2026年1月17日土曜日

2026.01.07. つれづれ

  2026.01.07. つれづれ


 年末年始の休みもアッという間に終わってしまった。


 普段から定期的(月一程度)に 大きな図書館に 行くようにしているのだが、年末に1冊の本との出逢いが有った。





 ただのPico / Pico W入門書では無い。『 ラズパイ Pico W 本格入門 with MIT App Inventor 2 』である。スマホアプリもブロックで簡単に作成…なのである。

 実はこの本の ブレッドボードの表紙のデザインには見覚えがあって 同じ著者(後閑哲也さん)の本で 『 IoT 電子工作やりたいこと事典 』というのがあって 以前そちらにも 目を通した事が有ったのでした。

 何か、文字のレイアウトと言い、色合いと言い 本の表紙って大事だよねぇ。この表紙のデザインだけでも わくわくしてその気にさせられます。

 実際、この方の本は どの本も非常に良く出来ていて 中のレイアウトも見易いです。

 前述の『 IoT 電子工作やりたいこと事典 』は 中身がいっぱいの事例で詰まっていて良い本ですが、素人の自分には背伸びしてみたところで少し難しくて プログラムも手打ちしなければならないので 色々試すには チョッと敷居が高い感じでした。

 でも、今回の本の中を見ると ブロックでスマホアプリのプログラムが組めて それをタッチスクリーンの操作板にして Pico W(Pico Wに接続した電子回路)をBluetoothで制御出来る様になるらしい…。

 夏休みから取組んでいた カウントダウンタイマーの自作に行き詰まっていた自分がすぐに 飛びついたのは 言うまでもありません。

 また 全編オールカラーというのも 非常に好感が持てます。自分の様な人間にはその方が視覚的に格段に解りやすいです。(前述の『 IoT 電子工作やりたいこと事典 』は二色刷りでした。 まぁモノめづらしさを求める初心者が いきなり見始める事は 想定していないんじゃないでしょうか…)回路図やブレッドボードの接続図の写真も見易いです。まぁ今回ブロックプログラミングに 結構ページをあてていて それを見易くするのが 一番関係していると思いますが…。

 この手の本で よく前半の方の導入部分の記事はフルカラーなのに肝心の(後半の)実例編になると カラーで無くなってしまうモノが多いのですが  そういった類のモノは その切換わりのタイミングで 一気に見る気が削がれてしまう事が多いのです。

 ただ、製作事例では 他の本と一緒で やはりラジコンカーの製作…みたいな 自分の様なオジサンには全然興味の無い記事もあります。(モーターの制御やら何やら 色々アッセンブルする術を学んだり 勿論その意義は認めます)

 それでも、取り敢えず必要な部分をかい摘んでやってみようと思わせるのに十分な内容と量でしたので 早速 出来るところから はじめてみました。。 



 勿論 先ずは 色々試すべく 仕事の年内業務終了と共に 即座にショップに コレを買いに行きましたとも…

 お財布に優しい値段なので チョッと位 散財しても気分が良いです。





↑ Pico 2 W   ピンヘッダが最初から取り付けてあるタイプを購入しました。
右側の最初と最後の辺り 親切に番号を振ってくれてありますが、気を付けなければなりません。これ只のナンバリングに過ぎません。ピン番号は また別にふられているので 紛らわしいです。まぁ確かに どっちからスタートで どっち廻りかは一目で判りますが…。ピンヘッダがハンダ付けしてあるトコロの形が四角い形状になっている場所は全てGNDの様です。





























 

 今回 この本で知った事の一つに それ迄 何と無しに 何処か他の本の記事で読んで知ってはいたのですが、ラズパイ Picoのプログラムも Arduino IDEで開発出来てしまう事を 改めて確認出来た事も大きかったです。






























 ただ、休み中は 本の内容を拾い読みした程度で 実際に行動に移したのは 休み明けからでした。いきなりMicroPythonでプログラム…とかは嫌だったので(プログラム環境は休み中に整えましたが…)スマホアプリを部分的ですが作ってみました。

 会社で お昼の弁当を摘みながら アッという間に出来てしまいました。(内蔵と表記すべきところを間違っていたり ところどころ変ですが…)

  上のアプリは スマホ内蔵のジャイロセンサーで 傾きが検出出来ますので、筐体の平面性が信用出来るレベルであるモノにインストール出来るのなら ネガステージと印画紙を置くイーゼル面が 平行関係に有るかを測ったりするのに 応用出来そうです。


 iPhoneのアプリも出来る様ですが、いざコンパイルさせた後 インストールしようとしても 必ずApp Storeを通さなければならない様になっていて そもそもAppleとアプリ開発者として必要な審査や契約を交わして登録されていなければならず 今回の為にそこまでするのは面倒なので 仕方なく Androidで作ってみたのでした。


 次は 上で紹介した本には載っていなかったのですが、ネット記事やYoutubeの動画を参考にしてカウントダウンタイマーのアプリを作ってみたのですが、テンキー等で任意の時間設定が出来るモノが見つからなくて(ブロックアプリとはいえ 自分で一から出来る訳では無いので…)そこでチョッと停滞してしまって 一気にヤル気力が萎えてしまいました。


 ただ、自分は今 そもそもはgoogleの開発した MIT App Inventor 2という google chrome上で操作するオンラインアプリを使っていましたし、過去にgoogleのGeminiに 電子工作の方のカウントダウンタイマーについて 色々質問していた事を ふと思い出したのでした。



 手許には まだ何も手付かずのPico 2Wが有るし… そのまま置き去り…というのも不憫な話だ…

 こりゃイッチョ訊いてみっか…早速、いきなり直球の質問をぶつけてみました。








































 実は 去年の電子工作で Arduino Nano Everyやその互換ボードを既に使っていた事も有って 実は今回も最初はArduinoを使用する前提で同じ質問をしていたのだが、Arduinoのピンの信号は5Vで 上のGeminiの回答の最初の方にも述べてくれている通り 手持ちのタッチパネル液晶の信号レベルは 3.3Vなので 先にブレッドボード上で 回路を結線してみたのですが、普通にピン同志を繋いでも 通信が上手くいかないらしく バックライトの液晶だけが空しく光るだけだったのです。

でも、今回は…






 あっさり 出来ちゃった! 嬉しいと云うより…チョッと拍子抜けしてしまう位…

 それにしても 思い立った時に タッチパネル液晶の部品が すぐ手許に有ったのは 良かったです。まさかこんな簡単に利用出来るなんて 思っていませんでしたから…

 このタッチパネル液晶の部品は 他のモノと一緒に ついで位の気持ちで 秋月電子さんで買ったのですが、いつかは自分もコレを使いこなせる様に…との思いもあって 手鑑の様にいつでも触れられるよう 傍らのよく使う部品の入った容器に 入れて置いたのでした。

 このタッチパネルの部品、AMAZONでも 似た様なのがワンサカ売っているなぁ…とは思っていたのですが、どうやら 元々の製造元は皆 同じ様です。


 表示は 稚拙な感じだが カラフルで賑やかで 普通の用途なら コレで良いのだが、やがては暗
室で使う事になるので 少し色合いや文字のレイアウトを弄ってみました。






 スケッチの中の 液晶画面のUIに関する部分の記述は 自分の様な初心者でも簡単に分かってしまうので、これも あっさり出来てしまいました。

 緑色のLEDは もちろんダウンカウントをしている最中だけ点灯する様になっています。

 因みに ブレッドボードの左側の線の束は 先にArduino Nano Everyで試していた時の名残りです。

 でも、そのうち対策を施して再挑戦するつもりで 敢えてそのまま残しているのです。

 

 仕事はじめの最初の一週間が終わり 成人の日の三連休を迎えました。




























 初日の土曜日から穏やかな日。

 ブレッドボード上での作業に 区切りが付き、実験台(ブレッドボード)は 次の実験を受け入れる様にせねばなりません。

 どうやら在庫として抱えている余りの基板と部品で 何とか出来そうだったので Pico 2Wと今回のタッチパネル液晶が 常時接続されている上で 他の部品を付け足していって 色々試す事が出来る様に 自分なりにサクッと簡単な実験ボードを拵えてみる事に…



























 
このサイズしか手持ちが無いので仕方無いですが、240×320サイズとはいえ 基板から 液晶パネルがだいぶ飛び出しています。やがて うまく事が運んでも この状態で 暗室で使うのには 少し厳しいサイズです。

 上の写真の左の方に写っているのが 以前同じ様な考えが浮かんだ時に作った 自作の実験ボードです。既に何度か使っています。ただ、Arduino NANO Everyやその互換ボードを据える前提で作ってあるので 真ん中の ピンソケットのピッチが Picoを刺して使うには1行足らず 不便なのです。

 3連休初日は こんな事をやっているうちに終わってしまいました。


 2日目の日曜日。この日は 日中はあまり自分の時間が取れず仕舞い。夜になって Arduinoでもこの液晶が使えないか ネット記事や動画で調べ物をしたり それは空振りに終わってしまったので、 昨日拵えた Pico+タッチパネルのボードを もう少し作り込んでみたり…。


























 それにしても…いつもながら無計画に作っているので、本当は タッチパネル液晶のユニットが 基板に取付けたピンソケットに 直接突き刺さる予定だったのだが、裏面のSDカードスロット部分が飛び出ているのを見落としていて Pico本体と干渉してしまった。仕方が無いので ゲタを履かせて嵩上げしました。嵩上げする部品が結構高さの有るモノしか持っていなかったので 不用意に出来てしまったスペースに 電源供給系の部品を実装(と云ってもこれらの部品もブレッドボード化されているのだが…)する事に…何事も成り行き任せ…まぁ、使うのは自分一人だけだし…それも良き哉…。



 そして 3連休の最終日、月曜日。



 カウントダウンタイマーは リレーを接続して もっと消費電流の大きなLED照明を駆動させる…という課題が残ってはいるのですが、ココは、3連休中にもう一つどうしても試しておきたかった フルカラー LEDのRGB調光の機能を作ってみる事に…。作ってみる…と云っても ココ迄来ると 完全にGemini様頼み一択なのですが…

 またもや、Geminiに質問して 接続リストからスケッチまで全部作って貰いました。




























 どうしてこうなるのかよく解らないけれど、タッチパネル座標に多少の誤差があるのは 仕方無いとして Blueのスライダーバーが 画面下から思いっ切りハミ出てしまっているのが分かります。(この後 UIのレイアウトは 速攻で修正しました)

 今回 Geminiさんの描いたスケッチは スライダーバーを大きくして有効利用出来る様に 画面は横使いでした。

 まだ中途段階なので 取り敢えずのチェックはGreenのLEDのみです。こういう突き刺す場所が足りなくなった時に この自作の実験ボードを使うんです。 こうすれば部品の脚を切って長さ調整したりする必要も無いですから…。




























 もうチョッとこの段階で 手狭な感じになって来ました。Pico 2Wのピンはまだ数に余裕が有ります。(全部数えると結構あります。)そもそものベースとなる基板のサイズが小さいのが分かります。下側に付いているタクティクルスイッチはリセットスイッチになります。今回の記事の 最初に紹介した本でも やはり色々試していく上で 先ずはテストボードを作るようになっており、そこで この接続でリセットスイッチの代わりになるという情報を得たので そのまま拝借しました。




























 あとは 実験用に1個だけのフルカラーLEDを載せる基板を 切り出していきます。実はこの何時間か前に 一度作ったのですが、少し気に入らない出来だったので 作り直しました。

 正直 ゴミも一杯出るし 無駄になってしまう部分が多いのですが、効率が良いのとカッターで切断するよりも安全なので、ニブラーで必要な大きさに ザクザクとカットしていきます。

 基板も 惜しげもなくカット出来るように 安価なモノを使っています。



























 この場合は流石に フルカラーLEDで検証しなければなりませんから GNDと合わせて最低4列必要になります。

 2つ前の写真を見て欲しいのですが、検証用のフルカラーLEDの為に5Vの電源を供給する配線を取り回してあるのですが、そのままだと PicoのPIN出力が3.3Vなのに対して5V流しているので 赤だけはスライダーを0にしても僅かに点灯し続けたままの状態でした。(スイマセン この時の写真は撮ってませんが…)



























 RGBの調光機能を試しているところ。上手くいっていますが、もう夕方です。

 僕の3連休ももう少しで終わりです。悲しいです。



 と 思ったらその日の夜遅く… 何とか カウントダウンタイマーとRGBスライダーの機能統合…というところまで漕ぎ着けました。


さすがに 一つ目のカウントダウンタイマーの機能と 二つ目のRGBスライダーの機能を一つの画面に盛り込もうとすると 結構 細かなボタンで一杯になって 操作し辛そうだったので カウントダウンタイマーの Start、Stop、Resetの各ボタンはそれぞれ出力ピンを設けて 外部に独立させました。








 ↑ スライダー部分の UIの描画がおかしかったり、0のボタンが画面から外れてしまっていて
機能しなかったり 細かい事を云い出したらキリが有りません。今夜は この位で許して下ちぃ…。


 もう少しで日付も変わりますが、僕にとって 実に実りある3日間であった事は間違い有りません。

 一冊の本の紹介から始まり その本の内容に沿うかと思いきやどんどん話がズレていってしまいましたが…

 結局、要は何が云いたいかと云うと…


 『 電子回路も人生も 何がトリガ(きっかけ)になるか分からない… 』という噺。以上。







2025.08.25. つれづれ (電子工作 日々好日)

 2025.08.25. つれづれ (電子工作 日々好日)



 お盆休みの期間中 毎朝 バライタプリントをしていたのだが、休みを終えたところで 生憎 濃縮タイプのペーパー現像液のストックが無くなってしまった。

 会社帰りに 途中で電車を降りて 購入するのも面倒くさいので 月初に小遣いが入るまで プリント作業は一時中断する事にした。

 ヨドのネット通販で ペーパー現像液だけを 購入するのも申し分けないし あんまりカードでひと月に何度も購入すると 請求書が届いた時に家人がウルサいので 我慢する事にした…というわけです。


 そこで、当面は この間のLED散光源の いつかは作るであろう 点灯を制御する部分の制作に先立って いろいろ下準備…というか 知識をつける事にしようと考えたのでした。

 

 そもそも当初は Arduinoで 小型の液晶タッチパネルを制御して GUIで 色の調整から 時間指定から出来る様に…と意気込んでいたのだが、なにぶん孤軍奮闘が自分のスタイルでモットーとしているし、電子回路やプログラムの事は 何にも解らないので、マイペースで 細々と ボチボチやっていく事にした。

 兎に角、必要な部品が判って うまく結線したところで 自分の目的に合ったスケッチを いきなり自分で書くのなんて とても無理そうなので、時折 自分でも解る部分は Arduinoの力を頼りに そうはいかない部分は コツコツと昔ながらの電子工作で 出来る部分はやってみようじゃないか!という事になった。


 まぁ… この様に気持ちを切り換えてみたのもチョッと昔の事を思い出したからで、 かれこれ10年以上前だろうか… 写真雑誌のライカに関する記事を読み漁るのに夢中になっていた時期が有って 時折 大きな図書館に籠って雑誌のバックナンバーをしらみ潰しに見ていたのだけれど、その中で 簡易露出計と引伸しタイマー(アナログ、デジタル両方)の製作記事を かつて見た記憶が有って、調べてみると 今を遡る事 半世紀(!)近く前、写真工業の1979年9月号にデジタル引伸しタイマーの製作記事が載っていました。(今 現在の自分の使っている ラッキーの引伸しタイマーですら いつ発売されたモノか判りませんが アナログボリュームのモノですから…)

 でも、その記事でも 勿論 マイコンは まだ使われていなくて、ICなどで構成された 純粋な電子回路です。部品点数自体は思ったより少ないので 出来る部分は そのまま作ってみる事にしました。

























 ↑ 自分は 何事でも 先ずは紙に書き出して整理しないと呑み込めない ペーパーレスとは縁遠い世代の人間でして…


  その記事には 総ての回路図が網羅されているので、恐らくその通りに作れば 出来てしまうのだとは思うのですが、それでも 仕組みを理解できるモノは 理解するのに越した事はありません。

 理解出来そうなところから 少しづつかじっていく事にしました。


























 ↑ 取り敢えず 7セグのLED一個を点灯させたところ。よく解らないので 7セグのLEDは アノードコモンとカソードコモンの両方を用意したのですが、このブレッドボードの回路に使っているのは カソードコモンの方です。(よって この接続は カソードコモンの場合です。)


 Aruduinoと直接繋ぐと 7セグメントのそれぞれが一つのLEDになっていているので 個別に制御して1桁の数字をを表示させるだけで これだけのポートを使ってしまいます。


 それでは 4桁表示にすると ポートがいくら有っても足りないし、ただ数字を表示出来れば良いだけではなく、プログラムタイマーとして使用するならば ダウンカウントと連動して 表示されている数字も減っていかねばならぬので ここで次の段階 TTL-ICとの接続です。(ここで 精通している方は いきなりPICマイコンを使い始めるのだと思いますが、ラズパイやArduinoですら まともに使いこなせない僕にとって PICマイコンの扱いなど まだ無理です…)


























 取敢えず 結線状態の雛形として 先程の1桁点灯モノは 小さなボードに移設して 別のもっと大きなブレッドボードに 桁数を増やして組もうとしたのだけれど、これでも全然足りなそうです。

 気の早い事に 上手くいった後に 取付ける 本チャン用の基板も買って来ました。早速 部品のレイアウトを考え始めたりして… 相変わらず妄想だけが先走り!!!

 





























 取り敢えず 1桁の表示、セット、カウントダウンだけでも仕上げてみようと やってみたのですが、全然 駄目でした。(この時点では どのみちカウントダウンの基準となる発振回路も まだ出来ていませんので…)


 写真工業の記事には 交通量を調べる為に 交差点で車の台数を数える時に使われているカウンタのような姿をしたデジタルスイッチという部品が有って(記事の写真で見る限り それはそれで 数値のセットが面倒臭そうなシロモノだが…) それで初期値をセットする事になっているのですが、自分が 探した限りでは 同じ様なモノは見つからず仕舞い。 そこで その代わりとなるように BCDコードを出力する為にディップスイッチを使っている…という訳です。

 上の写真の様に 結線を全て表面に剥き出し状態にすれば どこか結線が間違っていた時など  一目で判りやすいのですが、もし 仮にも出来上がったら その様な状態では 暗室で使い辛い事 この上ない感じがしたので その辺は ピシャっとした筐体にスッキリ収まった 几帳面な人の造るガチガチの完成系でもなく このような何処かのラボで産み出されたママの様な もしゃもしゃ頭の白衣を着た博士が操る怪しい感じでもなく その中間の見た目を目指していく事にしました。(と云うか、自分の様なものぐさ太郎がやる限り ガチガチの完成系など 絶対にあり得ないのだけれど…)

 


























 ↑ いざ やろうと思い立った時に 部品が無かったら…と思うと不安で いろいろ考えてやたらと買ってしまう性分です。机の上をぐちゃぐちゃにして 必要な部品を探すにもひと苦労。時間の無駄、金の無駄そのもの…。自分、全てに対してこんな感じなのです。




























 結局 最初に購入していた基板では 幾ら何でも少し小さ過ぎる気がして 倍以上の大きさの基板を買って来て まずは7セグメントのLEDを配置しました。これ、先程 話に出した写真工業の自作デジタルタイマーの記事でも 利用されているサイズ(品番)の基板なんですよね…。

 写真工業の記事のデジタルタイマーは 前述のデジタルスイッチという入力部品が3桁の為か 3桁仕様のモノなので この時点では 自分も 3桁でいこうと思っていました。のちに 回路図を見ていくうちに 写真工業の記事のモノは 999秒まで1秒刻みの場合と 99.9秒まで0.1秒刻みの場合を 状況によって切替え選択する仕様である事が分かったのですが、自分が製作するにあたって簡略化の為 その切替機構を省いてしまう意味で 最終的に 999.9秒までの0.1秒刻み 4桁仕様(切替えは無し)とする事に決定しました。
 
 全体として この位の大きさが有った方が 上手くいって日常使いにする為に 後でどうしてもケース等に収めたくなった時にも扱い易いかなァ…。




























 ↑ 先程も云った通り 結線を全て表面に剥き出し状態にすれば 一目で判りやすいのですが、美しさも追い求めたいので 色々とレイアウトに関して試行錯誤している処…。ICは基本的にピンソケットを取付けて 配置しています。

 今回の自作モノも 写真工業の昔の記事そのままではなく 既に自分の求める用途に合わせて 回路(部品)を色々取捨選択していますので どうしても実験的な要素を伴って来ます。
 そこで 極力 取り去ったり 代えたりする事の出来る様にしておいて また新たに別の事を試したくなっても その都度部品を購入するのでは無く 出来上がったモノから 一時的に一部の部品を拝借して 利用出来る様に 或いは、色々と改変出来る余地を残しておく…という訳です。

 実際、当時はごく一般的であったと思われる 論理ゲートのICも 使うのは5種類位なのに 1ヶ所で全て揃う訳でも無く 色々あちこちで買い漁りましたので…。 そんな事も 今回この様な体で作ろうと思ったキッカケになっています。



























 ↑ストリッパーなんて 随分と使っていなかったんですが、今回 久々にブレッドボードで色々と試す際に 既製のジャンパー線が手持ち分では全然足りなくなって来たので また利用し始めました。

 こういうのって 数をこなすのは大変なのですが、上手く揃って出来た時は 気持ちがイイです。



























 ↑ 先ず全体のレイアウト(設計)有りき…では無いので 仕方が無いですが、いきなり 配線が ぐちゃぐちゃに… でも、もうここ迄来ると 半田づけを済ませた部品が有るので 今回は諦めます…。



 いつも ネット記事や 図書館で借りてきた本の内容をもとに 必要な部分だけを 組み合わせて目的のものを作り上げるのですが、仮に一桁だけで組んだ基板ですらダメダメなので もっと参考になる実例が欲しいと思って GoogleのGeminiに質問してみました。

 回路図は描いてくれませんでしたが、結構 細かい事にも答えてくれて 尚且つArduino併用の場合は そのスケッチも記述してくれます。そこで 幾つか新しい情報を得たのですが、それによって自分の組んだモノの間違いに 気付かされました。

 数字を表示する7セグのLEDについてですが、受け取ったBCDコードを7447でデコードして 7セグのLEDで信号を受け取るのに アノードコモンでなければならないのに 誤ってカソードコモンのものを使っている事に気が付いたのでした。(よく読むと 写真工業の記事も コモン・アノード型と 書いてありました)



























 ↑ 上の写真では ディップスイッチに成り代わり(使い辛いのは 分かっていたのですが、最初に買い出しにいった 近くのパーツショップにはこれしか無かったのです) ロータリースイッチで 表示させたい数をセットして それをロジックICで BCDコードから7セグメントLED用の信号に変換して 表示させています。

 自分が用意した7セグ表示用のIC(SN74LS47)だと 9の表示は 上の写真の様になるようです。自分は電卓などで 日頃その方が見慣れているので 一番下の横棒も点灯している方が好みなのですが… 

 その辺は ロジックICを使わずに Arduinoなどでスケッチで記述して そもそもの数字の表示を定義すれば 好きな様に出来るのですが、まだそれらをアセンブルして組込む程の知識も無いので 今回は このまま進める事にします。

 





 
 最初に 紙面の回路図で見た時には 整然としていて 結構 単純やなぁ…と思っていたのですが、それは利便的に 整然と表現出来る様に 都合良く描かれていただけの事で…

 実際の配線は はじめてみると結構大変です。尤も コレをココに繋ぐ的なことを ただひたすら繰り返すだけなのですが。

 それでも やっていくうちに 結構間違えます。基板には 表裏が有って 丁度鏡像を見て作業をする様な感じになるので…。そんな時は 図を描いて それをiPhoneで写真にとって反転します。そして それと照らし合わせながら 間違いをしらみつぶしに探していきます。



























 ↑ 2025.09.12.

 結構 混み合ってきました。正直 こちら側に関しては スッキリしていたのは 最初に7セグとデコーダーのICを接続したところ位迄でした。これ位になってから間違えると それを見つけるのも ひと仕事…といった感じになって来ます。


 暗室作業の時と一緒で いつも夜は早く寝て 夜明け前に作業をしていましたので、途中 こんな事も…






 ↑ 2025.09.08. 

 朝起きたら ちょうど皆既中でした。ですので 実際はもっと暗いです。でも皆既中のこの独特の色合いも 手持ちで普通に撮れてしまいます。




















↑ 月が再び満ち始めて iPhoneを構えたのだけれど こんな水平ラインの表示があらわれたのを はじめて見ました。





























 ↑  2025.09.13.   この日は土曜日でしたが 休日だったので 日中もブッ通しで作業しました。


 裏はぐちゃぐちゃしていても 表側は 見ていられる位になる様に心掛けました。被覆線の色は 最初は機能ごとに判り易いように 比較的キッチリ色分けしていたのですが、途中で色数が足りなくなったり、よく使う色から無くなってしまってしまい 次第にゴチャ混ぜになっていきました。最後にはバイパス手術を重ねる様になってくるので 線が段々と折り重なっていきます。




 ↑  2025.09.15.   次の次の日(月曜日)の夜、取り敢えず ひと区切りというところ迄 何とか辿り着きました。


 本当は スイッチングアダプタからの接続の様な入力に関する部分は 全て右側に纏めたかったのですが 余地が無く 左上になってしまいました。プラグの差し込み方向も 上向きになってしまいました。

 代わりに一番右上部分を占めているのが 秋月通商さんで購入した5V固定出力のDCコンバーターモジュールです。非常にコンパクトで ブレッドボードや 基盤に実装しても 場所を取りません。通常の大きな電解コンデンサーがついた DCユニットよりも値段は少し高いですが、入力電圧も 8V~15Vと幅があるので 手持ちの余ったスイッチングアダプタを有効に活かす事が出来ます。(もう一つの売りである 最大6Aの大出力は 自分の様な用途では 完全にオーバースペックですが…)

 だからこの先 仮に5V以上で駆動する9V、12Vなどの出来合いの LED照明ユニットなどを利用するとしても それに合わせた スイッチングアダプタを用意して差し込めば  あとはこの中でarduinoやロジックIC、7セグのLEDなどに必要な 5Vは コイツが供給してくれる…という訳です。

 そのDCコンバーターモジュールの左上にあるのが リレー回路のユニットです。挙句の果てには ココから 12VやらAC100Vも制御してやろうと目論んでいます。



 目論んでいます…… そう、実はまだ全然未完成なのです。リレーのユニットは レイアウトの決定の為 まだ所定の位置に載っているだけです。

 取り敢えず数字を表示して そこからダウンカウントする仕組みは 出来ているのですが、スタートスイッチや ストップ、リセットスイッチ、そしてそれらに連動させるために外部の照明器具等に接続する リレーの回路の実装など 一連の流れを作る部分が まだ全然出来ていないのです。

 土日月の3連休を費やしましたが、ここでタイムオーバー。実を云うと 次の日から長期出張がスタートしたのでした。


























 ↑ 長期出張 宿泊先の宿で 一部の部品をバラして 試しにRSフリックフロップ回路等を作って リセット、スタートの機能を追加する為の知識を得ようと これから頑張ろうとしている処…の図


 
 宿泊先の宿に 色々と持ち込んでいたのですが、シングルルームに泊まっている訳でも無く落ち着かなくて 殆ど何も出来ませんでした。もう習慣になってしまっているので仕方が無いですが、夜更かししようと思っても出来ず、また、朝3時頃起きても 同行者が傍らで寝ているので あまり派手な事は出来ません。

 上の写真の奥の方のブレッドボードに 一旦取り外した Arduino互換機が写っていますが、そもそも このArduinoで何をさせていたかと云うと ただ単純に100Hzの信号を発生させていただけだったのです。

 それをSN74LS90というICを用いた分周回路で10Hzにさせて 0.1秒刻みのタイマーのカウントの基準にしていたのです。写真工業の記事はその総てを電子工作のみで造っているのですが、本当は 自分も水晶発振子を既に買ってあったのですが、回路図を見ても原理が解らず ココ迄は折角 回路の仕組みを理解出来ていたのに 理解出来ないその部分だけは 結局Arduinoに頼ったのでした。






























 昔の人は 何事も色々大変だったと思いますが、電子回路の事も解らない、ましてやプログラミングなぞ尚解らない自分の様な人間でも 足りない知識を織り交ぜて ココ迄は何とか作る事が出来ましたが…

 結構 散財しましたので、出張が始まって 当面は完成させられないと分かって 結構ガッカリ致しました。

 しばらくは このBlogの記事にする事も無い。思い返して造ったモノに触れる事すら無い…と思っていたのですが、この先どうなったと思いますか…。


 このカウントダウンタイマーに関してはひとまずこれで凍結なのですが、年末年始に掛けて意外な展開が待っていたのでした。