リレーを噛ませて、LED光源パネルの応答のタイムラグの問題が無事解消して 小刻みな時間であっても 正確に同じステップで焼けるようになったので、引き続き テストプリントを行った。
まず、ベース露光からして2.5秒では いかんせん短すぎるので 10秒位になるように LED光源の明るさを調整。取り敢えず 今日は ブルーとパープルの値は 共に3.15にセットした。
チョット 硬め…でもやっと 自分の テストピースらしくなって来た。
これは、今回のカットのものではないが、自分は取り敢えず テストピースから 自前の露光時間のガイドの様な物を ペンでスケッチして描いている。
印画内の 露光時間のタイムテーブルが 小刻み過ぎて とても頭に叩き込んでおける様な単純な物ではないので、こうやって事細かに記載して 整理しておくのだ。
このとき スケッチはペンやボールペンで描く事に決めている。
ひとつの理由は いずれ暗いセーフライトの中で こいつと睨めっこして 露光を掛けていくので コントラストの高い描画になっている方が 見易い事。
もう一つの理由は、これから自分は 一度 取り組んだらやり直しのきかない事をやるので 或る意味 気合いを入れる為に あえてやり直しのきかない事をして 自分の気持ちを高める意味がある。(端っから やり直しのきく鉛筆なんか握って そんな弱気でどうする?…という事)
もっとも自分も MorphosisのThom Mayneのように 鉛筆で美しいラフスケッチが描ければ そちらを選んでいるだろうけど…
でも、ただ写しとるのではない。その時考えた事、感じたこと、そしてそれをプリントに反映させるように 時には時間を掛けて 描くんです。
そうすると、気持ちが高まりつつも 少しリラックスしている自分が居る。集中しつつも、一歩引いて冷静に考え これからプリントに取り組もうとする 少し大人な気分の自分が居る。
勿論、人間ですから その時その時で 気分や考えも変わり、スケッチの調子も変わるんです。
でも、そういうのが積み重なり ストックされていって 後で見返すのも 面白い物ですよ。
テストピース後に 最初に焼いた1枚目。テストピースで焼いていない部分については、露光時間は推測するしかないので、真っ黒になったり 濃度が浅くなっている。
どうも 貧乏性で仕方がないが、本来はテストプリントは 画面全体で行う物なのだろう。
結局 失敗プリントの枚数を 重ねるのなら 同じ事だ…。それは解っているのだが…
1枚目の結果を踏まえての 2枚目。何とか 見られるプリントに…σ(^_^;)。でも、まだ大いに不満のある箇所が…。
隅木の先端部分と その周りの木々の濃度が 明らかに 浅い。
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