16×20inのプリントを 制作してみた雑感
・11×14in(大四切)の時には、アラが感じられなかったものでも(120にて撮影)、アラが感じられ、結構 ヘコむ。
・上記のアラというのは、11×14inの時は、このネガの粒状感 恐らく半紙程度では びくともせんやろ…と思っていたものでも 簡単に ほころびを見せる。(まだ そんなに 数をプリントした訳では無いので、あくまで DELTA100での話 efkeのR25で撮ったネガも プリントしてみたが、こちらは 半紙程度では びくともしない。)
・アラとは 少し違うかもしれないが、(此処では Mamiya7で撮影したネガを前提に話をするが…) 例えば、43mmや65mmのレンズで写した際に、f16やf22で撮影したものより、f8やf11で撮影したもののほうが 明らかにピントの来ている部分に キレがある。(回折の影響を 受けてない)(もっとも これには 自分で ある程度のサイズまで プリントしないと 気付かないかもしれないが…)自分は 被写界深度を 得るよりも、そのキレの方を大事にして f11で バカの一つ覚えのように 撮って来たが、画によっては、半切まで伸ばすと その被写界深度の少なさに ガッカリするようになった。(もっと絞って撮んなきゃ…と思うようになる。)
・ベタ焼きのトーンと プリントのトーンの差というと、キャリエ効果の差で 説明出来るのかもしれないが… 自分は、11×14inと16×20inにも プリントのサイズの差だけではなく、トーンの繋がりに 差を感じる。16×20inでは、11×14inのとき 繋がったトーンに見えた部分が はしょられているように 感ずる時が有る。
・11×14inまでは、紙が カールしているくらいで、その巻グセの様なものをとって セットすれば 印画紙の平面性については、特に気にする必要は無かった。ILFORDのMG FBでの話だけれど、16×20inの方が 紙が薄く ペラペラで 波打っているのに 驚いた。正直 ビシッと平面性を 保つには バキュームイーゼルが必要ではないかと感じる。(自分は 導入する余裕など無いけど…)また、同じメーカーの 同じ紙なのに 11×14inと16×20inでは 少し感度が違う。(11×14inでは 8秒のところを 16×20inでは 7秒位。最も サイズの差では無く、ロットの差、製造されてから経過した 時間の差かも知れないが…)
・ 上で書いた様に、16×20inの方が 印画紙が 薄いのだけれど、バットに浸かり 薬液が染み込むと かなり重くなる。ピンセットで バットから 取り出して 次の薬液の入ったバットに滑り込ませる時に 、丁寧に扱わないと 折れ曲がってしまい、⌒の様な形のシワが 入ってしまう。
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