写真展まで あと5日程だと云うのに、まだ悪あがき…σ(^_^;)。
2013年11月5日火曜日
2013年9月10日火曜日
Maniya7のファインダー
Mamiya7の43mmの外付けビューファインダーは 覗き込むと上の写真の様になっている。
勿論、フレーミング出来るし 水準器が付いているので 或る程度正確にカメラを構える事が出来る。
また、上の写真では少々判りにくいかも知れないが、絞り値を確認する事も出来る。
そして もう一つ 本来意図された使い方では無いだろうけど 非常に役に立つなぁ…と思う事が有る。
それは カメラが揺れ動いていないか細かく確認出来る事。
また本来水平方向を確認する為に水平に付いているモノなのに ファインダーに組込まれていて 鏡に反射されて 上からで無くて 自然に水平方向に覗き込める様になっているので すこぶる見易いのだ。
三脚に載って フィルムをまきあげ あとはシャッターを切るばかりのカメラを 傍らから目を凝らして見る。カメラは恐らく静止している。
念の為、外付けファインダーを覗き込む。気泡は僅かながら ゆらゆらと揺れている。その揺れが減衰していって静止してから 静かにシャッターを切る。
Mamiya7で外付けファインダーを取付けて写真を撮っているとこういう事がよくある。
この事に気付いた時から 65mmや その他のレンズを使う時でも 外付けのビューファインダーは 必ずアクセサリーシューに載せて カメラの揺らぎが確実に収まるのを待ってからシャッターを切っている。
ただ、コレは 建築写真を撮る場合(絞るし感度100のフィルムを使う事が多いので シャッタースピードは遅くなる)の話だ。
Mamiya7は スナップなどで 手でシャッターを切っても 使いこなせばブレにくいカメラだ。それは間違いない。
2013年9月7日土曜日
2013.09.07. プリント
今朝もほんの少しだけだが テストプリント。
今日は 11×14inchに焼いたのは 僅かに2枚だったが、Polymaxも直前に希釈したし(今日は1:7) 覆い焼きも チョッと落ち着いて考えて施してみた。
まぁ、今現在の自分の腕なりに そこそこ上手く焼けているんじゃないだろうか…(とは云っても 不満な部分は幾らでも有るのだが…)。
最近の自分は、たまに このBlogにもその画像をアップした事が有ると思うが、まず 実際にこれから焼こうとするサイズの印画紙そのものを 1/3~1/4に鋏で裁断したものに 段階露光を施してテストピースを1枚作成し そこからイキナリ本番(といっても 前にも述べている様に これは16×20inchの本番プリントに向けた布石に過ぎないけれど…)に挑む。
そのテストピースは そのカットに於いて一番重要な被写体について作成するので、それについては イキナリの1枚目でもそこそこのプリントが得られる事は有る。
でも やっぱり その小さなテストーピースでは 画面の隅々まで情報が得られていないので、その本チャンプリントを手がかりに さらに焼き込んだり、それに伴って焼き過ぎになってしまう様なところには 黒い紙片を用いて遮ってやる。
仕事から戻って来て 乾いたプリントを見る。
やはり focomatで焼いていた頃に比べてると 薄っすらと靄が掛かっている様で輝きを感じない。
このBlogを見て下さっている方々には直接参考にはならないが、このプリントのベース露光は9秒。そこから部分的に焼き込みを施して追い込んでいく。
ただ ここで知って欲しいのは、焼き込んでいったからと云って 決してイイモノになるとは限らないということ。
僕の経験からして(これは現時点での 僕の感じている暫定的な値だと思って欲しいが…)もちろん絵柄にもよるが ベース露光に対して その1.5倍以上の時間 焼き込むと その部分は最初のベース露光だけをかけた部分にたいして 上手く説明出来ないが、濃度は出ていてもトーンが詰まった様に感じられて(純粋に硬い柔らかい 或いは2号or3号という感覚とは若干違う様に感じられるので…) 画面全体に統一感が無く ちぐはぐな印象を受けてしまう。
この感じ 分かって下さる方は 分かって下さると思うのだが、例えば上の写真において(iPhoneで撮った拙い画像で判断していただくしかないことは 誠に申し訳なく ご容赦願いたいが…) 多宝塔の庇の下の建具の辺りは ベース露光の9秒位で焼いていると思うのだが、それに比べて倍近くかそれ以上の露光をかけている そに横の画面の上から下まで幹が通っている木の辺りは トーンが詰まった様になっていて それらを1枚の写真として見た時に トーンが統一されておらず 自分には ちぐはぐな印象を受ける。
そもそも、僕の作ったネガ自体が濃すぎるのだろうか? このカットについては そんなコトは無いと思っているのだが…。
多分ベタ焼きなら問題無いプリントが出来ると思うので、これも散光式になったとは云え キャリエ効果の影響をモロに受けている…と云う事だと思うのだが…。

2013年8月12日月曜日
2013.08.12. プリント
efkeのPL25で撮影したネガ…。
かなり硬調だったので マトモにプリント出来ないかなぁ~と思っていたが、散光式の恩恵からか それとも何にも関係ないかよく判らないが そこそこのプリントになった。
ただ、本番プリントでは 更に細かな焼き込みを施して 納得行く仕上がりまで追い込んで行く必要が有るけれど…。(ただここから 更に焼き込みたい部分のネガ濃度は かなり高いので 単純に今迄掛けてきた露光時間から 一次関数の比例計算のように 時間を割り出す事は出来ないが…)
今回efkeの 4×5のシートフィルムからの引伸しだが、正直云ってトーンや粒状感に ブローニーと比べてアドバンテージの様なものは 少しも感じられない。
もっとも、それは たかだか11×14inchというサイズに伸ばしているからで(ブローニーのefke R25からのプリントでも このサイズに伸ばした位では粒状感を感じない。逆に限界(粒状)を感じない…自分の目の能力では 細かい対象が写っている部分においては その境界を明確に分解出来ないので、パッと見は わずかにピンぼけした様な かえって甘い描写に見えてしまう位だ…前にも触れたけれど この感覚、分かって下さる方は どの位いらっしゃるだろう…)16×20inchや20×24inchに 引伸ばせば 明確な違いが 現れるかも知れない。
このiPhoneで撮った写真には 写っていないけれど、画面下の方の濃度が 焼き込んでいる割には 濃くならないのが気になる。
LED光源ユニットの方に 問題が起きていなければいいが…。
今は 11×14inchのサイズでプリントしている。本来なら ひと通りベタ焼きを焼いて そこからセレクトしていくものかも知れないが、僕は 元々コンタクトを焼く習慣が無いので、いつもネガの状態で 眺めて良さげなコマを いきなり引き伸ばす。
どうも16×20inchのプリントを制作してからというもの 11×14inchのサイズが小さく感じる。いゃ、自分の手許に置いて 繁々と眺めるには 手頃なサイズだと思うのだけれど、秋に開く予定でいる個展に飾るには 小さ過ぎてあり得ない…といった感じ。人それぞれ 感じ方は違うと思うし、僕自身の感覚も 変わって行くモノかも知れないが、今の自分はそんな感じなのだ。
でも正直云って そんな大きいサイズにプリントして マットに収めることは出来ても 額縁の数を揃える お金など到底調達出来ない様に思われるのだが…σ(^_^;)。さて、どうなる事でしょう…。
ただ、今回のプリントで別に決して好感触を得た訳では無いが、ネガを選べば其れなりのプリントは出来そうな気がしたので、一応 今シーズン(秋の個展)迄は 現状の ZONE Ⅵ引伸機でやってみようと決めた。(すぐに 気が変わるかも知れないが…)
2013年7月20日土曜日
2013年7月17日水曜日
2013.07.16. フィルム現像
3日間の旅行を終えて帰って来て その間に撮影したフィルムの最初の現像を行った。
まず最初に現像したのは efkeのPL25 ORTで撮影したカット。
もう2年近く前に購入してから チビチビ出しては 希釈して使用して来た R09 ONE SHOTを 今回も使用。(efkeのフィルムを現像する時は いつも使用している)
もちろん、何の問題も無し…σ(^_^;)。

でも、出来上がったネガは やはりコントラストが高い。このフィルムは 本当にクリアベースで 尚且つベースフォッグを感じないので 非常にコントラストが高く感じる。まぁ、それを差し引いてみても このネガはコントラストが高いが…。
興味本位で つい手に入れては使ってしまうが、出来上がったネガを見て 「そもそも 自分は 日本建築を撮っているが、その用途に合った フィルムを使っていると云えるのか?」と 一方で 自問自答している自分がいるのも確かだ。
ただ、あの独特のトーンと云おうか 光の拾い方と云おうか… 感度100や400のフィルムを使っていただけでは 決して感じることの無い世界が有る事も確かだ。
これもまた 実際 その手にして 使っている人間だけが 得られる感覚だ。多分 何事においても そうなのだろうが 本当にそう思う。
4×5のシートフィルムという事に 話を限定して云うなら 自分は今回 たまたま運良く1箱 efkeのオルソクロマチックのフィルムを手にして撮影旅行に出掛けたが、 自分が手に出来るのは 恐らく これが最初で最後の1箱になるのだろう。
うーん、それにしても 空や地面の濃度が濃すぎて 普通に上手くプリント出来るとは思えない。
RolleiのATP1.1を 普通の撮影で使った際に 軟調に仕上げるための 専用の現像液が有ったと思うのだが、そういった類の現像液で 処理しなければダメだろうか…。
夏場にefkeのフィルムを現像していて困るのが 水温の管理。
自分の部屋は空調の効きが悪くて 水温も 水洗の段階になると 水道なりなので、夏場の水温の高い時期は 怖いのです。
特に efkeのフィルムは 乳剤面でない方にも ゼラチンがひいてあって そのゼラチンというのが チョットでも油断して 高い水温の水に浸けておくと 緩んでベタベタした感じになるのです。
以前は efkeのフィルムも乳剤面では無い方には ゼラチンをひいて無かったらしのですが…。ニュートンリング対策ではないかという話も…。
とにかく、こちら側のゼラチンが 曲者なのです。チョットでも 痛めると 上の写真の様になります。像面(乳剤面)は全く問題有りませんが 恐らくこちら側のスクラッチの為に 引伸ばした後の印画は スポッティング補修が必要になると思われます。
物凄い不安になります…。
振り返ってみると、確かに結構な 日射しの中で撮影していたんですが…。
2013年7月16日火曜日
2013年7月14日日曜日
2013.07.13. つれづれ
3連休 初日の昨日はろくに天気予報も確認せずに 滋賀まで出掛けたが 昼過ぎから生憎の雨…σ(^_^;)。
去年の夏の終わりに 屋根の修復中だった 東本宮も無事 檜皮葺の吹替えが済んで まだ屋根は 赤銅色を保っていた。
境内のあちこちには 皮を剥かれた檜が…
(直接 ここ日吉大社の建造物の修復に当てられているのかは 判りませんが…)
撮影を終えてシールしようとしたら 2枚くっ付いていた…σ(^_^;)。何か勿体無いなぁー。
2013年7月12日金曜日
2013.07.12. フィルム現像
ここのところ 1日置きのペースでフィルム現像
ILFORD DELTA100(4×5)
前浴:19.5℃------2分------22.8℃
現像:19.6℃-----HC-110(B希釈(1:7))-----4分35秒------22.0℃
ここ最近は 早朝の一番気温の低いと思われる時間帯に現像するも 水温の高さに悩んでいる。
前回までの ここ3回(夏休みを利用した撮影旅行に備え4×5の現像を再開した)のネガは 総て過現像気味。
それでも、徐々に 時間を減らしたり 液温を下げて 現像を調整していって 今日は 自分が見た限りでは 何となく良い感じに 仕上がった。
前にも書いたかも知れないが 自分は極力 前浴はしたくないのだが、ロータリーチューブ内の温度を調整する意味で 仕方なく行っている。
DELTA100のHC-110(B希釈(1:7))での標準現像時間は 6分なのだが、なかなか20℃の液温を維持し続けるのは難しく
2013年5月23日木曜日
2013.05.23. プリント
リレーを噛ませて、LED光源パネルの応答のタイムラグの問題が無事解消して 小刻みな時間であっても 正確に同じステップで焼けるようになったので、引き続き テストプリントを行った。
まず、ベース露光からして2.5秒では いかんせん短すぎるので 10秒位になるように LED光源の明るさを調整。取り敢えず 今日は ブルーとパープルの値は 共に3.15にセットした。
チョット 硬め…でもやっと 自分の テストピースらしくなって来た。
これは、今回のカットのものではないが、自分は取り敢えず テストピースから 自前の露光時間のガイドの様な物を ペンでスケッチして描いている。
印画内の 露光時間のタイムテーブルが 小刻み過ぎて とても頭に叩き込んでおける様な単純な物ではないので、こうやって事細かに記載して 整理しておくのだ。
このとき スケッチはペンやボールペンで描く事に決めている。
ひとつの理由は いずれ暗いセーフライトの中で こいつと睨めっこして 露光を掛けていくので コントラストの高い描画になっている方が 見易い事。
もう一つの理由は、これから自分は 一度 取り組んだらやり直しのきかない事をやるので 或る意味 気合いを入れる為に あえてやり直しのきかない事をして 自分の気持ちを高める意味がある。(端っから やり直しのきく鉛筆なんか握って そんな弱気でどうする?…という事)
もっとも自分も MorphosisのThom Mayneのように 鉛筆で美しいラフスケッチが描ければ そちらを選んでいるだろうけど…
でも、ただ写しとるのではない。その時考えた事、感じたこと、そしてそれをプリントに反映させるように 時には時間を掛けて 描くんです。
そうすると、気持ちが高まりつつも 少しリラックスしている自分が居る。集中しつつも、一歩引いて冷静に考え これからプリントに取り組もうとする 少し大人な気分の自分が居る。
勿論、人間ですから その時その時で 気分や考えも変わり、スケッチの調子も変わるんです。
でも、そういうのが積み重なり ストックされていって 後で見返すのも 面白い物ですよ。
テストピース後に 最初に焼いた1枚目。テストピースで焼いていない部分については、露光時間は推測するしかないので、真っ黒になったり 濃度が浅くなっている。
どうも 貧乏性で仕方がないが、本来はテストプリントは 画面全体で行う物なのだろう。
結局 失敗プリントの枚数を 重ねるのなら 同じ事だ…。それは解っているのだが…
1枚目の結果を踏まえての 2枚目。何とか 見られるプリントに…σ(^_^;)。でも、まだ大いに不満のある箇所が…。
隅木の先端部分と その周りの木々の濃度が 明らかに 浅い。
2013年5月22日水曜日
2013.05.22. フィルム現像
久しぶり(10日ぶり位)にフィルム現像をした。
このフィルムは、去年のお盆頃に撮影したもの。
もう少し 放って置いたら 1周年を迎えてしまうところだった…σ(^_^;)。
よく写真の本に 潜像退行について 書かれているが どうなんでしょうね?
実感したコト無いので…よく解らない。フィルムは 生ものとも よく言われるし…
でも、自分はそれ以外の部分で(例えばフィルム現像のやり方であったり)もっと影響の出る 良くないコトをしている様な気がする。
はじめての D-76やHC-110も 水に溶解して 使用液にしてから 大分経っているので、もう少ししたらフィルム現像も 本格的に再開しなければと思っている。
今朝 少し驚いたのが 浄水器を通して出て来た 水道水の水温。もう既に22℃だった。
25℃でスタート。流水でタンクを 冷やしながら現像したので 5分後の排出時の温度は 23.5℃であった。
季節は移り替わり もう現像に 氷や冷水を用意しなければならないシーズンになっていたのですね…。
暫くぶりの現像だったというのに、定着液は 新液でなく 何週間か放置していた 使い古しのRAPID FIXERを使用。
それが原因かどうか判らないが、その後のタンク内水洗の排出水の色は、いつもならもう少しピンク色がかっているのだけれど、今回は いつもより青っぽい色をしていた。
その後も排出した予備水洗水が ピンク色がかる事は無く、今度はkodafixにて 3分チョット定着。
この時点で 若干ピンクステインが 抜けていたかどうか判らないが、最後 本水洗を済ませて 吊るし干しした時は、ピンク色は殆ど判らない位になっていた(もっとも、ベースフォグがいつもより少し濃いめでよく判らないのかも知れないが…)
上の方の写真(冒頭の写真)は、若干ピンク色に写っているように感ずるが、iPhoneのカメラの写りの問題で、実際はここまでピンク色がかってはいないのである。
2013年5月19日日曜日
2013.05.19. プリント
今朝も 引き続き 新たに作った LED光源ユニットで テストプリント。

ここの処 殆んど まとまった形でプリント作業をしていなかったので、テストプリントと銘打って 言い逃れして来たが、出来上がるプリント総てが 失敗プリント。
どうも 覆い焼きのテクニックが 長いブランクがあり かなり落ちている。
もっとも 難しくて当たり前なのだ…。と云うのも 今度 作り直したLED光源ユニットは 以前に比べて かなり明るいのだ。
だから、少し 明るさをセーブしても ベース露光の時間は 僅か2.5秒!そこから覆い焼きを施していくのだが(1秒ずつ 何セットか とか…)、チョットの手違いが 焼き過ぎとなり、命取りになるのだ。
考えてみると、自分が 今回使っている ブルーやパープルのLEDは、特定の帯域の波長の光しか放たないので、白色の電球や 蛍光管に比べれば、確かに印画紙を露光する効率は良いかも知れない。
ただ、であるとすると気になるのは、白色の電球や蛍光管のように 強弱の波はあっても連続したスペクトルの光と違って 飛び飛びになっていると思うので、以前少し触れた事が有るが、スプリットグレードで無理矢理焼いた 気持ち悪いトーンの繋がりを持つ 変な写真になってしまわなければよいが…という不安はある。
この辺はいずれ 余裕が出来たら 白色LED光源ユニットを製作して それとマルチグレードフィルターを併用して プリントしたものと比較をしてみたいと思っている。
かと云って 弱気になると、思い切りがつかず 露光不足となってしまう。
とにかく、露光不足から過露光に至るまでの タイムスパンが短過ぎるのだ。
ここの処 殆んど まとまった形でプリント作業をしていなかったので、テストプリントと銘打って 言い逃れして来たが、出来上がるプリント総てが 失敗プリント。
ここの処 殆んど まとまった形でプリント作業をしていなかったので、テストプリントと銘打って 言い逃れして来たが、出来上がるプリント総てが 失敗プリント。
考えてみると、自分が 今回使っている ブルーやパープルのLEDは、特定の帯域の波長の光しか放たないので、白色の電球や 蛍光管に比べれば、確かに印画紙を露光する効率は良いかも知れない。
ただ、であるとすると気になるのは、白色の電球や蛍光管のように 強弱の波はあっても連続したスペクトルの光と違って 飛び飛びになっていると思うので、以前少し触れた事が有るが、スプリットグレードで無理矢理焼いた 気持ち悪いトーンの繋がりを持つ 変な写真になってしまわなければよいが…という不安はある。
この辺はいずれ 余裕が出来たら 白色LED光源ユニットを製作して それとマルチグレードフィルターを併用して プリントしたものと比較をしてみたいと思っている。
これでも まだ少し硬いと思うけど、前に比べれば だいぶ良いバランスになって来たと思う。
もっとも このケチる性格が本当にイケないのだが、以前 溶解した 本来 1:9の希釈で使うべきPolymaxを1:4の希釈で溶解したものを使用し続けているので、その辺の影響も若干有ると思われる。
次のプリントからは 通常の1:9希釈の新液に切り替えねば…とここ最近 常々思ってはいるのだが…σ(^_^;)。
本当に 日本建築を撮った物は 明暗差の激しい境界がおおく 自分で云うのも何だが、かなり大変だと思う。
これを うまく焼ける(見せ掛ける)事が出来る様になれば、恐らく 大抵のものはそれなりに焼く技量が身に付いているはず。
少しでも 失敗してしまうと、上の様に すぐ不自然なプリントになってしまう。
引伸しの焼きの時間のコントロールに関して 実を云うともう一つ大きな問題が有って、自分のLED光源ユニットの制御回路は 5V固定出力のスイッチング方式のDC電源キットから電力を得ているが、そもそも その安定化電源回路へは その手軽さから これまた市販の12V固定出力のAC→DCアダプタを利用して DC電力を与えている。
だから、印画紙への露光時に 引伸しタイマーに 今回の光源ユニットを繋ぐと 最初のACアダプタが 安定した出力を確保出来てはじめて 電力を出力するのか 引伸しタイマーの 引伸機への電力供給ONのタイミングより LEDパネルの点灯が 若干遅れてしまうという タイムラグが発生しており(3秒にセットしても 実質 1.5秒とか…) その自分なりの解消方法を探っているところだった。(だから、上の写真の覆い焼きというのは、1秒にも満たない動作を 何セットか 左手でマスク(黒い厚紙)を持ち、右手で LED光源ユニットの トグルスイッチを カチカチとマニュアルで押して施していたのだ…。こんな事をしていて 上手くいく筈が無いのだ…σ(^_^;) )
それで、その解消方法というのが、LEDパネルへ電力を送る部分の配線にリレーをかませ 引伸しタイマーの引伸機へ送る AC100V ON- OFF の制御を 最後のこの部分に もってきてしまうという事。
現在では、こんなごっついリレーを使わなくても(近所のパーツ屋にはこのサイズからしか無かった…σ(^_^;))、半導体で同じ役割を果たすものも有るらしいが、学習不足でよく解らなくて 結局 昔ながらのリレーを使ってみることに…。
結果は 勿論 最後の部分で スイッチON- OFF している事になるので、極めて良好。だけど 電磁力で バネの付いたスイッチを入切りするので、暗く静かな暗室に カッチ カッチその音が 響き渡ります…σ(^_^;)。
なんか 凄い配線になってしまった…
このリレーまで含めて 一つのケースに美しく収めたかったな…。
2013年5月5日日曜日
2013.05.05. プリント
今のLED光源パネルでも焼けそうなネガを 引続きプリントしてみることに…

明らかに focomat Ⅱcで引伸ばしていた時とは トーンが違う。
これが散光式ということなのだろう。
今回 自分の手持ちのネガの殆どは 軟調になり過ぎて上手く焼けなかったが、引伸機のタイプが 散光式に変わったので そもそも同じネガであっても 今までより軟らかい印画になってしまうという事なのだろう。
ネット上のどこかの情報なので うろ覚えなのだが、Kodakのフィルムのデータシートの現像時間は 散光式の引伸機でプリントするために適したネガ濃度が得られる値だと 且つて見た記憶が有る。
今回 以前にfocomat Ⅱcで焼いていた頃には、覆い焼きを駆使せねばモノにならないと思われた様なネガでも、少々の覆い焼きで ある程度モノになってしまうのには 正直驚いた。
今、本当に自分で手にしてみて(所有して)実際に使ってみて 本などに書かれている 散光式の特徴、独特のトーンというのを 身をもって感じている。
その違いは 今のところ 僕にとっては これもよく本などに書かれている事だが、一概にどちらがいいとは 簡単に言い切れない。それぞれに良さが有る。
ただ 結局 世の中 何事においてもそうなのだろうが、僕は やはり最終的には何でも自分ひとりでやって見なければダメだと思っている。今回の引伸機の方式の違いについても 自分でやっていれば 先達が書き残して下さっていることも、言葉では上手く言い表せないような違いも 自ずと理解する事が出来る。
でも、いずれ近いうちに 集散光式と散光式の違いについて感じた事を 自分なりの言葉で綴ってみようと思っている。上手く書き表せないし、上手くは伝わらないかも知れないが…(ただ 上のiPhoneで撮ったプリントの写真には 一部その片鱗を覗かせていると思われる部分も有るので 自分は…という方は 注意して観て欲しい)。

こいつも 焼いてみたけど…ちょっと浅いかなぁ…
もちろん ベタ焼きは綺麗だし、8×10位のネガサイズになれば ベタオンリーでもいいかもしれないけど、やっぱり引伸ばして サイズが大きくなるとベタ焼きとは 印象が違うなぁ… 。
僕は実際にその場所に立って撮影しているので、そのスペースを体感しているからかも知れないけど、ベタ焼きや8×10に伸ばしていた時は 完全に客観視というか カタログ冊子の写真を見ている様な感じだったけれど、 11×14位になると この時はこんな光だったなぁ…そしてその光ではここはこんな感じに写真上に再現されるのか…とか撮影していた時と今プリントを見ている自分が 時間を行き来している と云うか プリントに入り込んでいる自分に気付く。
もっとも これらは建築を撮った写真で ただ単に ようやくこのサイズになって その塔なりスペースの スケールを感じるようなサイズにようやくなった…というだけのことかも知れない。
でも 今日の僕は、引伸ばすのも有りだな…引伸ばして新たに感じられるものがあるなら 引伸ばす事 その技術を磨く事にも意味がある…と感じた。
いずれ 気に入ったものは さらに上のサイズに焼いてみようと思う。 さらに上のサイズのプリントには さらに自分が入り込めるような錯覚を感じ、新たなスケール感を感ずるのかも知れない。
実際、3月の二川さんの写真展でも、確か滋賀県の民家を写した写真だったと思うが(そのコマは恐らく 三脚据えてカッチリ撮られた様なモノではなく、半ばスナップの様な感じで捉えられたモノだったが)、いま自分がこの写真を観て得られた感覚(スケール感)は、このサイズ(かなり大きい)で プリントされていなければ 得られなかったろう…と明確に思わせるモノが有った。
普段 自分は比較的プリントに近寄って凝視してしまうが、(その人がどの様にフィルム現像して それはどんな粒状をしているか、そして どの程度シャープな印画が出来ているかに興味が有るので…もっとも引いて観てみる事も忘れないように心掛けているが…)その時の写真は しっかり引いて観た。これくらいの鑑賞距離をとって観たときに得られるスケール感が 実際の撮影された時の感じに近いのでは…そんな事を感じ 幾度と無く 近寄ったり 引いたりして観てみた。本当にその写真が 展示されていた中では カッチリ撮られた様な感じではなく スナップ的に感じたので 自分にとっては意外なかんじだった。
明らかに 広角レンズで撮られたようなモノではないので、撮ったレンズの焦点距離というのも もしかしたら 鑑賞距離に関わってくるものなのだろうか…
ここのところ プリントするのも億劫になって しばらく停滞していたが、調子が上がって テストピースも本来の自分らしくなって来た。
自分で日々プリントされてる方の中には、同じような事を感ずる方もおられるかも知れないが、一度 面倒な気持ちが芽生えてしまうと 段々億劫になってしまって 元のコンディション(モチベーション)に戻すのは大変な事だ。
先にも書いたが、この塔の写真のトーンなど 今まで経験した事の無い感じだ…
こいつは やっぱ今の ブルーのLEDオンリーのシステムじゃダメだな…
2013年5月1日水曜日
ZONE Ⅵ 引伸機の再生(その3)
ふと振り返ってみると、連休初日のネガは 自分の中では 軟調な部類であり、そのネガでも 何とか1号程度に焼けている物が有るので、濃くて硬調なネガであれば 現状のLED光源パネルでも 十分イケるかも知れない…という考えが 浮かびました。
それで、昨日の朝 前よりは濃度の濃いネガでプリントしてみました。
結果は 上の写真のとおり。
いつも自分が 好ましいと思ってプリントして来た位の 硬さに焼けたんです。
このネガは シャドウを基準にして露光。それに対して 現像のプロセスでは 現像液の強さや現像時間を加減したりしていないので、やはり被写体に依るとは思うのですが、普通の人のネガよりも 濃くなっていると思います。
晴れた日の 午前中に撮っていますが、上空から この木立で囲まれた中には殆んど陽が差し込んでいないため、ネガのコントラストは さほどでは無いかもしれません。(もちろん空は凄い濃度ですが…)
いつも思うだけれど、この慈眼院 多宝塔 何でこんなに真っ黒いんですかね?
一見 このモノクロの写真だと素木だと思われるかもしれませんが、檜皮葺の屋根の下の組物などには彩色が残っています。(ベンガラ?)
この建物は黒いので いつも撮影で露出を決めるのにも悩むし 出来たネガをプリントするにも難儀します。でも、何枚ものプリントを作り この建物には プリント術という事で 考えさせられ 教えられたコトも有るんです。
よく 国宝建造物について書かれた本の中などに この多宝塔が紹介されているのを見ると、切石の基壇と縁束部分が高く 全体の美観(バランス)を崩してしまっているのが惜しまれる…とかって書いてあるでしょ?
確かにその通りだけれど このオーソドックスに 正面から撮った僕の写真では そんな事感じないでしょ?
何でこんな写真を載っけたかと云うと…、この右隅に写っている木立のトーンが 何かパッと見て一番 DELTA100らしく感じたので…
すっかり気を良くして 今朝は 大四ツ切で焼いてみました。
僕の作ったLED光源パネルは 万能では無いけれど ネガ濃度やコントラストに依っては十分なプリントが得られるものも有る。(もっとも、自分はネガ濃度を測定する機器を持っていないので 今までの経験や 焼いてみたネガとの相対比較でチョイスして焼いてみるしかないんですが…)
でも、自分は此処に一応 4×5のネガを引き伸ばす環境を得た。撮影から作品作りまで 感剤やそれを処理する薬品さえ有れば(それらはわざわざ買いにいかずとも、ネット通販で購入すれば 勝手に自宅に届く) 撮影を経てその後のプロセスは 一環して自宅でひとりで行うことが出来るようになった…と云っていいんじゃないでしょうか…。
今回のプリントは 一応 自分にある一定の満足を与えてくれるモノでした。チョっと 僕も云い切れないところがアレなんですが(そもそも…今回のプリントが素晴らしい!とまでは思っていないですし…)、多分ブローニーのときより緻密な繊細なプリントになっていると思いますよ…。
さらに大きいサイズにも伸ばしてみたいんですが、16×20のプリントは大変でしたから、そのうち腰を据えて 取り組んでみようと思っています。
最後にひとつ…
僕は最近もっぱらILFORDの多階調のバライタ紙(光沢)を使用していますが、定着液はILFORDのデータシートどおり RAPIDFIXERだけを使用しております。
以前には 前にもこのBlogでふれたかも知れませんが、値段が多少安いので 中外のMY FIXERを使用していました。
或る時、たまたまILFORDの純正品であるRAPIDFIXERを使用して、説明に書かれてあるとおり、長く定着し過ぎたりせず 新鮮な定着液でサッと短時間で確実に(もちろん絶えず攪拌!)定着してみたんです。
すると光沢が違うような気がしたんです。(単なる印画紙の製造ロットによるバラつきかも知れませんが…実際上の方の写真で判るように 8×10と11×14では何かツヤが違いますので…)
それ以来 RAPIDFIXERだけを使用しております。でも本当に 上の写真の様に 輝くような艶に仕上がりますよ。
ただ、よく写真の本に 単ハイポ定着されたプリントは美しいと書かれていることが有ります。(迅速定着液や硬膜剤の添加された定着液で処理したものより美しいと…)
正直、結構 興味が有って 気になっているんですよね…
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