ラベル 引伸し の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 引伸し の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年12月7日水曜日

Leitzのイーゼル

  比較的 小さなサイズのプリントで4ブレードのイーゼルを使っていると 煩わしく感じる事が多い。























 その点 Leitzのイーゼルは非常に使いやすい。
























 特に 8×10サイズの物は 手に馴染む大きさで非常に使い易い。

 こちらの写真のものは だいぶ錆が浮いてしまってブレードの動きは悪いが使っていて非常に
気持ちが良い。

 僕はこの位のコンディションでも 手にする価値は有ると思います。

 これは8×10サイズの印画紙に引伸ばししている時の状態だけど 若干 台盤からイーゼルが
飛び出しています。

























 ただfocomatで使う分には台盤右にあるレバーでガッチリ固定出来るので 何の問題も
無いけれど…

 写真には映っていますが、最近は引伸しレンズの下に多階調フィルターをかましていません。
 使用しない場合に比べて 僅かではあるが印画紙上の像が甘くなるので…。


























 少し前にも関連する様な事を書いたけれど この引伸ばし倍率だと focomat Ⅰcの場合
羽根を持ち上げた際に パンタグラフと思いっきり干渉します。

 そういう意味では 8×10や四切位までなら Valoyのような引伸機のほうが使い易いと
思います。



2014年1月27日月曜日

2014.01.27. つれづれ


 結局、手持ちのfocomatのヘッドに換装出来る様な形で 近いうちに 散光式か 冷光源の自作ヘッドを作ってみて 使い慣れた focomatで かつてプリントしてみたネガを焼き比べて 自分なりに 散光源式と集散光源式、或いは冷光源でプリントした場合の調子について 考察してみようという事にした。

 最初は何も考えず ただ漠然と頭の中に focomat Ⅰcが思い浮かび、4×5や5×7に比べれば 結構コンパクトなサイズに出来るだろうから 材料代も時間もそんなに掛からないかも…と軽く思っていたけれど、よく考えると focomat Ⅰcはネガを コンデンサーレンズと ネガキャリアで挟み込んで 平面を出して プリントする様な方式になっている事に気が付いた。










 厳密に云うと 僕のfocomat Ⅰc達は コンデンサーレンズの先端にレンズキャップの様に 一台は四角いマスクがきられた只のキャップの様な スペーサー、そして もう一台は アンチニュートン処理したガラスが取付られたフィルターをかます様になっている。(確か、Valoyは後々 コンデンサーレンズ自体が アンチニュートン処理された物に変わって 何か先端にかます必要が無くなったと思ったが その後のfocomat Ⅰcはどうだっただろうか?もう 忘れてしまった…σ(^_^;))






   ならば、Ⅱcのほうで考えてみるか…と思って ヘッドの白熱電球の付いた蓋を開けてみたが 自分の想像していた以上に大きい…σ(^_^;)。

   150φ位の気でいたので、塩ビの排水パイプが 丁度いいかな…と思っていたが、200φ位でないと とても収まらないサイズだ。まずは、しっかり採寸せねば…。

   それにしても、開けた時いつも思うが もの凄いガラス玉が仕込まれている…。このガラス玉の収まっている容器には バケツの様な取っ手が付いていて それを摘まんで 上に引き揚げる様になっているのだが…結構 緊張する…。もし落としたら えらい事だからね…。










2013年9月19日木曜日

2013.09.19. プリント


 ここの処はコンスタントにプリント出来ている。

 3連休に遠出せず 毎日プリントした事が結果的に効いているという事だろうか?。

 写真展まで 出来ればこの状態を維持していきたいと思う。




 以前 Mamiya7で撮ったネガをfocomatⅡcでプリントしたとき、11×14inchから16×20inchのサイズにアップしたとき、引伸し倍率の限界を感じた(トーンが詰まった感じがする)。

 今回 この4×5inchのネガから 11×14inchから16×20inchのZONE Ⅵでのサイズアップでは 11×14inchから16×20inchの拡大率の変化では 印画が大きくなったことによる トーンの詰まった(省略されて滑らかさガ無い)感じというのは パッと見る限り特に感じられない。

 ただ、僕自身は、散光式であるからといって べタ焼きに焼いたときの あの美しい階調が 或る程度の大きい拡大率になってもそのまま維持されているとは思えない。

 2~3倍ではさほど感じないかもしれないが、引伸しは 絶対にキャリエ効果の影響をうけている筈だ。

 ライカで撮ったフィルムをfocomatで伸ばす際にも 8×10inchでプリントされて 軟らかく美しいトーンを持っていたものが、11×14サイズに伸ばした途端に トーンの瑞々しさを失って 生気の抜けたカスカスのプリントになってしまい がっかりする事が良くある。


 16×20inchのプリントを現像して それまでに無い体験と云ったら 大袈裟過ぎておかしいのだけれど、何時もよりよく判った事が有った。

 それは 現像液の処理能力の変化。

 何時もは 最大濃度(黒)がすぐ得られなくなるので、現像液を使い廻す事は 殆どしないのだが、3連休だった事も有り 2日目の夜に 前日のテストピースで得た情報を元に いよいよ16×20inchでプリントする直前に Polymax Tを(1:7)で 2.5リットル程 希釈して用意した。

 その晩は 16×20inchのプリントが2枚と翌日(3日目の夜)にまた16×20inchのプリントを制作する為に 3枚程 11×14inchのプリントを焼いて終了した。

 使い終えた現像液は 容器に移し 空気を追い出した後 勿論 密栓して保存。

 本当は、最大濃度が出ず悔いの残るプリントを作ってしまう方が 精神衛生上宜しく無いし、印画紙を無駄にする方が 金銭的損失が大きい事は分かっていたが、一晩位は問題無かろうと 次の日(3連休の最後の日)も同じ現像液で 16×20inchのプリントが3枚と その後11×14inchのプリントも2〜3枚制作した。

 正直、16×20inchのプリントは 液の疲労を特に意識する事も無くプリント出来た。

 本来なら(1:9)で希釈して使用すべきPolymax Tを(1:7)で希釈した事も 現像液の能力がもつ要因のひとつとして有るかもしれない。

 が、Polymax Tを新調して2日目のプリントを終え また容器に移す際に、細かく黒い針の様な 磁石に付いた砂鉄の様な 細かいこより状の屑が 幾つか溶液中に析出していた。

 コレは いつも経験している事だが、使っているとこの様になって来る。もしかしたら この様な兆候が診られた時点で速やかに廃棄すべきなのかも知れない。

 3連休が明けて次の日の早朝(Polymax Tを溶解して3日目) 懲りずにまた使用。

 ここまで使うと、正直 印画紙をバットに沈めバットの片側を持ち上げたり下ろしたりして傾け 波を発生させてそれを利用して溶液を攪拌させても 手軽だが 黒に深さが出ない。

 16×20inchのプリントの場合 自分も最初は確実に乳剤面に現像液を行き渡らせる為に 手前を持ち上げ バットを斜めにして奥に現像液の溜まり場を作り そこに印画紙の片端をさしてバットを元通りにして 手前に戻って来る流れを利用して 乳剤面に一気に現像液を行き渡らせる。

 現像液が乳剤面総てに行き渡った事を確認したら そこからは ピンセットで印画紙をつまんで連続攪拌。

 但し、時々 バット内の溶液が循環する様に 幾度かバットを傾け 片方に寄せては水平にし 波を発生させて現像液を動かす。




 絶えず連続攪拌 それでも もう処理能力の限界か 黒は一向に締まらず、階調も ふくよかな感じが無くなりべったりとした感じにしかならない。

 観るとバットの下の方には、ステインの様な物が こびり付いていた。

 思えば、単純に面積計算でいっても 16×20inchのプリントは 一度に8×10inchにして4枚分 現像液の能力を消費する事になる。

 それに加えて 紙が大きすぎて それ自身が現像液を含んで 重くなるので、ピンセット(トング?)で抓んでバットから引き出し 次のバットに沈める動作も 折れ曲がらない様に 手早く行おうとするので、停止液の中に持込んでしまう現像液の量も 必然的に多くなってしまうのだ。

 よって、作った量の割には 立て続けにプリントすれば 液はみるみる能力を失っていき、体積も目減りしていく。








 







2013年9月17日火曜日

2013.09.16. プリント


 3連休。プリント三昧…とまではいかなかったが、毎日3〜4時間位ずつ コンスタントにプリント作業をした。

 昨日の明け方 実に半年振り位に 16×20inchサイズの紙にプリントした。

 半年前と比べて 感度低下とか有るのだろうか?と思って心配していたのだが、問題は無い様だった。

 ただ、前にも書いたけれど 11×14inchサイズとはスピードが違う。同じ引伸し倍率でくらべると やはり 16×20inchの方は 11×14inchサイズの8割程度の時間だった。





 僕の所有している 5×7inchのネガまで対応のZONE Ⅵ  引伸機。

 元々 附属してきた4×5inchのネガキャリアが セットすると隙間だらけで 周囲に思いっきり光が漏れる…と言う訳の分からない仕様なので、上の写真は 例の黒色のボール紙で自作したネガキャリアをセットする為に これまた自作のLED光源ユニットを取外したところの図…σ(^_^;)。





 今回は現状のままで作品を制作して写真展に臨むと決めたが、一段落したら コレは流石にマズイので何とかしなきゃ…。

そう云えば、現状のZONE Ⅵ  引伸機の支柱で 何処までの拡大率になるか不安だったが、丁度 得られるイメージのサイズが14×17inch程。

 ちょっと 横方向の余白が左右足して3inchと云うのは 紙が勿体無い気がするが 現状ではどうなるモノでも無いし、プリントが大きいと扱いが大変なので 皺になるのを気にせずにピンセットで掴める様に 慣れない自分には この程度 余白に余裕が有った方が その後も水洗工程が続く事を考えると良いかもしれない。







 どのコマでも たいがい16×20inch最初の1枚目のプリントは 若干濃度が足りなくて失敗したり 全体のバランスも今ひとつな事が多いから 更に細かい焼込みを付け足そうと あれこれ考える。

 2枚目、全体のバランスは 1枚目より改善されているが 弱気な性格も影響してか 全体的に若干 濃く焼込んでしまう事が多い。

 残念ながら今の自分には 金銭的にも 3枚立て続けに 16×20inchで同じネガを焼く余裕が無い。

 気力も無い。既に2枚焼いて満足いかなくて 自分で及第点すらやれなくて ヘコんでいる処に 更にもう1枚失敗してしまったらと思うと…。それを考えると なかなか「じゃあ、3枚目 いってみよう!」という気にはなれないのだ。

 すぐ上の1枚は 黒くトンネルを出る時の様になってしまった。(もっとも 元がそういうシチュエーションの写真だが…)

 写真の絵柄自体も そんなに気に入って無い。

 元々、大判で 結構広角なレンズで撮ると周辺部は 大分暗くなるとは思うが、それでも 上の写真は焼き過ぎだ…。

 焼込みのテクニックを駆使しても 観る人に それを感じさせてしまう様では駄目だ。

 他の人の写真展などでも どんなに良い写真でも 気付いた途端に あざとく感じてしまう。

 自分も日頃からプリントしていて そういう処に常に注意しているので、普通の人より目が行ってしまうし、そういうものを見極める能力は他の人より秀でているとは思うが…。







 
焼込みの手順が この前のようなメモでは後日 日をあらためてプリントする際に訳が分からなくなるので、手順ごとにコマ送りで描き取っていく事にした。

 やはりこうなっていると セーフライトの許でも判りやすい。








2013年9月14日土曜日

2013.09.14. プリント


 この3連休は プリント三昧のつもりでいるのだ…σ(^_^;)。

 といっても、自分は ちゃんとした暗室を持っている訳ではないので、夜中に襖を閉め切って作業するしかないのだけれど…。

 取り敢えず 土曜日(初日)の早朝…



 
 
 まず、ついこの間 現像したefke PL25 ORTをプリントしてみる。




 
 自作のLED光源ユニットは、光が印画紙の感光する帯域(波長)に絞られているし 取付られているLEDの数も多く非常に効率が良いのか ベース露光は5秒。

 もっとも、そこから更に だいぶ焼き込んでいくのだけれど…。

 テストピース1枚目は かなり露光オーバー。(ここの処は タイマーに付いているAEセンサーを活用してない…σ(^_^;))

 でも1枚目を観て 2枚目は それなりに 大きなプリントに臨める様な テストピースが出来た。






 ベース露光は5秒と書いたけれど、要はこの檜皮葺の一番見せたい部分の濃度をその位に抑えたいのだ。

 オルソフィルムで撮影しているので、軒付の檜皮の重なった部分は ネガには殆ど何も露光されていない。もちろんプリントでは真っ黒になるのだけれど、ベース露光の5秒に拘って その部分の黒の濃度が露光不足で浅くなってしまうと、他の部分を焼き込んでいっても 不自然なプリントになる。

 今回はベース露光は僅か5秒だが そこから うまく焼き込んでいけば、その部分の濃度も問題無い様だ。




 甚だ簡単ではあるが、テストピースから 大体どの様に焼き込んでいくか考え大まかな記録を録る。

 セーフライトの許でも しっかり読取れる様に 細いサインペンで ササッと一気に書く。

 本当は 施していく覆い焼きごとに コマを分けて描くべきだろうけど、描き終わったら即プリントに移るので、1コマの中に ごちゃごちゃと描き込んでしまっている。

 やっぱり あまり複雑だと後日このメモを見返して プリントをおこそうとしても訳が解らず 最初からやり直しになる事がよく有る…σ(^_^;)。






 背後の木立の印象が少し弱いかなぁ…と思って 更に濃度を上げたプリントを作ったが、少し濃い?。

 乾燥してみないと何とも言えないが…。

 でも、focomatで焼いていた頃に比べるとドライダウンそのものが ほとんど無いように思えるのだが、気のせいだろうか?。

  それでも、ハイライトの部分は じっくり時間をかけてジワジワと滲み出て来ると思う。





 iPhoneの写真はどうしても濃く写ってしまうな…。

 実物は こんなに黒く無いですよ…σ(^_^;)。



2013年9月7日土曜日

2013.09.07. プリント


 今朝もほんの少しだけだが テストプリント。




 今日は 11×14inchに焼いたのは 僅かに2枚だったが、Polymaxも直前に希釈したし(今日は1:7) 覆い焼きも チョッと落ち着いて考えて施してみた。

 まぁ、今現在の自分の腕なりに そこそこ上手く焼けているんじゃないだろうか…(とは云っても 不満な部分は幾らでも有るのだが…)。






 最近の自分は、たまに このBlogにもその画像をアップした事が有ると思うが、まず 実際にこれから焼こうとするサイズの印画紙そのものを 1/3~1/4に鋏で裁断したものに 段階露光を施してテストピースを1枚作成し そこからイキナリ本番(といっても 前にも述べている様に これは16×20inchの本番プリントに向けた布石に過ぎないけれど…)に挑む。

 そのテストピースは そのカットに於いて一番重要な被写体について作成するので、それについては イキナリの1枚目でもそこそこのプリントが得られる事は有る。

 でも やっぱり その小さなテストーピースでは 画面の隅々まで情報が得られていないので、その本チャンプリントを手がかりに さらに焼き込んだり、それに伴って焼き過ぎになってしまう様なところには 黒い紙片を用いて遮ってやる。





 
 仕事から戻って来て 乾いたプリントを見る。

 やはり focomatで焼いていた頃に比べてると 薄っすらと靄が掛かっている様で輝きを感じない。







 このBlogを見て下さっている方々には直接参考にはならないが、このプリントのベース露光は9秒。そこから部分的に焼き込みを施して追い込んでいく。

 ただ ここで知って欲しいのは、焼き込んでいったからと云って 決してイイモノになるとは限らないということ。

 僕の経験からして(これは現時点での 僕の感じている暫定的な値だと思って欲しいが…)もちろん絵柄にもよるが ベース露光に対して その1.5倍以上の時間 焼き込むと その部分は最初のベース露光だけをかけた部分にたいして 上手く説明出来ないが、濃度は出ていてもトーンが詰まった様に感じられて(純粋に硬い柔らかい 或いは2号or3号という感覚とは若干違う様に感じられるので…) 画面全体に統一感が無く ちぐはぐな印象を受けてしまう。

 この感じ 分かって下さる方は 分かって下さると思うのだが、例えば上の写真において(iPhoneで撮った拙い画像で判断していただくしかないことは 誠に申し訳なく ご容赦願いたいが…) 多宝塔の庇の下の建具の辺りは ベース露光の9秒位で焼いていると思うのだが、それに比べて倍近くかそれ以上の露光をかけている そに横の画面の上から下まで幹が通っている木の辺りは トーンが詰まった様になっていて それらを1枚の写真として見た時に トーンが統一されておらず 自分には ちぐはぐな印象を受ける。

 そもそも、僕の作ったネガ自体が濃すぎるのだろうか? このカットについては そんなコトは無いと思っているのだが…。

 多分ベタ焼きなら問題無いプリントが出来ると思うので、これも散光式になったとは云え キャリエ効果の影響をモロに受けている…と云う事だと思うのだが…。















2013年9月2日月曜日

2013.09.02. つれづれ





 引き続き 11×14inchでのテストプリント

 現像液は Polymaxを希釈したものを 使い廻しているので、黒に締まりが無いのは ご容赦下さい。

 でも、まだ本番プリントの為のテストプリントの段階だし、去年 散々プリントしたので、ここから現像液をま新しくした時の  最大黒が得られた時の調子は 今の自分には 頭に思い描けると思っているので…。






 引伸機が散光式になって 幾分 集散光式の時より焼き易くなるのだろうか…と思っていたが、そんなコトは全く無かった…σ(^_^;)。

 集散光式(focomat)で 焼きにくかったネガ(絵柄)は 散光式になっても 焼きにくいネガだ。

 それらのネガは 集散光式の時と同じ様に 複雑な焼き込みのプロセスを要求される。

 それでも 確かに ネガ濃度の濃い部分においても ベース露光をかけた後の焼き込みをしていく時間そのものは短くて済む気がする。

 ただ、焼き込みの時間が 押せば押すほど 真っ白く抜けて輝きを放って欲しいハイライトの部分にも濃度がのって来て プリントが光を失っていってしまうので、散光式の引伸機でのプリントでは こういう絵柄においては 焼き過ぎは禁物だ。






 結局、何だかんだ云って こういうのが  上手く焼けないのである…σ(^_^;)。

 まぁ、それ程 真剣になれていないという事も有るけど…。

 なかなか モチベーションを高めたり それを維持していくのは大変なのだ…。一度 スイッチが切れてしまうと こんなものだ…。

 このカットでは 屋根と庇が ノコギリ状に 天空や陽の当たっている部分に食い込んでいる。

 この様な絵柄をプリントする時は、こちらも 露光を遮る黒い紙を どういったプロセスで 手を動かして施していくか 綿密に検討し 事前に頭に思い描いて インプットせねばならない。

 それには瞑想と迄はいかないかも知れないが、前もって精神を落ち着け 心をクリアーな状態にしなければならない。(夜更けにプリントし始める時は よくコーヒーを淹れて飲む事にしている)

 そういう気持ちで臨まなければならない…それは分かっているのだが…。

 ただ、上のカットは自分をそんな気持ちにさせて 心を奮い立たせて 挑ませようとさせる様な そんな写真では無い。

 正直、今の自分の問題は フィルム現像とかプリントとかそういう段階では無く それ以前の問題だ…。

 それは、自分が一番 感じているのだが…。今の処は 撮っても撮っても あまり良くなら無いのだ。






 この写真ではよく判らないが、今まであまり真剣に考えた事が無かったが ZONE Ⅵの現状の支柱のままで 16×20inchのプリントが製作出来るのだろうか?

 今現在 写真に写っている状態で 11×14inchサイズを引伸ばしているので ホントにチョッと無理かもしれない。早めにチェックせねば…。

 来年辺りには 20×24inchにステップアップしようと思っているのだが、そうなると さらに別な方法を考えねばならない。

 まず20×24inch対応のイーゼルを手に入れなければならないが、そこからして今の自分には 金銭的にハードルが高そうだ。





 今年の2月に使ったきり しばらく使ってあげていないfocomat Ⅱc…。

 レンズくらいは取り外して防湿庫に仕舞っておけば良いのだが、無精な自分は 半年間も そのまんま…。

 チョッと不安になったので 取り外してカビが生えたりしていないか点検してみた。





2013年8月26日月曜日

2013.08.26. つれづれ


 お盆が明けてから フィルム現像も プリントも停滞気味…。

 まぁ、こんな自分にも撮影を依頼して下さる方が いらっしゃって 先週末は旅行から戻った後 依頼された物件の撮影をして この週末はそのデータ処理をしたり 本を読んだり…。

 それでも、昨日の明け方 久々に プリント作業…。






 フィルムはDELTA100。HC-110は 使い切ってないし、D-76もまだ現像能力が十分に有ると思われるのだが、何かしっくり来なくて 盆明けの再開分からXTOLに切り替えた。

 切り替えた…と云っても XTOLはシートフィルムの現像では 元々 最初から使っていたモノなので 帰って来たというところだろうか。

 プリントは ILFORDのFBに現像液はKodakのPolymax。コレは暫く変わりそうもない。もっと変わった紙を使ってみたいが、今の自分には金銭的余裕が無い。

 16×20inchのプリントを制作した事のある今の自分には 11×14inchのプリントが本当に小さく見える。もっと大きなプリントを制作したいが 取り敢えずこのサイズで 何処をどの程度焼けば全体のバランスがとれるか把握しないと…。

 ちなみに…メーカーのアナウンスでは 紙のサイズは違ってもSpeedは同じだと云っていたと思うのだが、そんなの当てにならない。(以前 焼いた時は 若干違っていた) でも、各部分の相対的な露光時間の差(比)のデータ収集はある程度出来るので…。

 次に16×20inchのプリントを制作する時には、ピンセット(トング?)は使わず 素手でやってみようと思っている。

 いや、他のメーカーの紙の事は 全く知らないが、とにかくペラペラなのだ。

 それにしても 何故ILFORDのFBには 半切が無いのだろう…。

 それでも11×14inchの紙は ある程度 躊躇も無く次々と使える様になったが、16×20inchはそうはいかない。2枚以上立て続けに失敗したら 結構ヘコむと思う。

 そういう時の為に 14×17inchという選択肢も出来れば作って欲しい。







 自作のLED光源を付けた ZONE Ⅵ引伸機で伸ばしたプリント…。

 イマイチしっくり来ないが、今年はコイツで我慢して頑張ってみようと決めた。これで何とか写真展の為のプリントを完成させよう。

 上の写真で見ると、散光式のプリントは 分離が悪くハイライトの部分が周囲の影響を受けて 若干焼けてしまっている。この写真は夏の日差しの中で撮影しているのだ。明るい部分は 真っ白に飛んで何も焼けてなくて それでいいので、もっと光輝いたプリントになって欲しい。

 その後、乾燥させてみたが 正直 focomatでコントラストの強いネガを焼いた時の様な プリントから発散されているのではないかと見まごう位の 光を受けて輝きを放つ様なプリントにはならなかった。

 ただ、前にも触れたかも知れないが 原因はそれだけでは無いかも知れない。今 この引伸機に取付けている150mmのコンポノンは若干レンズに曇りが有るので、それが前から少し気掛かりなのだ。







 それならば、もっとグレードを上げて焼けばいいと思われるかも知れないが、これ以上グレードは上げたくない。

 檜の樹皮の重なった部分のふっさりとした 瓦屋根とは違った柔らかさの様なモノが ガリガリになって失われてしまう様な気がする。









2013年8月12日月曜日

2013.08.12. プリント


ここのところ プリントも1日置き位にしていて なるべく習慣になるようにしたいと思っている。




efkeのPL25で撮影したネガ…。

かなり硬調だったので マトモにプリント出来ないかなぁ~と思っていたが、散光式の恩恵からか それとも何にも関係ないかよく判らないが そこそこのプリントになった。

ただ、本番プリントでは 更に細かな焼き込みを施して 納得行く仕上がりまで追い込んで行く必要が有るけれど…。(ただここから 更に焼き込みたい部分のネガ濃度は かなり高いので 単純に今迄掛けてきた露光時間から 一次関数の比例計算のように 時間を割り出す事は出来ないが…)


今回efkeの 4×5のシートフィルムからの引伸しだが、正直云ってトーンや粒状感に ブローニーと比べてアドバンテージの様なものは 少しも感じられない。

もっとも、それは たかだか11×14inchというサイズに伸ばしているからで(ブローニーのefke  R25からのプリントでも このサイズに伸ばした位では粒状感を感じない。逆に限界(粒状)を感じない…自分の目の能力では 細かい対象が写っている部分においては その境界を明確に分解出来ないので、パッと見は わずかにピンぼけした様な かえって甘い描写に見えてしまう位だ…前にも触れたけれど この感覚、分かって下さる方は どの位いらっしゃるだろう…)16×20inchや20×24inchに 引伸ばせば 明確な違いが 現れるかも知れない。





このiPhoneで撮った写真には 写っていないけれど、画面下の方の濃度が 焼き込んでいる割には 濃くならないのが気になる。

LED光源ユニットの方に 問題が起きていなければいいが…。

今は 11×14inchのサイズでプリントしている。本来なら ひと通りベタ焼きを焼いて そこからセレクトしていくものかも知れないが、僕は 元々コンタクトを焼く習慣が無いので、いつもネガの状態で 眺めて良さげなコマを いきなり引き伸ばす。

どうも16×20inchのプリントを制作してからというもの 11×14inchのサイズが小さく感じる。いゃ、自分の手許に置いて 繁々と眺めるには 手頃なサイズだと思うのだけれど、秋に開く予定でいる個展に飾るには 小さ過ぎてあり得ない…といった感じ。人それぞれ 感じ方は違うと思うし、僕自身の感覚も 変わって行くモノかも知れないが、今の自分はそんな感じなのだ。

 でも正直云って そんな大きいサイズにプリントして マットに収めることは出来ても 額縁の数を揃える お金など到底調達出来ない様に思われるのだが…σ(^_^;)。さて、どうなる事でしょう…。

ただ、今回のプリントで別に決して好感触を得た訳では無いが、ネガを選べば其れなりのプリントは出来そうな気がしたので、一応 今シーズン(秋の個展)迄は 現状の ZONE Ⅵ引伸機でやってみようと決めた。(すぐに 気が変わるかも知れないが…)


2013年8月7日水曜日

2013.08.07. プリント


 もう だいぶ暫くぶりになってしまったが、今朝 プリント作業を再開した。






 上の写真のネガは だいぶ濃くなってしまったコマからプリントしたが、自分が思っていたよりは 普通にプリント出来た…σ(^_^;)。

 ただ、自分としては 全く満足出来るモノでは無い。
 
 このプリントの元のネガは非常に濃度が濃い。口では上手く説明出来ないのだが、このプリントにも濃度の高いネガから起こしたであろうと思われる様な感じ(特徴)が出ている。解る人は 解って下さると思うが…。
 
 



2013年6月16日日曜日

もう一台の focomat Ⅰc(その2)



 先週末は プリントまでもっていけなかったので、引き続き もう一台の focomat Ⅰcの整備(と言うか…僕の場合 唯のクリーニング…σ(^_^;))







 粗方のクリーニングを終えたので、Leitzの純正の総金属製のイーゼルを据えてみた。







 アンチニュートンフィルターが かなり綺麗になってしまったので、ネガに触れさせるのが チョット勿体無い位になってしまった…σ(^_^;)






 iPhoneの写真では暗くてうまく写っていないので よく判らないかも知れませんが、コンデンサーレンズが嵌っている枠の下端に Nという刻印が入っているのですが、それが何を示しているのか、何かの指標になっているのか イマイチよく解らないのです。

ところで、このネガキャリア  純正品では無いのだろうか?アルミで出来ていてやけに軽いので ずっと気になっている。








 そう云えば、このリングを 無くしてしまわない様に 支柱の下の方に落とし込みました。

 これは 元々 厚さ30mm(?)の少しサイズが大きめの Leitzの純正のイーゼルを使用する時に その分 ヘッドを嵩上げするリング。







 そのリングが元々 居座っていた分 パンタグラフの根本の 支柱にしがみつく部分は下に下がる事になるので 支柱の隠れていた 腐食せずに残っている部分が顔を出していて ピカピカ。

 新品だった頃は この支柱の総てが こんなに綺麗だったのだろうか。






 この薄っぺらいリングの意味が 最初はよく解らなかったが、focomat Ⅱcの方は イラストによる解説付きで、Ⅰcの様に 支柱にあいた穴に ピンを差し込むのでは無くガタガタした独特の形状のスペーサーを 上の黒いプラスチックのスクリューロックを緩めて上へ逃がし希望する位置に廻して また固定すれば良いだけだったので、今迄 特に悩む事が無かったのだ。(ここに 25と30という2種類の切り欠きが有ったので 先程のリングの意味が解った)

 focomat Ⅱcの方の切り欠きには イーゼルの高さ以外に もう1系統あり それは何か他の事と関係しているらしい。






















2013年6月9日日曜日

もう一台の focomat Ⅰc


 この週末は もう一台のfocomat Ⅰcを いきなり使いはじめるつもりだったのだが…






 玄関の土間に置いてあったので、家の人に 「早く 何とか してくれ」と言われていた もう1台の focomat Ⅰc。

 早速 自室に引取り 外部のクリーニングを始めたのだけれど、筐体部分は 良しとしても、ヘッドの中のコンデンサーレンズと アンチニュートンフィルターに付着している埃が 凄まじい…σ(^_^;)。

 取り敢えず、土曜の夜は 前から有る方の focomat Ⅰcでプリント。








 前にも書いた事が 有るかも知れないが、この頃の focomat Ⅰcに付いているのは アンチニュートンフィルターではなく アンチニュートンスペーサー。







 取付位置合わせの指標が入っているのが判る。

 それにしても ヘリコイドリングのストッパーの位置が やけにズレているのが気になった。

 ここ最近は、8×10オンリーで 引伸し時には 必ず毎回 ピークルーペで最終確認しているので、あまり気にした事が無かった。

 かつて このfocomat Ⅰcを手に入れたばかりの頃 楽しくて堪らなくて 毎晩大カビネサイズに焼いていた頃の名残りだろうか…




 それにしても、最近はZONE Ⅵしか使っていなかったので、このギザギザ加工のヘリコイドリングを廻して その滑らかさに感心してしまった。

 リングの感触というよりは、グリスの粘り具合を味わっているみたいな…なんか 緩過ぎず 硬過ぎず心地良かった。

 勿論、ピントはピークルーペで確認したのだが、focomat Ⅰcのそれは ZONE Ⅵのそれとは比べて コントラストが高くて ネガの拡大率の違いからか 粒状からピントのピークも 掴み易く これも心地良かった。






 そして… 日曜も夕方になって ようやく僕は 新しい方のfocomat Ⅰcの 残りの部品をクリーニングし始めた。

 部屋が散らかっていて、こういう時の為に買っておいた レンズのクリーニング用品 一式が見当たらないので、その辺に有った クリーニングリキッドとクリーニングクロスで まずは アンチニュートンリングをクリーニング…σ(^_^;)。

 この部品は 普通に観る分には 経年劣化や 傷など一つも見当たらず、僕的には 新同品といった感じ…。かえって こんなに綺麗だと 使い込むのを躊躇してしまいそうだ…。








コンデンサーレンズも 最初は 埃が一杯付いていて汚かったのだが…







 こちらも また非常に綺麗になった…σ(^_^;)。

 埃が一面に付いて 濁っている様に見えたのが 嘘のよう

 focomat Ⅰcは よくこのコンデンサーレンズに秘密が有ると言われる。

 国産の引伸機が そのコンデンサーレンズの姿だけを真似ても 真似できない何かが有る様だ。

 早速 例の宇宙人の頭のようなヘッドの中に 嵌め込んだ。

 でも、ここ迄来て よく考えると こちらには 元々 電球が付いていなかった事に気付いた。








 結局、今 電球を別にもう一つ用意しようか 使いまわそうか 悩んでいるところ…。(引伸機用の電球の値段ってバカに出来ない…)

 実は、この前迄の電子工作を通して 一つ頭の中に妙案が浮かんでいるのだが…

 もし引伸機用の白熱電球が 自分の思っているよりもコストの掛かるものなら ソレを試してみるのも有りかも知れない。でも、その為には またハンダごてをその手に握らねばならない…σ(^_^;)。