに 乗っかっている)

  アオリを 使っているが、蛇腹で ケラれているかどうかは 暗くてよくわからない。

  フィルム現像するまで 不安に 苛まれるのだろう。








45FA


 実に 15年振りに 45FAを持ち出した。

 LXを 買ってからは、ずっと使っていなかった。
 専用のレンズボードについた レンズは 売り払ってしまっていたので、LXに 使う大判用のレンズはあっても、ボードが無くて 装着出来なかったのだ。

 LX+袋蛇腹で 快適に アオリ撮影していたので、もう使う事は 無いと思っていたし、売り払ってしまおうかとも 思ったが、既に世は デジタル全盛 二束三文にしかならぬのならと 押入の片隅に 無造作に 仕舞われていた。

 旅先でも どうしても アオリ撮影がしたくて 普通のカメラバックに収めて 携行できる 45FAが 頭をよぎった。

 ヨドのネット通販を 調べると 専用のレンズボードが 在庫であった。即注文 ! めでたく 連休に間に合ったのでした。




 自分は ド近眼なのでルーペ不要と思って 持たずに出掛けたが、冠布を被らずに ピントのピークを 見極めるのは ちょっと辛かった…。45FAは 上の写真の様に ピントグラスの 折り畳みフードの部分を 開いて 退けられるので 非常に便利。

 今度は しっかりルーペを持っていこうと思う。(今にして 解ったが…ロングルーペは、ピントぐらすのフードを展開した状態でも そのまま ピントグラスに当てられる様に あの長さが 有るのですね…)




2012年12月18日火曜日

印画紙のバット


 印画紙のバットって 何で みんな寸法に余裕が無いんだろう?

 いよいよ 全紙のバットを揃える 時期が来た?