2024.09.05. つれづれ
実を云うと 昨年末に人生で初めてコミケに行っていて…
その目的は コスプレはともかくとして 格安で沢山の若いおネイサン(お嬢ちゃん)の写真が撮れるのでは…という をとことしては至極真っ当な 邪な動機によるもので…
只、その時にMamiya7で撮った方の撮影済みのフィルムが 色々な物にまみれて何処に行ったのか分からなくなってしまい ついこの間のお盆休みの片付け時に無事発見されて 今週 無事に現像され ようやく日の目を見る事となったのです。
本水洗は 致し方無いとして 予備水洗までは 氷水を用意して 20℃前後をキープして 現像しました。Mamiya7で ほぼオート カメラ任せで撮影しているので いつもの自分のように 露光オーバー 現像オーバーにもならず 程よい濃度の ネガに出来上がりました。 |
ただ ネガを観ている時には 目視だけでしたので気付かなかったのですが 今朝プリントしてみたら このネガも 屋内に放置されていたとはいえ 夏の暑さのせいか おかしくなっていて そこかしこに斑点が出来ていたのです。
focomatⅡcで 多階調フィルターを使用せずストレートに焼いています。 そもそも 自分がfocomatⅡcに取り付けている電球のW数が 適正なのかわかりませんが 引伸しレンズのf値 f8なのですが、 左から 0.6秒→0.7秒→0.8秒→0.9秒→1.0秒→1.1秒→1.2秒→1.3秒 です。 勿論 多階調フィルターの2号を使用すれば もっと長く出来るのですが… |
テストチャートを手にした段階で 頬にそばかすの様に斑点が出ていて ようやく気づきました。
頬の辺りが 比較的判りやすいかと思いますが、全体に ホシガレイの様な斑点が出ています。フィルムは ILFORD FP4+です。フィルム自体は 古いものではなく、去年撮影のチョッとまえに購入したものです。
Mamiya7 65mmF4のレンズで撮影しています。(撮影時の絞り値は不明) 今回の撮影条件では オンボロローライの方では いつもの引伸し機で いい感じに焼けるネガが 出来なかったので 何の問題もなく 普通に写っているのに正直驚いています。 |
ちなみに全体はこんな感じです。この日は非常に天気が良く 大晦日前日とは思えないほど暖かかったのですが、冬の低い日差しの猛烈な逆光の条件で撮影しています。
Blogに載せるために いつも通りiPhoneでプリントを撮っていますが iPhoneは勝手にコントラストを上げてしまいますので 真っ白く見えますが ブラウスの諧調も 実際のプリントではしっかり陰影がでています。
8×10に3倍でプリントすると いつもの6×6では 脇に当該ネガのベタも併せて焼き込めるのですが、6×7ですので 紙の残りの余白にネガが収まり切りません。
また、ローライやハッセルは フイルムが縦走りなのですが、Mamiya7は アスペクト比の関係でで当然 通常のライカ判のように 横走りになりますので 余白に情報を詰め込むだけ詰め込もうと思っても どう収めたらいいか いつも躊躇してしまいます。
拡大して観てみると画面全体に斑点が出ています。 でも とりわけフィルムの幅の両端に近い部分(この写真では下の方)に 比較的まとまっている気がします。何故かは解りませんが… |
こんな事になるなら もっと早目に現像していれば良かったですね。
人物の背後 車体の下の方が 比較的判りやすく斑点が出ています。 |
ちなみに同じフィルムの後の方の 年が明けて比較的直ぐに撮ったコマにも 斑点が出ていました。コチラもネガをパッと目視した位では 斑点が出ているのが判らなかったのですが…
斑点が盛大に出ています。 |
2年前の夏 熱い車内に放置していたオンボロローライの中のフィルムを現像したときは すぐに判るくらいの斑点がそこかしこに…まるで寺社に生えている杉の幹の皮の部分に生ずる苔(カビ?)みたいですね。
ネガよりもプリントされた状態の方が 分かりやすいでしょうか?
ここでも 度合いはともかく やはりフィルムの幅方向 両端に行くほど酷くなっています。
ただ黒縁の部分を観て貰うと判るのですが 露光を与えれれていない部分は 目視した限りでは何とも有りません。
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