引き続き 11×14inchでのテストプリント
現像液は Polymaxを希釈したものを 使い廻しているので、黒に締まりが無いのは ご容赦下さい。
でも、まだ本番プリントの為のテストプリントの段階だし、去年 散々プリントしたので、ここから現像液をま新しくした時の 最大黒が得られた時の調子は 今の自分には 頭に思い描けると思っているので…。
引伸機が散光式になって 幾分 集散光式の時より焼き易くなるのだろうか…と思っていたが、そんなコトは全く無かった…σ(^_^;)。
集散光式(focomat)で 焼きにくかったネガ(絵柄)は 散光式になっても 焼きにくいネガだ。
それらのネガは 集散光式の時と同じ様に 複雑な焼き込みのプロセスを要求される。
それでも 確かに ネガ濃度の濃い部分においても ベース露光をかけた後の焼き込みをしていく時間そのものは短くて済む気がする。
ただ、焼き込みの時間が 押せば押すほど 真っ白く抜けて輝きを放って欲しいハイライトの部分にも濃度がのって来て プリントが光を失っていってしまうので、散光式の引伸機でのプリントでは こういう絵柄においては 焼き過ぎは禁物だ。
結局、何だかんだ云って こういうのが 上手く焼けないのである…σ(^_^;)。
まぁ、それ程 真剣になれていないという事も有るけど…。
なかなか モチベーションを高めたり それを維持していくのは大変なのだ…。一度 スイッチが切れてしまうと こんなものだ…。
このカットでは 屋根と庇が ノコギリ状に 天空や陽の当たっている部分に食い込んでいる。
この様な絵柄をプリントする時は、こちらも 露光を遮る黒い紙を どういったプロセスで 手を動かして施していくか 綿密に検討し 事前に頭に思い描いて インプットせねばならない。
それには瞑想と迄はいかないかも知れないが、前もって精神を落ち着け 心をクリアーな状態にしなければならない。(夜更けにプリントし始める時は よくコーヒーを淹れて飲む事にしている)
そういう気持ちで臨まなければならない…それは分かっているのだが…。
ただ、上のカットは自分をそんな気持ちにさせて 心を奮い立たせて 挑ませようとさせる様な そんな写真では無い。
正直、今の自分の問題は フィルム現像とかプリントとかそういう段階では無く それ以前の問題だ…。
それは、自分が一番 感じているのだが…。今の処は 撮っても撮っても あまり良くなら無いのだ。
この写真ではよく判らないが、今まであまり真剣に考えた事が無かったが ZONE Ⅵの現状の支柱のままで 16×20inchのプリントが製作出来るのだろうか?
今現在 写真に写っている状態で 11×14inchサイズを引伸ばしているので ホントにチョッと無理かもしれない。早めにチェックせねば…。
来年辺りには 20×24inchにステップアップしようと思っているのだが、そうなると さらに別な方法を考えねばならない。
まず20×24inch対応のイーゼルを手に入れなければならないが、そこからして今の自分には 金銭的にハードルが高そうだ。
今年の2月に使ったきり しばらく使ってあげていないfocomat Ⅱc…。
レンズくらいは取り外して防湿庫に仕舞っておけば良いのだが、無精な自分は 半年間も そのまんま…。
チョッと不安になったので 取り外してカビが生えたりしていないか点検してみた。
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