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2013年6月9日日曜日

もう一台の focomat Ⅰc


 この週末は もう一台のfocomat Ⅰcを いきなり使いはじめるつもりだったのだが…






 玄関の土間に置いてあったので、家の人に 「早く 何とか してくれ」と言われていた もう1台の focomat Ⅰc。

 早速 自室に引取り 外部のクリーニングを始めたのだけれど、筐体部分は 良しとしても、ヘッドの中のコンデンサーレンズと アンチニュートンフィルターに付着している埃が 凄まじい…σ(^_^;)。

 取り敢えず、土曜の夜は 前から有る方の focomat Ⅰcでプリント。








 前にも書いた事が 有るかも知れないが、この頃の focomat Ⅰcに付いているのは アンチニュートンフィルターではなく アンチニュートンスペーサー。







 取付位置合わせの指標が入っているのが判る。

 それにしても ヘリコイドリングのストッパーの位置が やけにズレているのが気になった。

 ここ最近は、8×10オンリーで 引伸し時には 必ず毎回 ピークルーペで最終確認しているので、あまり気にした事が無かった。

 かつて このfocomat Ⅰcを手に入れたばかりの頃 楽しくて堪らなくて 毎晩大カビネサイズに焼いていた頃の名残りだろうか…




 それにしても、最近はZONE Ⅵしか使っていなかったので、このギザギザ加工のヘリコイドリングを廻して その滑らかさに感心してしまった。

 リングの感触というよりは、グリスの粘り具合を味わっているみたいな…なんか 緩過ぎず 硬過ぎず心地良かった。

 勿論、ピントはピークルーペで確認したのだが、focomat Ⅰcのそれは ZONE Ⅵのそれとは比べて コントラストが高くて ネガの拡大率の違いからか 粒状からピントのピークも 掴み易く これも心地良かった。






 そして… 日曜も夕方になって ようやく僕は 新しい方のfocomat Ⅰcの 残りの部品をクリーニングし始めた。

 部屋が散らかっていて、こういう時の為に買っておいた レンズのクリーニング用品 一式が見当たらないので、その辺に有った クリーニングリキッドとクリーニングクロスで まずは アンチニュートンリングをクリーニング…σ(^_^;)。

 この部品は 普通に観る分には 経年劣化や 傷など一つも見当たらず、僕的には 新同品といった感じ…。かえって こんなに綺麗だと 使い込むのを躊躇してしまいそうだ…。








コンデンサーレンズも 最初は 埃が一杯付いていて汚かったのだが…







 こちらも また非常に綺麗になった…σ(^_^;)。

 埃が一面に付いて 濁っている様に見えたのが 嘘のよう

 focomat Ⅰcは よくこのコンデンサーレンズに秘密が有ると言われる。

 国産の引伸機が そのコンデンサーレンズの姿だけを真似ても 真似できない何かが有る様だ。

 早速 例の宇宙人の頭のようなヘッドの中に 嵌め込んだ。

 でも、ここ迄来て よく考えると こちらには 元々 電球が付いていなかった事に気付いた。








 結局、今 電球を別にもう一つ用意しようか 使いまわそうか 悩んでいるところ…。(引伸機用の電球の値段ってバカに出来ない…)

 実は、この前迄の電子工作を通して 一つ頭の中に妙案が浮かんでいるのだが…

 もし引伸機用の白熱電球が 自分の思っているよりもコストの掛かるものなら ソレを試してみるのも有りかも知れない。でも、その為には またハンダごてをその手に握らねばならない…σ(^_^;)。






2013年5月16日木曜日

ZONE Ⅵ 引伸機の再生(その5)


 ZONE Ⅵ 引伸機の アンカーをどのように修繕したら良いか悩んでいる。

 今の自分の ZONE Ⅵ 引伸機は アンカーが付いておらず 正規の状態で無いので、 ネガをセットして プリントサイズやピントの調整のためにヘッドの位置を調整して しっかり固定しても 1日も経つと ヘッドが重みでかなり 下がってしまっている。(プリントする都度 調整している。)








 どういう事か よく判らないが(嫌がらせとしか思えないが…)、アンカーから伸びたボルトは アメリカから届いた荷を開封した時点で 大きくへし曲げられていて、元の真っ直ぐな状態に戻そうと 逆方向に指で力を加えると、いとも簡単に剪断してしまった。







2013年3月26日火曜日

2013.03.26. フィルム現像


 今朝 フィルム現像をしようと思って JOBO DRUMをBeselerのモーターベースに 乗っけて 電源を入れたら…動かねぇ。




 急遽、選手交代 別なモーターベースを 引っ張り出してきた。もうドラムの中に フィルムを詰めて 蓋をした後だったので、少し焦った。

 eBayで買い求めた 2つのモーターベース、値段も大したコトないが、コンディションも イイことない…σ(^_^;)

 今回 使用している控え選手(お蔵入りとも云う…)は、左右の ドライブディスクのバランスが悪いのか、ベースに 元々備わっている 傾き調整を 一杯にして かなりの右肩上がりにしても、ドラムを置くと、左に滑って(動いて)行く始末…。

 このドラムは 真ん中に 繋ぎ箇所と思われる部分が有り、(4×5付け足し4×5 = 8×10 といったところ)そこに ちりが有るので それ以上 ずり落ちて行く事は 無いのだが、念の為に もう1台の方で 添え木している…σ(^_^;)







 本当は、久々に DD-Xで現像したかったのだけれど、何回やっても 蓋が開かなかったんですよ…。

 ILFORDのこのパッケージ、時々そういうことがある。かっつんかっつん 空回り…。今朝は、弱り目に祟り目といったところだった。

 仕方がないので、20℃の水で R09をすぐさま希釈して 現像スタート。

 1:50希釈位にしたかったが、13分なので 時間を惜しんで 1:25希釈にて 9分現像。出来たネガは 思っていたより黒くて 硬調だった。プリントしてみない事には 何も判らないけど…。

 今回も 仕上がったフィルムは ざらざらした感じに見えた。













注意していたつもりだったのに、蛇腹にケラれてしまったよ。







結構 無理してたもんね…(~_~;)








中を開けて 確認したつもりだったのになぁ〜。









 向かいの長浜らーめん。 店がまだ開いていたら 久々に食べようかと思っていたけど、準備中。

 明け方には、閉めてしまうのかなぁ…

2013年3月24日日曜日

ZONE Ⅵ 引伸機(その3)


 そもそも 僕が eBayで買い求めた ZONE Ⅵ 引伸機は 欠陥品だった。

 僕は 商品の説明を 一番下の隅の方まで良く見ずに 入札していたが、出品者は 出品してから その下の 隅の方に 「写真に映っている ガラスで挟むタイプのネガキャリアは 今後も自分が他の機種で使い続けるつもりなので 付属しません」と 書き加えてみたり、落札後も 暫く 商品の発送をする気配が無かった。

 僕は 英語がまるで苦手なので、セカイモン経由で入札して その後の手続きも 代行を お願いしていたが、その商品確認・発送の担当者の方の対応も芳しくなく(まぁ 物が特殊なだけに仕方無い部分も有るが…)正直「今回は ダメかもしんないなぁ~」とある程度は覚悟していた。

 セカイモンは、勿論 日本では 容易に得られない物が 安く簡単に手に入る事も有るが、半分は ギャンブル位の気持ちで 利用した方がいい。特にこのカテゴリーの商品は…σ(^_^;)。

 ただ、商品の善し悪しでなく、たまに 普通の感覚では 明らかに過剰と思われる包装で 送られて来るのだが、空輸しか 手段を選べなかったり、対応窓口が 電話は1本も無く、いちいち 電子メールの文面でのやり取りに限られるのは もう少しどうにか成らないのだろうか…








 結局、最初のプリントの 周辺部の像の流れは、撮影の 広角レンズ特有の物では無く 引伸しレンズの イメージサークルが足らないのが原因の様だった。

 新たに 中古で150mmのコンポノンを 買い足してプリントしてみたが、こちらは全く問題無かった。






 
 
 
 光源ユニットと その下の カメラの様な形の レンズステージの間に 専用のネガキャリアを 挟み込むように なっているのだが、隙間からの光線漏れが 激しい。

 パーマセルテープで 目止めして 遮蔽しなければ カブってしまって とてもプリント出来たものではないのだ…







 
専用のネガキャリア
 

 
 アウトラインが 独特の形をしていて、置いた時に 位置出しが 容易なようになっている。

 ガラスでサンドイッチするタイプでは 無いので、いずれ 平面性の保持に 不満が出て来るかも知れない。








 
 僕の電子工作の LEDのユニットの大きさを見て 「馬っ鹿じゃね〜のぉ」と思った方も 居られるかもしれないが、こうして比べてみると 概ね 間違っていないことが判る。

 隙間からの光線漏れを 防ぐように 自作のユニットの筐体下部は 一段 チリを付けて つば付きとし 上手く 嵌り込むようにしたいね。
 
 
 

2013年1月6日日曜日

僕が 大判での撮影に 回帰した訳


 僕が 大判カメラでの撮影に 回帰した訳

・ Mamiya7で この1年間 建築を撮っていたが、やっぱり アオリを使った撮影が したくなった。

・ フジの クイックロードを使って来たが、廃番に なってしまい もう大判カメラも しばらく使う事も 無いかなぁ…と思っていたが、とある方のBlogで ロータリーチューブで フイルムを 自家現像出来る事を知り コレなら 自分でも出来そうと思った。モノクロなら 一応 ここ一年の フイルム現像の 自分なりの ノウハウが(まだ そこまでいかないかも知れないが…)あったので、あとは カットホルダーも 中古で揃えて 自分で詰めれば良いのだと…(実際 中古で 売っているのを 既に見ていたので…)そこまで考えると 俄然 現実味が湧いて来て すっかりその気になってしまった。

・ Mamiya7では、前の記事で書いた通り あまり絞ると 回折現象で 像が 甘くなる。(Mamiya7は、そのカタログに 幾つの絞りで 最大先鋭度を発揮すると 明記してあるので、単なる自分の感覚的なものでなく 確信が持てた)

 なら、開放f値の暗い大判のレンズは 同じ絞りでは どうなんだろう?という思いが 頭をよぎった。また、同じ画角の写真を得るのに、焦点距離が違う。よって当然 ネガの大きさも違う。それは プリントした時 どの程度の 余裕となるのか?

・ 写真の制作において、これからは 常にという訳にはいかないが、新たな領域にも踏み込んでいく事にしていて この1年は ブローニーフィルムでの撮影、現像、プリントを 行って来た。focomat Ⅱcを買い求め 自分をやらざるを得ない状況に 追い込んだ。

 それが 一段落して これからの1年 次の目標ということになると さらに上のフォーマットとへの ステップアップというのが まず 自然に頭に浮かんだ。

 またしても 先に引伸機を 買い求め やらざるをえない状況に追い込む事に… でも、今回 買い求めた引伸機は 完全な状態ではなく まだ組上がっていない。調べても あまり 情報も無い。(コイツに関しては、focomatの時と違い 良い買物だったのかどうか まだ判らない(^_^;)) レンズも まともなレンズボードも 付いていなかったので、勢いで適当に 135mmの引伸ばしレンズを eBayで買い求めたが、どうやら 4×5をカバーする 標準のレンズは   150mmらしい…(._.)