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2024年12月17日火曜日

2024.11.23. つれづれ

 2024.11.23. つれづれ  

 秋の夜長に…
























 自分は いつもは夜早く就寝して たとえ休日であっても夜明け前のほんの1〜2時間程しか暗室作業はしないのですが… この日は思う処があって 前日23時頃より作業をスタート。

  この部屋 自分の部屋では有りません。でも こうでもしなければ 引伸し機を置くスペースが もう我が家には有りません…。ハッキリ云って この部屋の主である家人からすれば 迷惑な話なのですが…(もちろん この部屋の主も寝食をする部屋は別に持っています。)


 前々回の投稿(2024.09.23)に関わってくるのですが、ほぼ毎週末ごとに Durst L1200で FBの11×14にプリントしているのですが、粒子が鋭いです。粒が立っている…と云いましょうか…(実際はネガポジ反転なので粒じゃないんですが…)特にRodinalで現像したネガは凄いです。

 元々 8×10でプルーフプリントをつくって そのまま同じfocomatⅡcやベセラーで11×14に焼いて来た時も引伸し倍率が上がる事によって感ずる 撮影時のピントずれや 微細なブレ 粒状等のアラは出てきていたのですが、粒状に関しては ここまででは無かった様な… チョッと違和感を感じ始めていたのです。

 そして 以前自作のLED散光ユニットでプリントしたことのあるコマを Durst L1200でも焼いてみて 出来上がったプリントを並べて比べてみて 確信しました。



↑ この秋 新たに Durst L1200でプリントしたもの
定着液から引き揚げてすぐにiPhoneで撮っています。































↑ おそらくは一昨年に ベセラー45MX+自作LED散光ユニットでプリントしたもの
何度か見返してはその辺に放置していたので 埃が付いています。あるとき定着液を
こぼしてしまい その際飛び散ったものが付着して 一部変色 像が消えかかっている箇所が有ります。































 元々 10年程前に オンボロローライで ILFORD FP4+で撮ったネガです KODAK Xtolで現像しています。
 上から それぞれDurst L1200、ベセラー45MX+自作LED散光源ユニットでプリントしているのですが、このBlogに掲載した写真では 良く判らないと思いますが、肩から掛かっているカバンのベルトが 凄まじくシャープに写っています。

 本来の鑑賞距離では 両者の粒状感の違いを感ずる事は有りません。でも自分のド近眼の眼で仔細を見ると僅かにDurst L1200でプリントしたものの方が鋭く感じます。

 でも ここで明らかな違いとなってあらわれているのは ベルトの掛かっている方と反対側の肩から下の襟の先っぽの脇辺り Durst L1200でプリントしたものの方に白くなっている部分が有るのが判るとおもいます。

 その白い斑 実はフィルムの最終水洗後に浸した Agガードの水滴をスポンジで拭った際に残ったモノが析出して出来たものなのです。



当該フィルムの時ではありませんが、フィルム最終水洗後にAgガードに浸し
スポンジで表面を拭ったところ。写っているのは 乳剤面では無い方です。
膨潤している乳剤面では 拭った直後にこの様になっていても すぐ馴染んでしまいますが
 反対側は フィルムによって弾き具合に差が出ますが だいたいこんな感じです。 































 本来、フィルムを乾燥させたあとに 丁寧にクリーニングするべきなのですが、自分は 横着者なので そのままにしていたのです。(かといって 適当に擦る様に拭いても 細かい傷になってしまいますし…)これは focomatで焼いた場合には ネガ濃度やコントラスト、またはプリントした時のその部分の濃度にもよるのですが、それほど気にならない事が多いです。


 続いて 次の写真。




ネガキャリアや それに挟まれたネガに付着している塵が 顕著に出ています。

























 この秋に撮影 Durst L1200で引伸ばしたものです。シャープにプリント出来ていると思いますが 塵や埃が写り込んでいて凄いです。ネガキャリアは ガラスで挟み込むタイプですので、全てを取り除こうとすると 結構厄介です。正直 エアガンが使える程度の小型のコンプレッサーが欲しいくらいです。

 ILFORDのDELTA100にSUPRのHRXで現像していますが、ピントが完全に外れている背景は若干ザラザラした感じです。事前にプルーフプリントとしてfocomatⅡcで8×10のサイズに伸ばした物では粒状を意識する事は有りませんでした。引伸ばし倍率を上げていくと プリント濃度が低めの こういう部分に最初に 粒状感を感ずる様になります。

 どちらにしても Durst L1200でプリントすると手持ちのfocomatⅡcやベセラーで焼いた時より 粒状は鋭く塵などの付着物も顕著に出るようです。これは 引伸し機の構造に由来する その機種が本来持つ固有の調子もあるでしょうし、 実をいうと そもそも それぞれに装着されている引伸しレンズもバラバラ(メーカーも年代も…)なので その部分に負うところも有ろうかと思います。

 そもそも、自分は focomatから自家現像に入り、ZONE Ⅵ、ベセラー45MXと使ってきましたので、集散光式よりも散光式のほうが 粒状や埃が デフューズされた光によって 目立たなくなるのを経験して来ました。

 そこで 今夜は満を持してこのDurst L1200での次のステップに進むことを決めた…というのが今回の経緯です。
























 eBayで手に入れて以来 10年?近く廊下に放置していた CMS501の梱包をついに開封します。

 モノグサ太郎の自分にとっては 一大イベント。まずは 送られてきた梱包状態から 記録しておかねば… ちなみに座卓の下に 別の白い段ボールが有るかと思いますが、中に入っているのは CMS501の電源ユニットです。もう忘れてしまいましたが、これすら その当時 別に落札して単品買いしたのでしょうか? でも、ずっと使用していなかったとはいえ、現在の円安、輸送などの様々なコスト高を考えると この時点で 勢いで無理して揃えたのは 今にしてみれば良かったのだと思います。

 廊下に放置していたので、届いた当初は 家人に事あるごとに 文句を言われていましたが、長い歳月は人を変えます。 「今夜 この荷物 ようやく片付くよ…」と云うと、「ありがとう 助かるよ…これで通りやすくなる…」と感謝とも取れる言葉をいただく始末…。

 まぁ、僕のずうずうしさは 子供の頃からちっとも変わっていませんが…。


























 CMS501が姿を見せました。結構しっかり緩衝材を入れてくれて有りました。これなら大丈夫そうです。

























 まずは CLS501の点灯チェックです。ちなみに 上(下)に載っている拡散ボックスも 別入手したモノです。

 当時 完品でお手頃な出物が無かったので 取り敢えず本体を入手して 必要なモノを買い足していったのですが、筐体の色に拘ったりして 結局 かなりのお金が掛かってしまいました。
















 今まで付けていた 集散光ユニットとネガキャリアを外します。 炬燵の上に置いてある方が 集散光ユニット部分。その下のネガキャリアの右に有るのが コンデンサーレンズのはいったBOXです。

 10年近く前に使い始めた時、コンデンサーレンズを一度綺麗に清掃しましたが、今回みてみると 埃が付着しており ところどころ軽微ではありますが、カビも生えていました。
























 CMS501を載せて ついに点灯! 上からこんなに光が漏れるのかョ!と思っていたら 勘違い。ハロゲンランプのセットされた状況を確認する際に開けた上蓋を キッチリ閉じていませんでした。ランプ付近は凄い熱で点灯中は放熱ファンが廻りっぱなしで少々うるさいです。
 今まで静寂に包まれた暗室でしたが、これからはこのファンの音に慣れねばなりません。今の処、自分には音楽や他人と共有する暗室など到底考えられません。息抜きに 暗闇でチェンバロ作品や ジェットストリームなら聴いてみてもいいですが…





自分の使用する印画紙固有の値を記しておく為か 左側に多階調印画紙の号数ごとの値を
メモしたカードを挿しておくためのスペースがあります。




























 印画紙の取説に従って YellowとMagentaの値をセットします。Durstは max 170Mのものと130Mのものと2種類あるようです。自分のCLS501はMAX 130Mでした。上の写真のセット値は間違えていますが、今回 自分はfocomatⅡcで多階調フィルター無しの2号ストレートでは上手く焼けなかったネガをセットしたため、3号からスタートしようと思っていたところを 過去の経験から散光式は集散光式に比べ 同じ号数にセットしても軟調傾向にある気がして 思い切って4号からスタートしました。




ピークルーペで ピント合わせの為 ネガの粒状を見ようと思ったのですが、全く判りません。
この画像は 反時計廻りに90°傾いていますが、下の出来上がりの人物の左側の襟元から肩にかけての辺りを覗いて見たものです。






 ピントの確認の為 ピークルーペを覗いても 粒状を確認出来ません。こうなるとコントラストというか 像が一番鮮明に見える位置にするのに 行き過ぎたり戻ったりを繰り返してみないと判りません。ビューカメラの摺りガラスを観てピントを合わせるのに 似ていますが そもそもの投影像が非常に眠いので大変難儀します。自分は普段使っていないのでうろ憶えですが、確かに多階調フィルターの中にこんな色が有った気がします。最終的にピントに関してはよく判らず見切り発車だったのですが、それでも まぁ何とかプリントしました。




iPhoneで撮ると実際の結果より パッと見のイメージを解り易くなる様に 補正するので、実際の写真にかなり近いですが 少々コントラストが増しています。



























 
この写真は focomatⅡcでノーフィルターの2号ストレートでは上手く焼けませんでしたが、CLS501で4号にセットして焼いても今一つといったところ。この写真では写っていませんが 右隣に同時に焼いたベタは 4号相当の光で丁度いい具合に焼けていました。

 ILFORD DELTA100で撮影 SUPR HRXで現像していますが、粒状に関しては シャツの明るい部分、白い車体、青空など ネガでは濃い部分を くまなく見ても全く感じる事は有りませんでした。(もっともこのカット まだ8×10にしか 引伸ばした事ないので focomatⅡcでは 11×14にしたらどんな具合か判らないですが…) ネガキャリア廻りの塵もそれと明確に判るようなものは出ていません。そういったノイズとして感じるモノが無く 強い光の降り注ぐ中で撮ったわけでは無いので スムースな感じ。でも 心にグッと来るものが無く 何か足りない。あの時 自分の捕まえたかった光の輝きは こんなもんじゃないよねぇ…(少なくとも 人物の肩の辺りまでに掛かっている光は もう少し感じとれる様にしたい…) 

 これなら いきなり5号で焼いた方が良かったですかね…。でも5号ってもうソコが限界点ですから…その点はチョッと拍子抜けしてしまいました。これは また改めて検証してみたいのですが、このカットぢゃないですが ベセラーに載せた自作LED散光源ユニットのパープルのLEDで焼いた時は 同じ散光源でも軟らかいながらも 何処か芯の有るガツンとした感じの画を叩き出した気がしたのですが…


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 実を云うと GW辺りから使い始めた 50枚入りの11×14のバライタ紙がこの時点で残り1枚となってしまったので 同じネガを5号で焼くのは ひとまずお預けにしておいて、次は逆に ネガの濃度とコントラストがキツくて その昔 focomatでは 覆い焼きや焼き込みを駆使しても上手く焼けなかったいネガを 今度はグレードを落として焼いてみました。メモを取るのを忘れてしまいましたが、2号か3号にセットしました。(2号だったと思うが、散光式の方が軟調傾向に有るため 3号にセットしたかも知れない)




何月かは忘れてしまいましたが、11~12年程前 夏の強烈な日差しの中で撮影しています。
この年か 前年位に屋根を葺き替えを済ませており 非常に綺麗でした。































 全く自分にとって満足いく結果ではありませんが、ほぼストレートに焼いても一応 一枚の写真として 見られるプリントになった事は 評価出来ました。でもまだ全然 改良の余地有りです。そしてここでも自分は 敢えてこんな光線状況下で撮ったのですから ハイライトの輝きを求めているのですが、そういった事が感じられない…という意味でも 非常に不満の残るプリントです。



 このカット、focomatⅡcで 多階調フィルター無しの2号ストレートでは 覆い焼きや焼き込みを駆使しても 上手く焼けません。その当時のプリントが手許に残っていないのでお見せ出来ませんが、 何とか焼くだけは焼いて画にしても 焼き込んだ処は硬く、逆に覆い焼きをした処は軟らかく、2号、3号という括り(ニュアンス)や 単にコントラストの差とも違って、何というのかな…濃度としては 一つの連続した画に纏まっていても 硬いところ軟らかい処が ちぐはぐに混在して 違和感のあるプリントにしか仕上げられなかったのです。

 最終的には 仕方が無いので 多階調フィルターを持ち出して 元々覆い焼きをして露光の少なかった処は さらに元々のベース露光より時間を減らして残りの分を 4号位のフィルターで焼き込んだり、元々がベース露光と同じ時間以上 追加で焼き込みをような処は 焼き込み時間に応じて 1号→0号とフィルターのグレードを徐々に落として 焼き込んでいったり… まぁ、それでもダメでしたね…。

 当時の自分は 独りで坦々とやっていた事もあって(まぁ、現在もですが…)、思い込みも激しく 『 取敢えずネガが濃くなろうが 情報のあるモノは後のプリントで何とか出来る!今すぐ出来なくても 後で機材を色々揃えて やがて対応できる!』だとか『 そもそも シャドーにロクに情報の無いネガを得て 後から悔やむより ともかくシャドー重視で露光をたっぷり与えて撮るのだ!』と息巻いておりました。

 結果は 散々なものでした。当時は 120では人を撮ったりはしていなかったので 135で撮ったものを focomatⅠcで伸ばす時以外は ほぼずっと建築を撮った写真のプリントと向き合って来ました。その頃は フィルムも安かったし 1巻で10コマ程度しか撮れないし 撮影時にはいつも幾分気分がハイになっているので この勘違い野郎は多い日には10巻以上撮るぢゃないですか… 夏休みともなると 毎週出掛けて そこから現像地獄…そして出来上がった大量のネガからは上手くプリント出来ない… そんなこんなで 10年近く写真から遠ざかっていたのです。




上のプリントのネガ
基壇の石積みの部分のネガ濃度が高いです。




























 このネガ 夏の晴天にMamiya7の43mmで撮っています。フィルムは今は無き efkeのR25。当時 このフィルムが感度が低い代わりに物凄く解像度が高い事を知って興味本位で買ったのですが、その当時の購入先でも特に専用現像液みたいなモノのアナウンスは無く Rodinalによる現像が推奨(?)されていたので、Rodinalで現像しています。シャドーを意識してかなりオーバー露光をしたつもりですが、このネガを見ると その割には 御堂の左の方は あまり写っていません。逆に 直射日光の当たっている方は かなり濃くなってしまいました。

 当時は この様な条件でも 果敢に挑んでいたのですね…。

 取敢えず これでFB紙50枚使い切ってしまいましたので プリント作業は 今日の処はここまでです。





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おまけ





























 試しに 7年位前に買った 期限切れのFB紙を持ち出して Agガードが思いっきり析出しているネガを焼いてみましたが…

























 ネガは ある程度コントラストが有るのですが、期限切れの紙では 5号にセットしても 正常なコントラストには焼けず 黒つぶれ…





















 でも フィルム上のAgガードの痕跡など 取敢えずパッと見では何も出ていませんでしたよ…
ちなみに、8×10のRC紙に focomatⅡcで焼いたものにも全く出ておりませんでした。










2024年9月6日金曜日

2024.09.05. つれづれ

2024.09.05. つれづれ

 実を云うと 昨年末に人生で初めてコミケに行っていて…

 その目的は コスプレはともかくとして 格安で沢山の若いおネイサン(お嬢ちゃん)の写真が撮れるのでは…という をとことしては至極真っ当な 邪な動機によるもので…

 只、その時にMamiya7で撮った方の撮影済みのフィルムが 色々な物にまみれて何処に行ったのか分からなくなってしまい ついこの間のお盆休みの片付け時に無事発見されて 今週 無事に現像され ようやく日の目を見る事となったのです。



本水洗は 致し方無いとして 予備水洗までは 氷水を用意して 20℃前後をキープして
現像しました。Mamiya7で ほぼオート カメラ任せで撮影しているので
いつもの自分のように 露光オーバー 現像オーバーにもならず 程よい濃度の
ネガに出来上がりました。


















 ただ ネガを観ている時には 目視だけでしたので気付かなかったのですが 今朝プリントしてみたら このネガも 屋内に放置されていたとはいえ 夏の暑さのせいか おかしくなっていて そこかしこに斑点が出来ていたのです。



 focomatⅡcで 多階調フィルターを使用せずストレートに焼いています。
そもそも 自分がfocomatⅡcに取り付けている電球のW数が 適正なのかわかりませんが
引伸しレンズのf値 f8なのですが、
左から 0.6秒→0.7秒→0.8秒→0.9秒→1.0秒→1.1秒→1.2秒→1.3秒 です。
勿論 多階調フィルターの2号を使用すれば もっと長く出来るのですが…

















 テストチャートを手にした段階で 頬にそばかすの様に斑点が出ていて ようやく気づきました。

 頬の辺りが 比較的判りやすいかと思いますが、全体に ホシガレイの様な斑点が出ています。フィルムは ILFORD FP4+です。フィルム自体は 古いものではなく、去年撮影のチョッとまえに購入したものです。





Mamiya7 65mmF4のレンズで撮影しています。(撮影時の絞り値は不明)
今回の撮影条件では オンボロローライの方では いつもの引伸し機で いい感じに焼けるネガが
出来なかったので 何の問題もなく 普通に写っているのに正直驚いています。


















 ちなみに全体はこんな感じです。この日は非常に天気が良く 大晦日前日とは思えないほど暖かかったのですが、冬の低い日差しの猛烈な逆光の条件で撮影しています。

 Blogに載せるために いつも通りiPhoneでプリントを撮っていますが iPhoneは勝手にコントラストを上げてしまいますので 真っ白く見えますが ブラウスの諧調も 実際のプリントではしっかり陰影がでています。

 8×10に3倍でプリントすると いつもの6×6では 脇に当該ネガのベタも併せて焼き込めるのですが、6×7ですので 紙の残りの余白にネガが収まり切りません。

 また、ローライやハッセルは フイルムが縦走りなのですが、Mamiya7は アスペクト比の関係でで当然 通常のライカ判のように 横走りになりますので 余白に情報を詰め込むだけ詰め込もうと思っても どう収めたらいいか いつも躊躇してしまいます。



拡大して観てみると画面全体に斑点が出ています。
でも とりわけフィルムの幅の両端に近い部分(この写真では下の方)に
比較的まとまっている気がします。何故かは解りませんが…


















 こんな事になるなら もっと早目に現像していれば良かったですね。




人物の背後 車体の下の方が 比較的判りやすく斑点が出ています。















 ちなみに同じフィルムの後の方の 年が明けて比較的直ぐに撮ったコマにも 斑点が出ていました。コチラもネガをパッと目視した位では 斑点が出ているのが判らなかったのですが…




こちらは別なフィルムを現像した時の写真ですが、斑点が盛大に出ています。
















 2年前の夏 熱い車内に放置していたオンボロローライの中のフィルムを現像したときは すぐに判るくらいの斑点がそこかしこに…まるで寺社に生えている杉の幹の皮の部分に生ずる苔(カビ?)みたいですね。
















 ネガよりもプリントされた状態の方が 分かりやすいでしょうか?

 ここでも 度合いはともかく やはりフィルムの幅方向 両端に行くほど酷くなっています。

 ただ黒縁の部分を観て貰うと判るのですが 露光を与えれれていない部分は 目視した限りでは何とも有りません。









2024年4月19日金曜日

2024.04.14. つれづれ

 記事のタイトルからは中身が何も読み取れないですが 取敢えず先日の続きを…


 今から2年チョッと前 ひょんな事から 写真を再開しました。それ迄の5年位の間は

全くやっていなかったのですが…

(デジタルで竣工写真を依頼してくれた奇特な方は数名いらっしゃいましたが…)

 取敢えず何処かに出掛けて 三脚構えて建物を…という感じでもなかったので

 取敢えず人物、取敢えずオンボロローライ、取敢えず使わず放ったらかしになっている

フィルムが結構有ったなぁ…という感じで 年末年始に掛けて撮影 現像をしてみました。

 オンボロローライの操作方法 すっかり忘れていましたが 使用方法が記載されている

本を観て少しずつ思い出しました。

 流石に現像薬品は新たに購入しました。当時は 辛うじてまだKODAKの製品が扱われて

いましたので フィルム現像はXTOLで行いました。



以前 写真をプリントしていた頃は ほとんどFB紙
RC紙は たまたま興味本位で ILFOSPEEDの2号紙を買っていて
まだ結構余っていたので使っていたが すぐに底をついたのでした




 10年前バカみたいに消費していた頃とは違い感材の値段もかなり上がっていたので 

印画紙は過去に購入して残っていたモノを使用。

上の写真の ILFORDの2号のRC紙 結構気に入っていたのですが すぐに底をついて

しまいました。

 自分は元々 過現像気味の濃いネガで どちらかと言うと古いカメラが多いのですが 

大抵のモノは この2号紙で焼けていました。

  病み上がり…ではないけれど ならし運転よろしく 過去に自分が撮ったもので 

かつてはサービス判でしか観た事が無かったものも焼いたりしていました。

 かつてそこら辺にあった普通のDPに モノクロ現像を出すと 大抵は自家処理ではなく

外注に廻されて仕上がって来て 確かに値段も安いですが 肉乗りのない うっすいネガに

仕上がって来ました。

 そういうのは 2号では寝むい感じのプリントになってしまう事があります。



この写真は二十歳になった頃に撮ったもの。
勿論この頃は 現像もプリントも DPに出していましたが
まさかこうやって自分でプリントする事になるとは…































 
 大学生の頃 二十歳前 アルバイトもろくにせず 夜な夜な高瀬さんの撮った GAの安藤さんの作品集をしげしげと眺めては まとまった休日になると都内の安藤建築をカメラに収めに廻りました。

 正直 自分のモノクロ写真やレンズの描写を見る目は 最初はそこで養われていったのだと思います。取敢えず一眼レフ用のシフトレンズを購入し、シャープカットフィルターも内蔵されていたので 自分も見よう見まねで モノクロ写真を撮るようになりました。

 普段はTMAX-400で撮っていましたが 上の写真 何故かネオパンSかFで撮ってるんだよね。取敢えず少しでも精細なネガを残そうとしたのかな…

 当時はテクニドールとか知りませんでした。高校生の時 天体写真をやっていたから水素増感TP2415は使っていたけど…

 一応 やがては自分も暗室作業…と思っていたのでしょうか。 この頃の経済力ではバカバカ撮ってフィルムは現像出来ても とても全て同時プリントしてもらうほど お金は無かったから…確か白黒は 全て手焼きで サービス判でも 一枚80〜100円位 取られたんじゃ無いかなぁ…

大学のレポートや課題の模型写真はカラーで撮りましたが こういう自分の為だけの写真は 何故かモノクロで撮っていました。

 模型写真といえば 自分のゼミの教授ではありませんでしたが かつて二川さんに修士の卒業制作か何かの模型写真を撮って貰ったことがあるという方がおられました。
 その方ひとりの一作品…という感じではなかったようですが かなりの金額だったようです。

 二川さんの写真も好きですが 高瀬さんや上田さんの写真も大好きでした。

 


ILFORDのマルチグレードフィルターポケットを
引き伸ばしレンズの下に取付けたところ


























2号の印画紙でどうにもならないと上の写真の様にレンズの下に多階調フィルターを付けて
マルチグレード紙で焼いていました。

 以前 写真をアホみたいにプリントしていた頃から感じていた事だけど 多階調フィルターを
レンズ下に取付るのって 像が甘くなるね…。正直 6×6を 8×10位に引き伸ばしている
位では自分も感ずる事が無かったのだけれど、11×14に伸ばした途端に気になっちゃう。

 そのとき自分は 一つのフィルターだけで焼いたのだけれど 撮影時にシャープカットフィルターを常用して 尚且つスプリットグレードで 違う番手のフィルターを駆使して焼いている人の像はその分 甘くなっているんじゃないだろうか…

 まぁ そんなこんなで 取敢えず 試作のLED散光ユニット まずはfocomatⅡcに乗せて
みましたよ…



最初はfocomatⅡcにも載せてみたのだが…
チョッと大きすぎてカッコ悪いのだ



























 本当はfocomatⅡcの方にはコンデンサーレンズが収まっている上に5×7のフィルターを
差込むポケットがあるのだが、自分の機体は生憎そこは 球体のつまみが付いた
ドロアーの様な部品になっていなくて ただの塞ぎ板の様なモノが嵌っている。

 まぁ、いざとなったら ベニヤか厚紙のボードで代用して作れば良いのだけれど…

 自分は やった事ないのでよく判らないが あのペラペラのフィルター 電球の熱で
すぐ歪んでしまわないのでしょうか?

 そういう 精神衛生上的な意味で いまいちフィルター直差しに踏み切れないのです。
 
 自分は5×7の多階調フィルターなど持っていないので新たに購入せねばなりません。
 色々な物の値段が上がり 今の自分にとっては たかがフィルターセットといえども
不安材料があるのに ホイッと買うわけにはいかないのです。




最初に製作した方の LEDユニット
こちらはBLUEとGREENのLEDで出来ていて久々に使用したので
配線チェックを兼ねて GREENを点灯しているところ






























 上でこいつがfocomatⅡcに載ったところが不格好だっていったじゃないですか…
 無理もありません。もともとは 5×7をカバーする目的で造りはじめたものだから…

  ZONE Ⅵ引伸機に載せる事を想定してつくり始めたモノだからね…




続けて ベセラーの方にも載せてみた



























 まぁ それでベセラーの方にも載せてみよう!という事になったわけ。

 これは おそらく先程のブルー+グリーンの方の基盤を載せて 4×5のネガをセットして
テストしている処だけど ネガステージと光源と引き伸ばしレンズの距離の調整中という
事もあって 4×5サイズでは 四隅がケラれてしまっているのが判る。

 造りがアバウトすぎて 光線漏れてるって? これはまだ仮の姿。俺 ただでさえモノグサ
太郎だから…そんな細かいことに最初から拘っていたら 何にも始められないよ…



focomatⅡcのコンデンサーレンズ
この機会に 綺麗に掃除したところ 滅多に点検しないから…
幾ら自分がズボラだからって こんなのその辺に放置しとけないでしょ!





























結局こんな感じに落ち着いた。あとから判ったのだが、これでも塩ビ管が長い(高い)です。もっと 薄く作らないと。



























focomatⅡcに150φの塩ビ管の継手を載せたところ




























今いち 光源とネガステージの距離感がつかめないので
塩ビ管をいくつかの長さにスライスしているところ




























 今回は取敢えず 手前から3番目の 中に継手部品としての ちりが残っている奴を
使用しています。




ベセラーの方にも仮に150φの塩ビ管の継手を載せたところ

























 どちらにしろ150Φの継手がピッタリみたい…

 ちょっと 長くなってきたので 続きは後日…










2024年4月15日月曜日

2024.04.07. つれづれ

  去年は1年で40本程フィルムを消費したのだけれど こんな自分でもそれ位撮ると

中にはもっと大きく伸ばして観てみたいなぁ…と思うものも出てくる訳で…

 もっとも 自分の大きく引伸ばしてみたい…というのは 気に入ったのが撮れたから…

というよりは 何処まで写っているかその限界を知りたい…という興味(欲望)の方が

大きい訳で…



プリント作成時の露光のテストピース
あまりにもよく写っているのでラミネートして
護符のように持ち歩いている















 
 


 例えば 上のテストピースはライカ判から8×10に伸ばす際のモノなのだけれど 
この程度の倍率じゃあ 何処迄写せているか判んないだよねぇ…

 手持ち撮影なので 僅かにブレているらしいことは判るのだが…

 もっとも この撮影に使用したフィルムは 現在市販されている中では一番の解像度を
誇ると云われている ADOXのCMS20 ⅡPROを専用現像液ADOTECH Ⅳで処理した
モノなのです。

 少なくともこのプリントを観る限り 解像度という点においては 中庸感度のフィルムや
TRY-Xでは普通の大きさにプリントしても レンズの本来の性能(解像度)を
生かしきれていない事が判ります。

 
 ただ 自分はちゃんとした暗室を持たない しがないサラリーマンなので 引伸ばしのサイズを

変えると言っても 色々段取りがあって 夜な夜なちょこちょこやるスタイルに 急な変更は

厳しい訳で…

 まぁ 今度のゴールデンウイーク位に 久々にバライタで 最低でも大四ツ切 出来れば小全紙で 何点か焼いてみようかなぁ…という感じでおるわけです。

 今回は休日の朝… ということでその準備です。



focomat Ⅱcの引伸ばし倍率スケール
引伸ばしレンズ 100mmの時3倍と云ったところ













 


 ここ最近は ブローニーのネガばかり焼いているので、いつもは focomatⅡcで

3倍にして RCの8×10のペーパーに焼いています。

  focomatは自動焦点と云われていますが、自分は日頃から細かな調整をしていないので

 自動焦点だからと云って ピントに関してそれを鵜呑みにする事は有りません。

 都度都度 ピークルーペで確認しています。

 ただ、パンタグラフを揚げ下げして 希望の倍率にすれば 残りのピントの微調整は 微々たるものなので その点は非常に使いやすい思います。(← ココ注目!)他の機種では 倍率変更時のピント調整で イメージサイズの変動がもっと大きいので イメージサイズを厳密に決めようとすると(倍率変更←→ピント調整)を何度か繰り返す事になります。

 ピントも絞りリングの上の銀色のギザギザしたヘリコイドを廻すのですが 適度なグリスの粘りがあり その感触は官能的ですらあります。
















 先程も触れましたが、一方でピント調整の厄介なのがベセラー。

 細かい事を云いますが 一応 自分も纏めて残す関係上 それぞれ違う機種で焼いても

印画紙上のイメージのサイズをfocomatときっちり揃えたいたいぢゃないですか 

 ほんの数mmの事なのですが  合わせる際の最後の調整というか追い込みのところで

ベセラーはヘッドを揚げ下げしては ピント合わせ その繰り返しが続いて 仕舞いには

心が折れてしまいます。

 上の写真はブローニーを3倍に伸していた時の状態で また元に戻す際の参考に 

目盛の部分を写真に収めているのです。




隣り合って設置されている focomatⅡcとベセラー45MX
現在はこの2台をメインに使用しています。















 

 ベセラーの引伸機の方は eBAYでセットで手に入れてそのままなので、レンズは

150mmがついてます。なのでフォコマートと同じイメージサイズに揃えようとすると

ここまでヘッドが揚がってしまいます。ネガキャリアの上に載っている箱物は…

取敢えずの自作の散光源ユニットです。



focomatⅡcは 基本的に専用レンズなのですが 仮にライカ判を伸ばしたければ
横にスライドさせて6cmのレンズに換えればいいので その点は楽です。
















 なぜメインの引伸機として 2台を併用しているかというと 前の投稿でチョッと触れた事と

関係があるのですが 元々は ライカ判はfocomatⅠc ブローニーはfocomatⅡcという感じで

殆どfocomatばっかりを使ってきました。


 ただ 10年ほど前 例のオンボロローライを手に入れて 2年程前 久々にこのローライで

撮り始めたのですが 出来てくるネガがコントラストの低い 極めて眠いネガだったのです。

 通常のコマは 多階調フィルターでグレードを変えて 何となく仕上げていたのですが、

猛烈な逆光状態で撮影したコマは たとえ5号のフィルターを使ったとて 納得いく感じには

焼けませんでした。(そもそも一目観て 覆い焼きをしているとすぐ判る様なプリントは

私にはNGですので…)

 そこで考えたのが 10年程前につくった 散光源ユニット

 じゃあ それ使ってみようやないかと…。focomatⅡcはそのままの状態でおいといて

eBAYで落として以来 殆どそのまま放置しているベセラーを 散光源ユニット専用機に

したらええやないかと…

 ブルーとパープル(近紫外線域)で作った方なら 結構なグレードで焼けるやろ…と。



これは2年程前の写真だが しばらく使っていなかったので
自作LEDユニットの パープルの方を確認の為 点灯したところ
この写真では判らないかも知れないが 並列してブルーのラインが
取付られている。


 















 うーん、話が長くなってきて 内容が多岐に渡って来たので いったん締めます。

 続きます。
































2014年1月27日月曜日

2014.01.27. つれづれ


 結局、手持ちのfocomatのヘッドに換装出来る様な形で 近いうちに 散光式か 冷光源の自作ヘッドを作ってみて 使い慣れた focomatで かつてプリントしてみたネガを焼き比べて 自分なりに 散光源式と集散光源式、或いは冷光源でプリントした場合の調子について 考察してみようという事にした。

 最初は何も考えず ただ漠然と頭の中に focomat Ⅰcが思い浮かび、4×5や5×7に比べれば 結構コンパクトなサイズに出来るだろうから 材料代も時間もそんなに掛からないかも…と軽く思っていたけれど、よく考えると focomat Ⅰcはネガを コンデンサーレンズと ネガキャリアで挟み込んで 平面を出して プリントする様な方式になっている事に気が付いた。










 厳密に云うと 僕のfocomat Ⅰc達は コンデンサーレンズの先端にレンズキャップの様に 一台は四角いマスクがきられた只のキャップの様な スペーサー、そして もう一台は アンチニュートン処理したガラスが取付られたフィルターをかます様になっている。(確か、Valoyは後々 コンデンサーレンズ自体が アンチニュートン処理された物に変わって 何か先端にかます必要が無くなったと思ったが その後のfocomat Ⅰcはどうだっただろうか?もう 忘れてしまった…σ(^_^;))






   ならば、Ⅱcのほうで考えてみるか…と思って ヘッドの白熱電球の付いた蓋を開けてみたが 自分の想像していた以上に大きい…σ(^_^;)。

   150φ位の気でいたので、塩ビの排水パイプが 丁度いいかな…と思っていたが、200φ位でないと とても収まらないサイズだ。まずは、しっかり採寸せねば…。

   それにしても、開けた時いつも思うが もの凄いガラス玉が仕込まれている…。このガラス玉の収まっている容器には バケツの様な取っ手が付いていて それを摘まんで 上に引き揚げる様になっているのだが…結構 緊張する…。もし落としたら えらい事だからね…。










2013年4月27日土曜日

2013.04.27. つれづれ


 取り敢えず 黒いボール紙で ネガキャリアの製作。

 早速セットして 試し焼きの続きを始める。



























   
 

 取り敢えず ボール紙でって云ったけど、では恒久的にするには どの様な材質でどうやって作ればいいんだろう?



 自分の工作能力では 見当もつかない。いっそただの板ガラスでサンドイッチすればいいかもしれないが、それでは平面保持性は素晴らしいだろうが、マスクに相当するものが無いので 周囲の素抜け部分からの大量の光線に影響されてダメだろうと思う。

 focomatⅡcのように ネガマスクとネガキャリアの2段構えにすれば良いのだろうか?



















 


 















 
 やはり眠いし カブってしまっている?

 


 
 
 

2013年4月19日金曜日

2013.04.19. 電子工作


 2013.04.19. 電子工作ぅ…?







 何か 段々電子工作ではない 面倒臭い部分が増えて来たな…σ(^_^;)














アクリル板の接着。滅茶苦茶 下手くそだぜ…






  やっぱりLED光源のパネルが大きいので、カットしようかどうしようか 据えてみて悩んでいる所。

 横巾方向は はみ出しちゃってるけど、奥行き方向は何とか収まりそうなんだよね…。







 とりあえず 黒いアクリル板で ネガステージの ちりが付いた一段上がっているところに被せる枠を作ったけど、ここからは どうしようかなぁ…

これより上は仮にベニヤか段ボールでも使って仮の物をこしらえてみようかなぁ…






 奥行きも 四角い枠からは はみ出しちゃってるけど 収まっていない訳じゃない。

 横幅方向さえカットすれば 何とかなりそうだ。







 それにしても、かっちょいいfocomatⅡc … 思わず魅入ってしまうぜ…σ(^_^;)