もう4月を迎えようとしている。まだ 桜は咲かない…
今朝は天気は荒れ放題だったが だいぶ暖かくなったなぁ…
定着液の中で プリントをくゆらせる |
今までも値上がりし続けて来たが、 ここ2,3年でも さらに薬品の値段が上がっている。
自分は 酢酸のキツい臭いが嫌いなので 停止液は ILFOSTOPを 定着液は ILFORDのRAPIDFIXERを常用している。
ただ此の処 RAPIDFIXERの値段が凄いので ほぼ能力一杯まで使用している。
使用し始めたときは、無色透明でトロトロした感じだった溶液が、使用するにつれて
黄緑色を帯び始めシャバシャバした感じに変わっていく。
使用しているのは Silversaltさんで購入したステンレスのトング。
ピンセットのように常に脚を開いているのではなく 物を挟む時だけ端部をつまんで
脚を開くタイプ。こういう時にずっと握っていなくて良いので 手が疲れず 使い易いです。
ぼくは竹ピンが嫌いなので こういったものも扱って下さっているのは 非常に有難いです。
相変わらず散らかっている。 |
実を云うと あまり細かな覆い焼きをしないので 覆い焼き用の黒いボードは
この位のサイズと種類で間に合っています。
自分は 覆い焼きをしていると 一見して判るようなプリントは好きでは有りません。
よって 明部や暗部を出したくても 極端な そのカットの為だけのマスクが必要となる様な
プリントは焼きません。
写真展などを観に行っても その方が気になってしまって 実際のプリントの内容に集中
出来ない事があります。勝手に 何か雑なイメージを受けてしまいます。
近年の建築雑誌を見ていても 建築と空の境界における部分のマスク処理がいい加減なものが
あり 本来の目的である 建築作品の内容よりもそちらに
目がいってしまいます。
一応 去年あらためて焼き比べてチェックしてみたのですが、 レンズの下にセットする
タイプの多階調フィルターは 明らかにプリントの像が甘くなるので 現在は全く使ってません。