2026年1月17日土曜日

2026.01.07. つれづれ

  2026.01.07. つれづれ


 年末年始の休みもアッという間に終わってしまった。


 普段から定期的(月一程度)に 大きな図書館に 行くようにしているのだが、年末に1冊の本との出逢いが有った。





 ただのPico / Pico W入門書では無い。『 ラズパイ Pico W 本格入門 with MIT App Inventor 2 』である。スマホアプリもブロックで簡単に作成…なのである。

 実はこの本の ブレッドボードの表紙のデザインには見覚えがあって 同じ著者(後閑哲也さん)の本で 『 IoT 電子工作やりたいこと事典 』というのがあって 以前そちらにも 目を通した事が有ったのでした。

 何か、文字のレイアウトと言い、色合いと言い 本の表紙って大事だよねぇ。この表紙のデザインだけでも わくわくしてその気にさせられます。

 実際、この方の本は どの本も非常に良く出来ていて 中のレイアウトも見易いです。

 前述の『 IoT 電子工作やりたいこと事典 』は 中身がいっぱいの事例で詰まっていて良い本ですが、素人の自分には背伸びしてみたところで少し難しくて プログラムも手打ちしなければならないので 色々試すには チョッと敷居が高い感じでした。

 でも、今回の本の中を見ると ブロックでスマホアプリのプログラムが組めて それをタッチスクリーンの操作板にして Pico W(Pico Wに接続した電子回路)をBluetoothで制御出来る様になるらしい…。

 夏休みから取組んでいた カウントダウンタイマーの自作に行き詰まっていた自分がすぐに 飛びついたのは 言うまでもありません。

 また 全編オールカラーというのも 非常に好感が持てます。自分の様な人間にはその方が視覚的に格段に解りやすいです。(前述の『 IoT 電子工作やりたいこと事典 』は二色刷りでした。 まぁモノめづらしさを求める初心者が いきなり見始める事は 想定していないんじゃないでしょうか…)回路図やブレッドボードの接続図の写真も見易いです。まぁ今回ブロックプログラミングに 結構ページをあてていて それを見易くするのが 一番関係していると思いますが…。

 この手の本で よく前半の方の導入部分の記事はフルカラーなのに肝心の(後半の)実例編になると カラーで無くなってしまうモノが多いのですが  そういった類のモノは その切換わりのタイミングで 一気に見る気が削がれてしまう事が多いのです。

 ただ、製作事例では 他の本と一緒で やはりラジコンカーの製作…みたいな 自分の様なオジサンには全然興味の無い記事もあります。(モーターの制御やら何やら 色々アッセンブルする術を学んだり 勿論その意義は認めます)

 それでも、取り敢えず必要な部分をかい摘んでやってみようと思わせるのに十分な内容と量でしたので 早速 出来るところから はじめてみました。。 



 勿論 先ずは 色々試すべく 仕事の年内業務終了と共に 即座にショップに コレを買いに行きましたとも…

 お財布に優しい値段なので チョッと位 散財しても気分が良いです。





↑ Pico 2 W   ピンヘッダが最初から取り付けてあるタイプを購入しました。
右側の最初と最後の辺り 親切に番号を振ってくれてありますが、気を付けなければなりません。これ只のナンバリングに過ぎません。ピン番号は また別にふられているので 紛らわしいです。まぁ確かに どっちからスタートで どっち廻りかは一目で判りますが…。ピンヘッダがハンダ付けしてあるトコロの形が四角い形状になっている場所は全てGNDの様です。





























 

 今回 この本で知った事の一つに それ迄 何と無しに 何処か他の本の記事で読んで知ってはいたのですが、ラズパイ Picoのプログラムも Arduino IDEで開発出来てしまう事を 改めて確認出来た事も大きかったです。






























 ただ、休み中は 本の内容を拾い読みした程度で 実際に行動に移したのは 休み明けからでした。いきなりMicroPythonでプログラム…とかは嫌だったので(プログラム環境は休み中に整えましたが…)スマホアプリを部分的ですが作ってみました。

 会社で お昼の弁当を摘みながら アッという間に出来てしまいました。(内蔵と表記すべきところを間違っていたり ところどころ変ですが…)

  上のアプリは スマホ内蔵のジャイロセンサーで 傾きが検出出来ますので、筐体の平面性が信用出来るレベルであるモノにインストール出来るのなら ネガステージと印画紙を置くイーゼル面が 平行関係に有るかを測ったりするのに 応用出来そうです。


 iPhoneのアプリも出来る様ですが、いざコンパイルさせた後 インストールしようとしても 必ずApp Storeを通さなければならない様になっていて そもそもAppleとアプリ開発者として必要な審査や契約を交わして登録されていなければならず 今回の為にそこまでするのは面倒なので 仕方なく Androidで作ってみたのでした。


 次は 上で紹介した本には載っていなかったのですが、ネット記事やYoutubeの動画を参考にしてカウントダウンタイマーのアプリを作ってみたのですが、テンキー等で任意の時間設定が出来るモノが見つからなくて(ブロックアプリとはいえ 自分で一から出来る訳では無いので…)そこでチョッと停滞してしまって 一気にヤル気力が萎えてしまいました。


 ただ、自分は今 そもそもはgoogleの開発した MIT App Inventor 2という google chrome上で操作するオンラインアプリを使っていましたし、過去にgoogleのGeminiに 電子工作の方のカウントダウンタイマーについて 色々質問していた事を ふと思い出したのでした。



 手許には まだ何も手付かずのPico 2Wが有るし… そのまま置き去り…というのも不憫な話だ…

 こりゃイッチョ訊いてみっか…早速、いきなり直球の質問をぶつけてみました。








































 実は 去年の電子工作で Arduino Nano Everyやその互換ボードを既に使っていた事も有って 実は今回も最初はArduinoを使用する前提で同じ質問をしていたのだが、Arduinoのピンの信号は5Vで 上のGeminiの回答の最初の方にも述べてくれている通り 手持ちのタッチパネル液晶の信号レベルは 3.3Vなので 先にブレッドボード上で 回路を結線してみたのですが、普通にピン同志を繋いでも 通信が上手くいかないらしく バックライトの液晶だけが空しく光るだけだったのです。

でも、今回は…






 あっさり 出来ちゃった! 嬉しいと云うより…チョッと拍子抜けしてしまう位…

 それにしても 思い立った時に タッチパネル液晶の部品が すぐ手許に有ったのは 良かったです。まさかこんな簡単に利用出来るなんて 思っていませんでしたから…

 このタッチパネル液晶の部品は 他のモノと一緒に ついで位の気持ちで 秋月電子さんで買ったのですが、いつかは自分もコレを使いこなせる様に…との思いもあって 手鑑の様にいつでも触れられるよう 傍らのよく使う部品の入った容器に 入れて置いたのでした。

 このタッチパネルの部品、AMAZONでも 似た様なのがワンサカ売っているなぁ…とは思っていたのですが、どうやら 元々の製造元は皆 同じ様です。


 表示は 稚拙な感じだが カラフルで賑やかで 普通の用途なら コレで良いのだが、やがては暗
室で使う事になるので 少し色合いや文字のレイアウトを弄ってみました。






 スケッチの中の 液晶画面のUIに関する部分の記述は 自分の様な初心者でも簡単に分かってしまうので、これも あっさり出来てしまいました。

 緑色のLEDは もちろんダウンカウントをしている最中だけ点灯する様になっています。

 因みに ブレッドボードの左側の線の束は 先にArduino Nano Everyで試していた時の名残りです。

 でも、そのうち対策を施して再挑戦するつもりで 敢えてそのまま残しているのです。

 

 仕事はじめの最初の一週間が終わり 成人の日の三連休を迎えました。




























 初日の土曜日から穏やかな日。

 ブレッドボード上での作業に 区切りが付き、実験台(ブレッドボード)は 次の実験を受け入れる様にせねばなりません。

 どうやら在庫として抱えている余りの基板と部品で 何とか出来そうだったので Pico 2Wと今回のタッチパネル液晶が 常時接続されている上で 他の部品を付け足していって 色々試す事が出来る様に 自分なりにサクッと簡単な実験ボードを拵えてみる事に…



























 
このサイズしか手持ちが無いので仕方無いですが、240×320サイズとはいえ 基板から 液晶パネルがだいぶ飛び出しています。やがて うまく事が運んでも この状態で 暗室で使うのには 少し厳しいサイズです。

 上の写真の左の方に写っているのが 以前同じ様な考えが浮かんだ時に作った 自作の実験ボードです。既に何度か使っています。ただ、Arduino NANO Everyやその互換ボードを据える前提で作ってあるので 真ん中の ピンソケットのピッチが Picoを刺して使うには1行足らず 不便なのです。

 3連休初日は こんな事をやっているうちに終わってしまいました。


 2日目の日曜日。この日は 日中はあまり自分の時間が取れず仕舞い。夜になって Arduinoでもこの液晶が使えないか ネット記事や動画で調べ物をしたり それは空振りに終わってしまったので、 昨日拵えた Pico+タッチパネルのボードを もう少し作り込んでみたり…。


























 それにしても…いつもながら無計画に作っているので、本当は タッチパネル液晶のユニットが 基板に取付けたピンソケットに 直接突き刺さる予定だったのだが、裏面のSDカードスロット部分が飛び出ているのを見落としていて Pico本体と干渉してしまった。仕方が無いので ゲタを履かせて嵩上げしました。嵩上げする部品が結構高さの有るモノしか持っていなかったので 不用意に出来てしまったスペースに 電源供給系の部品を実装(と云ってもこれらの部品もブレッドボード化されているのだが…)する事に…何事も成り行き任せ…まぁ、使うのは自分一人だけだし…それも良き哉…。



 そして 3連休の最終日、月曜日。



 カウントダウンタイマーは リレーを接続して もっと消費電流の大きなLED照明を駆動させる…という課題が残ってはいるのですが、ココは、3連休中にもう一つどうしても試しておきたかった フルカラー LEDのRGB調光の機能を作ってみる事に…。作ってみる…と云っても ココ迄来ると 完全にGemini様頼み一択なのですが…

 またもや、Geminiに質問して 接続リストからスケッチまで全部作って貰いました。




























 どうしてこうなるのかよく解らないけれど、タッチパネル座標に多少の誤差があるのは 仕方無いとして Blueのスライダーバーが 画面下から思いっ切りハミ出てしまっているのが分かります。(この後 UIのレイアウトは 速攻で修正しました)

 今回 Geminiさんの描いたスケッチは スライダーバーを大きくして有効利用出来る様に 画面は横使いでした。

 まだ中途段階なので 取り敢えずのチェックはGreenのLEDのみです。こういう突き刺す場所が足りなくなった時に この自作の実験ボードを使うんです。 こうすれば部品の脚を切って長さ調整したりする必要も無いですから…。




























 もうチョッとこの段階で 手狭な感じになって来ました。Pico 2Wのピンはまだ数に余裕が有ります。(全部数えると結構あります。)そもそものベースとなる基板のサイズが小さいのが分かります。下側に付いているタクティクルスイッチはリセットスイッチになります。今回の記事の 最初に紹介した本でも やはり色々試していく上で 先ずはテストボードを作るようになっており、そこで この接続でリセットスイッチの代わりになるという情報を得たので そのまま拝借しました。




























 あとは 実験用に1個だけのフルカラーLEDを載せる基板を 切り出していきます。実はこの何時間か前に 一度作ったのですが、少し気に入らない出来だったので 作り直しました。

 正直 ゴミも一杯出るし 無駄になってしまう部分が多いのですが、効率が良いのとカッターで切断するよりも安全なので、ニブラーで必要な大きさに ザクザクとカットしていきます。

 基板も 惜しげもなくカット出来るように 安価なモノを使っています。



























 この場合は流石に フルカラーLEDで検証しなければなりませんから GNDと合わせて最低4列必要になります。

 2つ前の写真を見て欲しいのですが、検証用のフルカラーLEDの為に5Vの電源を供給する配線を取り回してあるのですが、そのままだと PicoのPIN出力が3.3Vなのに対して5V流しているので 赤だけはスライダーを0にしても僅かに点灯し続けたままの状態でした。(スイマセン この時の写真は撮ってませんが…)



























 RGBの調光機能を試しているところ。上手くいっていますが、もう夕方です。

 僕の3連休ももう少しで終わりです。悲しいです。



 と 思ったらその日の夜遅く… 何とか カウントダウンタイマーとRGBスライダーの機能統合…というところまで漕ぎ着けました。


さすがに 一つ目のカウントダウンタイマーの機能と 二つ目のRGBスライダーの機能を一つの画面に盛り込もうとすると 結構 細かなボタンで一杯になって 操作し辛そうだったので カウントダウンタイマーの Start、Stop、Resetの各ボタンはそれぞれ出力ピンを設けて 外部に独立させました。








 ↑ スライダー部分の UIの描画がおかしかったり、0のボタンが画面から外れてしまっていて
機能しなかったり 細かい事を云い出したらキリが有りません。今夜は この位で許して下ちぃ…。


 もう少しで日付も変わりますが、僕にとって 実に実りある3日間であった事は間違い有りません。

 一冊の本の紹介から始まり その本の内容に沿うかと思いきやどんどん話がズレていってしまいましたが…

 結局、要は何が云いたいかと云うと…


 『 電子回路も人生も 何がトリガ(きっかけ)になるか分からない… 』という噺。以上。







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