2013年1月18日金曜日

シートフィルムの現像(その2)


 シートフィルムを現像するのが、未だに (今のところは…)楽しくてしょうがないのだが、困った事もある。

 自分は、JOBO DRUMで ロータリーチューブ現像しているが、そのチューブを開けると、中は 5部屋に分かれていて、そこに 1枚 1枚フィルムを 挿入するのだけれど、つまりは 一度に 5枚しか 現像出来ない事になる。沢山 撮ってきた時は、あと これを何セット繰り返すのか…と 気が遠くなりそうな事もあるし、その5枚の中に 何枚か似たようなコマが ダブっていると(ちゃんと撮れているか不安で つい同じカットを 表裏に撮ってしまう。)、何だかなぁ…と思ってしまう。

 シートフィルムが他と違うのは、基本的にカットホルダーという マガジンに セットして 持ち歩くので、撮影後は 取り出して 現像しない事には マガジンを空に出来ず、次の撮影には  臨めないという事。(4×5inのカットホルダーは30個位持っていますが、もっと確保して置きたい…)
 だから 撮り終わったら 外光から しっかり遮蔽されていて そのままストック出来るロールフィルムと違い、写真を 枚数 撮れば撮るほど 現像が待ち構えているという事実が 重くのし掛かって来ます。

 今は、真冬なので 、困っているのが 液温管理です。今までは ステンレスのタンクで現像していたので、そのステンレスのタンクも お風呂に浸かるように 予熱させ、その後、フィルムを中に入れて 処理中も 溶液の出し入れをする時以外は、そのまま 浸しておけば ほぼ一定の温度を保つことが出来たのです。

 でも、困ったのが、JOBO DRUMが 上記の様な 方法では 大き過ぎて 予熱したり、温度管理出来ない事。仕方ないので、本当は やりたく無いのですが、現像液より少し温度の高めの水で 前浴し これで気持ちタンク内の温度も高くなったかな?という処で排出し、現像液を投入しています。


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