比較的 小さなサイズのプリントで4ブレードのイーゼルを使っていると 煩わしく感じる事が多い。
その点 Leitzのイーゼルは非常に使いやすい。
特に 8×10サイズの物は 手に馴染む大きさで非常に使い易い。
こちらの写真のものは だいぶ錆が浮いてしまってブレードの動きは悪いが使っていて非常に
気持ちが良い。
僕はこの位のコンディションでも 手にする価値は有ると思います。
これは8×10サイズの印画紙に引伸ばししている時の状態だけど 若干 台盤からイーゼルが
飛び出しています。
ただfocomatで使う分には台盤右にあるレバーでガッチリ固定出来るので 何の問題も
無いけれど…
写真には映っていますが、最近は引伸しレンズの下に多階調フィルターをかましていません。
使用しない場合に比べて 僅かではあるが印画紙上の像が甘くなるので…。
少し前にも関連する様な事を書いたけれど この引伸ばし倍率だと focomat Ⅰcの場合
羽根を持ち上げた際に パンタグラフと思いっきり干渉します。
そういう意味では 8×10や四切位までなら Valoyのような引伸機のほうが使い易いと
思います。