この前の 週末の撮影では Chamonixで 210mmも使ってみた。
蛇腹は まだまだ余裕 といったところ
ただ、65mmや90mmと違って イメージサークルに 余裕が ある筈なので もっと ライズしたかった。
そういう意味では、テクニカルビューカメラと比べて 不満を感じてしまう。
折り畳み式とはいえ フィルム側のフレームは、基本的にベースに くっ付いているので、フィルム側のフレームでもアオるといった芸当は モノレール式の ビューカメラと違って 出来無いんだよねぇ…。
↑ これ 210mm まだまだ余裕だねぇ
レンズボード側しか 繰り出していないけど フィルム側も ベースに付いているホイールの ロックを解除すれば まだまだ セットバック可能。
もし これ以上長い焦点のレンズを使って 蛇腹をさらに伸ばす必要が有るなら、バランス的にも まず バック側を後退させた方が いいかもね。
ちなみに、Chamonixを購入した時にマツバラ光機さんで 教えて下さったのだけれど、このカメラは フィールドビューカメラながら 蛇腹がテクニカルビューカメラの様に 取り外し出来るので、長焦点のレンズを使っていて 垂れ気味に癖がついてきても それ迄とは 逆勝手に 付けて それをキャンセル出来るので その点は便利に出来ているらしい。(Chamonixのサイトで観て知ったが、いづれ 広角レンズ用の 交換蛇腹を出すらしいのだ。)
↑ つぎ 90mm 一見 問題無いように見えるよねぇ
手を添えているよねぇ。この人差し指で 押さえている部分… ここが大事。
広角レンズで ライズした時は アコーディオンを演奏する時のように 蛇腹の部分を縮ませ 無理にくねらせている。するとストレスのかかった蛇腹には 復元しようとする力が有るから レンズボードの付いた前枠を 押し除けようとする。結果それが モーメントになって 前枠の付いている コの字の支柱の根元から 前にねじれてしまう。
結局 その前枠の動きは チルトしている事と同じになるから ピントが甘くなる。
そこで 逆方向に チルトさせて それをキャンセルしている…という訳。
↑ 最後に 65mm もう ぎりぎりだね
これは 上の2つのカットと違って 全く ライズしていない状態
専用の 凹みボードに 装着されていれば 47mmのXLの スーパーアンギュロンもいけそうだけど、正直 或る程度 ライズしないと ベース部分にケラれてしまうだろうなぁ…
0 件のコメント:
コメントを投稿