この週末は もう一台のfocomat Ⅰcを いきなり使いはじめるつもりだったのだが…
玄関の土間に置いてあったので、家の人に 「早く 何とか してくれ」と言われていた もう1台の focomat Ⅰc。
早速 自室に引取り 外部のクリーニングを始めたのだけれど、筐体部分は 良しとしても、ヘッドの中のコンデンサーレンズと アンチニュートンフィルターに付着している埃が 凄まじい…σ(^_^;)。
取り敢えず、土曜の夜は 前から有る方の focomat Ⅰcでプリント。
前にも書いた事が 有るかも知れないが、この頃の focomat Ⅰcに付いているのは アンチニュートンフィルターではなく アンチニュートンスペーサー。
取付位置合わせの指標が入っているのが判る。
それにしても ヘリコイドリングのストッパーの位置が やけにズレているのが気になった。
ここ最近は、8×10オンリーで 引伸し時には 必ず毎回 ピークルーペで最終確認しているので、あまり気にした事が無かった。
かつて このfocomat Ⅰcを手に入れたばかりの頃 楽しくて堪らなくて 毎晩大カビネサイズに焼いていた頃の名残りだろうか…
それにしても、最近はZONE Ⅵしか使っていなかったので、このギザギザ加工のヘリコイドリングを廻して その滑らかさに感心してしまった。
リングの感触というよりは、グリスの粘り具合を味わっているみたいな…なんか 緩過ぎず 硬過ぎず心地良かった。
勿論、ピントはピークルーペで確認したのだが、focomat Ⅰcのそれは ZONE Ⅵのそれとは比べて コントラストが高くて ネガの拡大率の違いからか 粒状からピントのピークも 掴み易く これも心地良かった。
そして… 日曜も夕方になって ようやく僕は 新しい方のfocomat Ⅰcの 残りの部品をクリーニングし始めた。
部屋が散らかっていて、こういう時の為に買っておいた レンズのクリーニング用品 一式が見当たらないので、その辺に有った クリーニングリキッドとクリーニングクロスで まずは アンチニュートンリングをクリーニング…σ(^_^;)。
この部品は 普通に観る分には 経年劣化や 傷など一つも見当たらず、僕的には 新同品といった感じ…。かえって こんなに綺麗だと 使い込むのを躊躇してしまいそうだ…。
コンデンサーレンズも 最初は 埃が一杯付いていて汚かったのだが…
こちらも また非常に綺麗になった…σ(^_^;)。
埃が一面に付いて 濁っている様に見えたのが 嘘のよう
focomat Ⅰcは よくこのコンデンサーレンズに秘密が有ると言われる。
国産の引伸機が そのコンデンサーレンズの姿だけを真似ても 真似できない何かが有る様だ。
早速 例の宇宙人の頭のようなヘッドの中に 嵌め込んだ。
でも、ここ迄来て よく考えると こちらには 元々 電球が付いていなかった事に気付いた。
結局、今 電球を別にもう一つ用意しようか 使いまわそうか 悩んでいるところ…。(引伸機用の電球の値段ってバカに出来ない…)
実は、この前迄の電子工作を通して 一つ頭の中に妙案が浮かんでいるのだが…
もし引伸機用の白熱電球が 自分の思っているよりもコストの掛かるものなら ソレを試してみるのも有りかも知れない。でも、その為には またハンダごてをその手に握らねばならない…σ(^_^;)。
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