最初の3コマ、誤って 1段オーバーでの撮影
停止浴を終え フィルムをタンクから取り出したところ… 裏紙に貼付けられていた際の テープが フィルムの端に 残っているのが判る。写真右下にあるのは 過去に剥がしたテープ片 |
定着液に浸す前までは それ程でも無いかも…と 思っていましたが…
定着液1浴目から引き揚げたところ。結構 凄い事に… リーダー部分のテープが貼ってあったところの乳剤がそのまま残っています。 |
自分は 定着作業は タンクから明室に取り出して行っているので ここでリーダー部分の
フィルムを貼り付けているドラフティングテープの様なものを剥がして2浴目の定着をスタート。
今回 現像しているフィルムはILFORDのDELTA100ですが、定着液が疲労してくると
このテープが貼ってあったところが素抜けの状態になるのに 段々 時間が掛かる様になってきます。
2浴定着ののち 予備水洗を始めたところ この写真では判りませんが テープが貼ってあったところは ベースフォグも乗らないので 非常にクリアーな状態です。 この部分のハレーション防止のステインが気にならなくなる程度に 予備水洗をします(置換水洗です)。 この時期 水温が20℃以上になっているので 洗い過ぎないようにします。 |
まぁ 此の位なら普通に焼けます。(ノーフィルターで普通に2号で焼けます)
チョッと カメラが変わった関係で 攪拌回数が 今までと同じ回数では多い様です。初期攪拌も長かったかも…
ちなみに 今回は初期攪拌30秒(その間 12~13回 転倒 倒立攪拌)。自分は フィルムの取説に明記されていない限り 前浴など 行いません。逆に 前浴しないように…という注意書きは たまに目にすることがあります。
その後は 1分ごとに3回 転倒 倒立攪拌(最後3回目終了時 軽くタンクの底を平手で下から受ける…
というか 軽く叩く)
現像液は SILVERCHROME SELONALです。 標準TIME 20℃14分ですが グラフなどの資料が手許に無かったため 1:49希釈時に 21℃だったので 1分減らして 13分で現像しました。