2013年3月24日日曜日

ZONE Ⅵ 引伸機(その3)


 そもそも 僕が eBayで買い求めた ZONE Ⅵ 引伸機は 欠陥品だった。

 僕は 商品の説明を 一番下の隅の方まで良く見ずに 入札していたが、出品者は 出品してから その下の 隅の方に 「写真に映っている ガラスで挟むタイプのネガキャリアは 今後も自分が他の機種で使い続けるつもりなので 付属しません」と 書き加えてみたり、落札後も 暫く 商品の発送をする気配が無かった。

 僕は 英語がまるで苦手なので、セカイモン経由で入札して その後の手続きも 代行を お願いしていたが、その商品確認・発送の担当者の方の対応も芳しくなく(まぁ 物が特殊なだけに仕方無い部分も有るが…)正直「今回は ダメかもしんないなぁ~」とある程度は覚悟していた。

 セカイモンは、勿論 日本では 容易に得られない物が 安く簡単に手に入る事も有るが、半分は ギャンブル位の気持ちで 利用した方がいい。特にこのカテゴリーの商品は…σ(^_^;)。

 ただ、商品の善し悪しでなく、たまに 普通の感覚では 明らかに過剰と思われる包装で 送られて来るのだが、空輸しか 手段を選べなかったり、対応窓口が 電話は1本も無く、いちいち 電子メールの文面でのやり取りに限られるのは もう少しどうにか成らないのだろうか…








 結局、最初のプリントの 周辺部の像の流れは、撮影の 広角レンズ特有の物では無く 引伸しレンズの イメージサークルが足らないのが原因の様だった。

 新たに 中古で150mmのコンポノンを 買い足してプリントしてみたが、こちらは全く問題無かった。






 
 
 
 光源ユニットと その下の カメラの様な形の レンズステージの間に 専用のネガキャリアを 挟み込むように なっているのだが、隙間からの光線漏れが 激しい。

 パーマセルテープで 目止めして 遮蔽しなければ カブってしまって とてもプリント出来たものではないのだ…







 
専用のネガキャリア
 

 
 アウトラインが 独特の形をしていて、置いた時に 位置出しが 容易なようになっている。

 ガラスでサンドイッチするタイプでは 無いので、いずれ 平面性の保持に 不満が出て来るかも知れない。








 
 僕の電子工作の LEDのユニットの大きさを見て 「馬っ鹿じゃね〜のぉ」と思った方も 居られるかもしれないが、こうして比べてみると 概ね 間違っていないことが判る。

 隙間からの光線漏れを 防ぐように 自作のユニットの筐体下部は 一段 チリを付けて つば付きとし 上手く 嵌り込むようにしたいね。
 
 
 

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