2024年5月7日火曜日

2020.05.07. つぶやき

  特にバライタ紙でのプリントともなると 納得がいく迄 テストピースを焼く。

 段階露光をしても 山をつかめずにいて 何とかその先は今までの結果からの類推で

いけるやろ… と 見切り発車をしてプリントしてみても 過去の経験では 惨憺たる結果に…

 結局のところ しっかり納得がいくまでテストピースを焼いて 本番プリントに臨んだ方が

紙の無駄遣いも抑えられる。




テストピースを焼く。結構 時間のかかる作業だ。
自分は テストピースも プリントした時に ササッと露光データをメモしておくけれど
それだけでも 溜まって来ると 見返すのに お目当てのプリントのデータが
記載された箇所を探し出すのは 結構大変な事だ。
だから最近では こうやってその都度 写真を撮り さらに露光データをメモった箇所も
その場で写真に撮っておく。少なくとも自分のiPhoneの中では それらは時系列順に
セットで並んでいる…という訳だ。
























   時間の無い時に限って 気持ちばかりが逸って 見切り発車をしては失敗、その失敗プリントを

基にさらに見切り発車しては失敗… 気が付くとその日は 失敗プリントの作品群が出来ただけだった…

という事も過去にはあった。

 朝を迎えて その失敗プリントとテストピースを水洗するのに 時間を費やすのも非常に空しい

気持ちになる。(残しても仕方のない 失敗プリントは 勿論 ゴミ箱行きだが…)

 ただ、バライタプリントは 結構ドライダウンがあるので 多少の露光オーバー、アンダーでも

その後のドライダウンの経過を観察するのに 残しておく事が多い。




上のテストピースを基にプリントしたのだが…
だいぶ濃く 硬調なプリントになってしまった。
自分のブログ掲載写真は iPhone撮って出しなのだが
iPhoneはデフォルト設定のままでは勝手に色々補正してしまうので…
本当のプリントは もっとドス黒く 硬調なプリントだ…

















 

 まぁ、こういうシチュエーションを写した写真のプリントで 部分部分のテストピースしか作らずに

 全体のプリントを一発で上手く仕上げようとしても 無理がある訳で…

 ただ、このプリント… 覆い焼きとかは ほんのチョッとしか施してないです。

(プリントの 左上と左下を ほんの少々 手で遮って露光を抑えた程度です)

 詳しい事は この先 記事にすることになると思いますが、訳有って 敢えて殆どしてないです。



これは 過去にRC紙で焼いた時のもの
こちらに関しては まったくのストレートプリント。
もっと微妙な繊細な感じなのに iPhoneで撮ってBloggerに揚げると
どうしてもコントラストがついてハイキ―な感じになってしまう。



















 今回の殆どストレート焼きで…という試みをするきっかけとなったのが この写真だ。

























 
 どうせ またiPhoneが勝手に補正して 訳判らんかもしれんけど…
 最初の写真 一晩経って ドライダウンで檜皮葺きの部分 この位まで調子が出て来たよ…








































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