2013年3月31日日曜日

2013.03.31. フィルム現像

 遂に 買ってあった HC-110を溶解して はじめて現像した。



 HC-110は、可愛いボトルに 他の現像液よりかなり粘度の高い液が入っていて、それを希釈して貯蔵液を作る際に 、その原液が入っていたボトルを 水でゆすいで そのゆすいで若干 原液が溶け込んだ水も無駄にしないように 貯蔵液を作る為の 水として使用する様に 説明書きが有る。

 アイスコーヒーに入れたガムシロップが かき混ぜなければ 底に溜まったままになって、コーヒーとの境界が 明確に判るように HC-110の原液の入った容器に 水を流し込んでも そのままでは すんなり水と混ざり合う事は無い。

 自分は、醜い程の 現像ムラと云うのは 経験した事が無いが、もしかしたら よく現像ムラを防ぐ為に 前浴して 通常より希釈した現像液を使用する と云う人がいるが、前浴で 乳剤面を緩めておいて 現像液を浸透させ易くして、さらに通常より浸透し易い現像液を使用している事になると思うので、かえって 乳剤に現像液が浸透していくスピードを 2重の意味で速くする結果となり、ムラになるリスクを 高めているのかも知れない。

 自分が、出来れば 前浴など したく無い…と云ったのは そういう理由からで、実際 一部のシートフィルムのパッケージには、「前浴は しないで下さい」と ハッキリ書かれている。







 The Massive Dev Chartによれば、FP4+は、貯蔵液を B希釈(1:7) で 7〜9分。そこで 20.0℃で スタート 中間を採って 8分丁度(投入・排出時間込み)で処理。排出した現像液の 液温は、20.2℃だった。







 出来上がったネガは…と云うと、良く判らん…σ(^_^;) 。無理にアオってるので レンズのイメージサークルに ケラれているね…。

 自分は、レンズのイメージサークルに 画面の上隅が ケラれてるのって 全然 構わないんですが、(あくまで 自分の撮りたい位置から 撮ればイイ) 普通の人は 嫌がったり、そもそも 「何これ?」って云いますね。







 今回、何処でどう取り違えていたのか、 5枚中の2枚 320TXPのカットが入っていた! 

 またまた The Massive Dev Chartによれば、320TXPは、貯蔵液を B希釈(1:7) で 5分30秒。実際、少し濃いネガになってしまった。(と云うか…このネガ チョットカブってる?)桧皮葺の屋根までは いいかも知れないが、空は 真っ黒(プリントすると真っ白)だ…σ(^_^;)


 石山寺 本堂。この建物は、 妻方向から 全体を 俯瞰出来る様な位置からは、撮影する事が出来ないので、仕方なく 撮れる位置からの撮影。

 斗ぐみや間斗束の形からして違うでしょ。今回は本堂の写真は殆ど撮っていないので、よく見て居ないが、礼堂の方の組物は、若干 様子が違った様に思う。

 屋根の勾配が ノロいので、こちらも 或る程度 引いた距離からか、通常の人のアイレベルより 高い位置から撮らないと、屋根の写りは 様にならないかもしれない。

 ただ、だからと云って あまり上から撮っても、屋根は良いかもしれないが、逆に 基壇は いかにも見下ろした感じの 写りになってしまい、人のアイレベルとは かけ離れた 不自然な写真になってしまう。


2013年3月30日土曜日

2013.03.30. フィルム現像


  今日は 320TXを R09 ONE SHOTの 1:50 希釈で 現像してみた。

  現像液の温度は、19.8℃でスタート。前浴無し。

  排出した現像液の 液温は、20.1℃だった。




 並行作業していた はんだ付けの作業に夢中になっていて、14分で 現像を終了させたかったのに、我を忘れて 18分してしまった。

 かなり濃いネガになってしまったかなぁ…と思っていたが、出来たネガのガンマは それほど上がっていなかった。

 毎日、毎日 似た様な写真だけれど、こうやってBlogにつけていると、記録として残るからねぇ… 何か小さなメモに書き留めていったとしても、迷子になってしまえば 失われてしまう。

 その点、Blogの記事にしてしまえば、日付も 実画像も 一緒に記録できて、PCやiPhoneから いつでもアクセス出来る。便利な世の中に なったものだ。

 それにしても、シートフィルムって 何コマか まとまっている訳でもないし、ナンバリングもされてない。ちゃんとファイリングしないと 本当に判らなくなってしまう。何か いい方法が 無いだろうか…。






 今日は 1枚 フィルムが中の方に入り過ぎて 取り出すのに難儀した…σ(^_^;)。


2013年3月29日金曜日

2013.03.29. フィルム現像


 今日は、320TXPを R09 ONE SHOTにて 現像。



現像を終えて 排出した現像液が 物凄い色なのでビックリ!






 フィルムも 中の小部屋の壁に ピッタリ貼り付いてしまうと、取るのに ひと苦労。

 普通のピンセットは、あまり 役に立たない。ステインが 少し残っているなぁ…






 今回は、1:25 希釈で 20.8℃で スタート 8分 (投入・排出時間込み)で処理。

 排出した現像液の 液温は、21.8℃だった。前浴無しで スタートしたので、丁度 20℃位に 液温が落ち着くと思っていたが、意外に室温が高かったのか 結果は逆になった。

 出来上がったネガは 少し濃いめ。そして 見映えは チョット落ち着いた感じだ。

 よく水から引き揚げた時、輝く様なネガに ウットリする事が有るが、プリントしてみて冷静に考えると、コントラストが強く 焼きにくい事が多い。かえって この位 落ち着いた感じが 良いのかもしれない。


2013年3月28日木曜日

桜の写真


 2、3年前までは 自分もこの時期になると 桜の写真を撮っていた。

 そして一昨年の夏…、フォコマートを手に入れ モノクロで撮れば その後の 総てのプロセスを 他人の手を介さず 自分独りで 出来る事が判ったので、トコトンやってみることにした。

 自分でプリントしてみると、フィルムってこんなに写っているのだなぁ…と。此れなら 自分の想いを託す事が出来る。

 その後、ライカ判や ブローニーですら 伸ばしてみると詳細に 写っているのだから、大判で 撮って伸ばしたらどうだろう…と。

 色にもハッとさせられるし、ボケ味も愉しみたいのだけれど、自分にとっての写真というのは、まず何よりも 克明に写しとれるものというイメージが有るのです。

 シートフィルムでは、自分で撮った1コマ1コマを 手に取って 見られるでしょ?

 自分の 視覚で捉えたものが あの手に摘めるピースの中に 封じ込められている… そしてトランプのカードを切る様に 沢山のフィルムを手にとって見比べて 次のコマを眺めてみたり、戻ってみたり。





 シートフィルムでも モノクロなら やっていれば いずれ一貫して自家処理出来ると確信出来てから、眠っていたカメラやレンズを手に また本格的に 4×5で 建築写真を 撮り始めた。

 やはり、自分の本当に撮りたい物なので、世間では やれ梅だ、やれ桜だと云っても 休日になると 今は建築を撮りに行ってしまう。

 今年は 早くも ソメイヨシノが咲き始めたというのに…。この週末も 建築を撮りに行くのだろう。

 この写真を 撮ったとき 今年の自分の桜の写っている写真て つぼみのほころび始めた枝の入った このカットだけになるかも… でも、今はそれも イイやん… と思った。

 この写真を いずれプリント出来て 手にした時、僕はどんな事を 思い出すのだろう。






2013年3月27日水曜日

2013.03.27. フィルム現像

 逝ってしまわれたのか と思われた JOBO DRUM。

 今朝 何気無しに コンセントを差し込むと動く…。

 接触不良の箇所が有るのだろうか?まぁ 中の仕組みは 多分 大したコト無いと思うので いずれ 開けて様子を見てみようと 思っている。




 昨日は あんなに何度やっても開けられなかった DD-Xの容器の蓋も 今日は 2〜3回試したところで すんなり 開いた。昨日のは 一体何だったんだろう。







 今回は 買いだめしてあった HC-110も 使ってみたいのだけれど、まず 貯蔵液を作って さらにそれを好みの希釈にして…と 結構 面倒臭そう。

 別に 浄水器から出た水で そのまま作れば 訳ない話だけれど、湯冷ましの水が良いと訊くと 少しでも良い結果が生まれるなら…と 手を掛けてやりたくなるのが人情ではないですか?

 それにしても 何やら不気味な色を しているじゃないか… かなりの濃縮液なのか 他のより 粘りもあるし…

 ヨドのネットで頼んだら、注文がまとまると アメリカから送ってもらうのか、チョッと 忘れた頃に 思いがけず 可愛らしい位 小さなサイズの箱で届いたので 何か嬉しかった記憶が…

 でも そういう小さな単位でも、丁寧に扱ってもらえると どれだけの人の手を 渡ってきたのか…と感謝の気持ちでいっぱい。






 感謝…と云うと、秋月電子さんから 部品が届いたよ

 梱包は必要にして十分、でも 箱への個々の部品の収め方からして 心遣いが感じられるよ…

 今後も 贔屓に させてもらいます。(素早い対応にも感謝!)

 これで また LEDの取付を 再開できる。








2013年3月26日火曜日

2013.03.26. フィルム現像


 今朝 フィルム現像をしようと思って JOBO DRUMをBeselerのモーターベースに 乗っけて 電源を入れたら…動かねぇ。




 急遽、選手交代 別なモーターベースを 引っ張り出してきた。もうドラムの中に フィルムを詰めて 蓋をした後だったので、少し焦った。

 eBayで買い求めた 2つのモーターベース、値段も大したコトないが、コンディションも イイことない…σ(^_^;)

 今回 使用している控え選手(お蔵入りとも云う…)は、左右の ドライブディスクのバランスが悪いのか、ベースに 元々備わっている 傾き調整を 一杯にして かなりの右肩上がりにしても、ドラムを置くと、左に滑って(動いて)行く始末…。

 このドラムは 真ん中に 繋ぎ箇所と思われる部分が有り、(4×5付け足し4×5 = 8×10 といったところ)そこに ちりが有るので それ以上 ずり落ちて行く事は 無いのだが、念の為に もう1台の方で 添え木している…σ(^_^;)







 本当は、久々に DD-Xで現像したかったのだけれど、何回やっても 蓋が開かなかったんですよ…。

 ILFORDのこのパッケージ、時々そういうことがある。かっつんかっつん 空回り…。今朝は、弱り目に祟り目といったところだった。

 仕方がないので、20℃の水で R09をすぐさま希釈して 現像スタート。

 1:50希釈位にしたかったが、13分なので 時間を惜しんで 1:25希釈にて 9分現像。出来たネガは 思っていたより黒くて 硬調だった。プリントしてみない事には 何も判らないけど…。

 今回も 仕上がったフィルムは ざらざらした感じに見えた。













注意していたつもりだったのに、蛇腹にケラれてしまったよ。







結構 無理してたもんね…(~_~;)








中を開けて 確認したつもりだったのになぁ〜。









 向かいの長浜らーめん。 店がまだ開いていたら 久々に食べようかと思っていたけど、準備中。

 明け方には、閉めてしまうのかなぁ…

2013年3月24日日曜日

2013.03.24. 京都にて


 京都の朝は 少し肌寒かったが、ちらほらと ソメイヨシノが 咲き始めていた。





 今回の自分は 現地では 極力 お金を使わない主義。交通費も 市バスの1日チケットを買って 乗継ぎ 目的地を巡る。

 でも 北山通りの 陶板 名画の庭に行くのに わざわざ北大路バスターミナルまで行って 乗り換えるのは かったるいので、植物園前で 降りて歩くことに。

 本当は 植物園を通り抜けた方が 早い気がするが、入園料を払いたくないので、賀茂川沿いを伝って歩く。







自分が歩いた側は、枝垂れ桜のトンネルが続く。

半木の道って 名前は よく訊くけど ここだったのね。





もう 一部 咲き始めているものもあった。





天気予報では あまり芳しくない 予報だったが 特に崩れる事もなく 平穏な1日でした






 敷地の 南側は、磯崎さんのコンサートホールと 植物園を繫ぐ 連絡通路になっており、この建物を 俯瞰する事が 出来る。




ZONE Ⅵ 引伸機(その3)


 そもそも 僕が eBayで買い求めた ZONE Ⅵ 引伸機は 欠陥品だった。

 僕は 商品の説明を 一番下の隅の方まで良く見ずに 入札していたが、出品者は 出品してから その下の 隅の方に 「写真に映っている ガラスで挟むタイプのネガキャリアは 今後も自分が他の機種で使い続けるつもりなので 付属しません」と 書き加えてみたり、落札後も 暫く 商品の発送をする気配が無かった。

 僕は 英語がまるで苦手なので、セカイモン経由で入札して その後の手続きも 代行を お願いしていたが、その商品確認・発送の担当者の方の対応も芳しくなく(まぁ 物が特殊なだけに仕方無い部分も有るが…)正直「今回は ダメかもしんないなぁ~」とある程度は覚悟していた。

 セカイモンは、勿論 日本では 容易に得られない物が 安く簡単に手に入る事も有るが、半分は ギャンブル位の気持ちで 利用した方がいい。特にこのカテゴリーの商品は…σ(^_^;)。

 ただ、商品の善し悪しでなく、たまに 普通の感覚では 明らかに過剰と思われる包装で 送られて来るのだが、空輸しか 手段を選べなかったり、対応窓口が 電話は1本も無く、いちいち 電子メールの文面でのやり取りに限られるのは もう少しどうにか成らないのだろうか…








 結局、最初のプリントの 周辺部の像の流れは、撮影の 広角レンズ特有の物では無く 引伸しレンズの イメージサークルが足らないのが原因の様だった。

 新たに 中古で150mmのコンポノンを 買い足してプリントしてみたが、こちらは全く問題無かった。






 
 
 
 光源ユニットと その下の カメラの様な形の レンズステージの間に 専用のネガキャリアを 挟み込むように なっているのだが、隙間からの光線漏れが 激しい。

 パーマセルテープで 目止めして 遮蔽しなければ カブってしまって とてもプリント出来たものではないのだ…







 
専用のネガキャリア
 

 
 アウトラインが 独特の形をしていて、置いた時に 位置出しが 容易なようになっている。

 ガラスでサンドイッチするタイプでは 無いので、いずれ 平面性の保持に 不満が出て来るかも知れない。








 
 僕の電子工作の LEDのユニットの大きさを見て 「馬っ鹿じゃね〜のぉ」と思った方も 居られるかもしれないが、こうして比べてみると 概ね 間違っていないことが判る。

 隙間からの光線漏れを 防ぐように 自作のユニットの筐体下部は 一段 チリを付けて つば付きとし 上手く 嵌り込むようにしたいね。
 
 
 

2013年3月23日土曜日

2013.03.23. フィルム現像


 約2週間振りのフィルム現像




 FP4+を D76にて はじめて処理した。

 今日は 水温が 17℃位で そんなに お湯をささなくても 20℃になるし JOBO DRUMに 現像液を投入した後の 温度変化も 少ないだろうと思って 前浴無しで 現像した。

 20.2℃で スタート 8分5秒(投入・排出時間込み)で処理。排出した現像液の 液温は、ちょうど 20℃だった。

 いつもより 薄いネガ。他の部分はよいが、組み物の部分は 本当に薄っすらという感じ。

 今回は、まだ乾かしている途中なので判らないが、320TXPの 前回現像したネガを よく眼を懲らして視ると ざらざらした感じに見える。

 135では 眼を懲らして視ても そんな風に感じた事が無いので 何か135と4×5って 根本的に違っていて(乳剤の塗布などで 違ったチューニングがされていて) 同じ面積で 同列に比較する事など 出来ないのだろうか?





 今迄 あまりにも フィルムの吊るし方が 醜かったので、ホームセンターの文具コーナーで 三味線の ばちの様な形をした クリップを 買い足して来た。

 以前 5個程買って使って来たが、容易には 錆びて来なかったので 自分の 一定の信頼を得たのだ。丁度 ステンレスのワイヤーを 通すのに便利な 穴も 貫通していて、今度は ネガ同士が 回転して 乾くまで くっついてはしまわないかと しばらく見守ってやる必要も無い。

 何より 垂れ下がった角が ビシッと揃って 見た目も 気持ちいいではないですか。



2013年3月22日金曜日

2013.03.22. 電子工作

 とりあえず 最初に 秋葉原で適当に買ってきた LEDは あともう1ライン程で 底をついてしまう…。

 通販でも何でもよいから 調達せねば…










まだまだ だいぶ必要になりそうだ。



 部品の取付スピードは 早くなって来たんですが、足が芝生の様に 伸びていて
それを整えるのに難儀するのです。




 そこで、足を整えるのに 切手用のピンセットを使っています。これが値段の割りに 結構 優れもの。

 元々は、JOBO DRUMの中から シートフィルムを引き出すのに 良いかなぁと 思って購入したのですが、先端にグリップ(ギザギザ)が無いので、掴みにくくて お蔵入りになっていたものだったのです。



2013年3月19日火曜日

2013.03.19. 電子工作


合間を 見つけては 少しづつ電子工作




 このところ 毎日似たような光景だけれど、それだけ ひたすらLEDを取付けるという 単純作業が 続いているという事。

 こんな苦労を 味わうんじゃ 出来合いの物を 買った方が早いやん…と思うけど、自分が 今作ろうとしている物は、既製品としては 世に出ていないので 仕方が無い。

 コツコツ 作るしかないのだ。頑張れ 自分。







 今回、これは 引伸し機の 冷光源ユニットを 製作していると 書きましたが、LEDを 沢山取付ているうちに 頭の中に 新たな構想が 浮かび上がった。

 もし、この冷光源ユニットが 無事 完成したら、そちらも 続けて製作してみるつもり。

 



 電子工作と フィルム現像… 両立出来るほど 僕は器用じゃないし 時間も無い。



2013年3月18日月曜日

園城寺にて


昨日は 3、4年振りに 園城寺に 行って来た。



 大門の 桧皮葺の屋根は 葺き替えられたばかりで 綺麗だった。

 この門は 元々は 常楽寺に建っていたもので、伏見城に移され、その後 園城寺に移されたらしい。(秀吉のために 数奇な運命を辿っている)非常に いい形をしている。

 帰り間際になって 他の方から聞き知ったので 観に行けなかったが、新羅善神堂の屋根も 葺き替えられたらしい

 そう言えば、だいぶくたびれていたもんね…。

 





 園城寺 金堂   この前 来た時は、屋根の葺き替えは 終わっていたが 何かそれと一緒に他の工事をしていたのかなぁ… まだ 足場がとれていなかった。

 葺き替えて まだ数年なので 綺麗だね。葺きたての時の 銅の様な色という訳には いかないけど…

2013年3月17日日曜日

Kodakのシートフィルムの包装


 Kodakのシートフィルムの包装





 自分が 4×5のシートフィルムを 自分でカットホルダーに詰めて使い始めたとき、まず購入したのが 富士フィルムのACROS、ついで ILFORDのDELTA100、そして KodakのTMAX100だった。





 ILFORDのDELTA100やFP4+は、それぞれ25枚入りで 黒いビニール袋の中に包まれていて、 厚紙にサンドされた形で フィルムが入っていた。





 それでは、Kodakの50枚入りのシートフィルムの箱の中身はどうなっているのだろうと ダークバックの中で 梱包を開けると、25枚づつ アルミ箔で 遮蔽された 白い紙袋に 入っている。


 ただ、この紙袋は、一度ちぎって封を切ると 寸法に余裕が無いため 口を折り返して 再びフィルムを 完全に遮蔽した状態で 仕舞うことが出来ない。

 一応、元の紙箱は 上蓋、下箱、中蓋の 入れ子になっているのだが、それでは不安なので、25枚 一気にカットホルダーに詰めないときは、使い終わった ILFORDの黒いビニール袋を使い廻して 紙箱に収めている。


2013年3月16日土曜日

2013.03.16. 電子工作


 緑のLEDのラインの試験点灯




 青のLEDの 9,000mcdに対して、緑のLEDは 18,000mcdなので だいぶ明るい(というか眩しい)

 もう 直視していられるような 明るさでは無い。(こういうことするのって 危険だね)

 この写真では 判らないけれど、このラインには 殆ど 照明むらは無かった。






表面は良いとして 裏面の配線は 今後の混み合いを想像すると 気が遠くなりそうだ。





LEDも 抵抗も だいぶ付けたなぁ…
ハンダ付けも 少し手際良くなってきた。




裏面の配線の ハンダ付け 汚さは 変わってないな…σ(^_^;)




自宅の 五色八重散椿が 咲いた
水面に 落っこちたやつは 上手く散れていないけど…


2013年3月15日金曜日

Chamonixで 210mm


 この前の 週末の撮影では Chamonixで 210mmも使ってみた。

 蛇腹は まだまだ余裕 といったところ

 ただ、65mmや90mmと違って イメージサークルに 余裕が ある筈なので もっと ライズしたかった。

 そういう意味では、テクニカルビューカメラと比べて 不満を感じてしまう。

 折り畳み式とはいえ フィルム側のフレームは、基本的にベースに くっ付いているので、フィルム側のフレームでもアオるといった芸当は モノレール式の ビューカメラと違って 出来無いんだよねぇ…。





↑ これ 210mm  まだまだ余裕だねぇ


 レンズボード側しか 繰り出していないけど フィルム側も ベースに付いているホイールの ロックを解除すれば まだまだ セットバック可能。
 
 もし これ以上長い焦点のレンズを使って 蛇腹をさらに伸ばす必要が有るなら、バランス的にも まず バック側を後退させた方が いいかもね。

 ちなみに、Chamonixを購入した時にマツバラ光機さんで 教えて下さったのだけれど、このカメラは フィールドビューカメラながら 蛇腹がテクニカルビューカメラの様に 取り外し出来るので、長焦点のレンズを使っていて 垂れ気味に癖がついてきても それ迄とは 逆勝手に 付けて それをキャンセル出来るので その点は便利に出来ているらしい。(Chamonixのサイトで観て知ったが、いづれ 広角レンズ用の 交換蛇腹を出すらしいのだ。)





↑ つぎ 90mm  一見 問題無いように見えるよねぇ


 手を添えているよねぇ。この人差し指で 押さえている部分… ここが大事。

 広角レンズで ライズした時は アコーディオンを演奏する時のように 蛇腹の部分を縮ませ 無理にくねらせている。するとストレスのかかった蛇腹には 復元しようとする力が有るから レンズボードの付いた前枠を 押し除けようとする。結果それが モーメントになって 前枠の付いている コの字の支柱の根元から 前にねじれてしまう。

 結局 その前枠の動きは チルトしている事と同じになるから ピントが甘くなる。

 そこで 逆方向に チルトさせて それをキャンセルしている…という訳。


 



↑ 最後に 65mm もう ぎりぎりだね



 これは 上の2つのカットと違って 全く ライズしていない状態

 専用の 凹みボードに 装着されていれば 47mmのXLの スーパーアンギュロンもいけそうだけど、正直 或る程度 ライズしないと ベース部分にケラれてしまうだろうなぁ…