2013年4月23日火曜日

ZONE Ⅵ 引伸機の再生(その2)


 今朝は 段ボールで作っていた LED光源の上蓋を アクリル板で作り直した。


 ただ、それだけ…σ(^_^;)






 昨日、豚の尻尾といったけど、実を云うと 僕のZONE Ⅵ 引伸機は、まだ完全な状態になっていないので、こいつにも豚の尻尾が付いている。






実を云うと、これはアンカーを吊るすワイヤー。


 この先端の輪っかに アンカーの付いた金物を引っ掛けて(あれ?こっちにはヘッドを繋げるんだっけ?) ヘッドのエレベーターになっている支柱の中に吊るし(支柱はアルミ押出成型品?で中は中空になっている)支柱の最上部の滑車に通してヘッドと繋げ、丁度 つるべ落としの要領で バランスをとる様になっている。






 もう半月以上 シートフィルムの現像をしていない…σ(^_^;) こちらも再開させなきゃ…だいいちカットホルダーを空にしなきゃ 次の撮影にも出掛けられない…






 その後の確認で やっぱり輪っかの付いている方に アンカーを吊るす事が判った。







 支柱はこんな風に 中空になっていて、コンクリートを打った時のテストピースの様な形をした 円筒状の重り(物凄い重さ!)を中に落とし込める様になっている。

 引伸機の構造というのも大変だなぁ… と思うのは、大きいプリントを 製作しようとすると、ヘッドは上へと上がって行き 台盤に投影される像にとっては、映し出してくれるヘッドを支えてくれている支柱の存在が邪魔になる。










 ZONE Ⅵ 引伸機の方の支柱は下に行くに従って 後ろに後退するように傾斜を付けて取付けられています。

 でも、その傾きは それ程急には出来ないでしょうから ヘッド部は 支柱から大分前方に せり出しているのが判ると思います。







 一方のfocomat Ⅱcの方は ご存知の通りパンタグラフ式になっていて 上の写真を見る限りでは 支柱とヘッドが離れていて いい感じに見えると思いますが、実際は使って来て 不便な点も感じています。

 focomat Ⅱcに限って言うと 四切位の倍率に伸ばすのであれば、非常に作業がし易いのですが、あまり 引伸ばし倍率が低く 小さいプリントになると ヘッドが下がって来て 尚且つその位置では ヘッドとパンタグラフの位置が近い為に 手旗信号の様に手の平を駆使して覆い焼きする時に邪魔になって 途中に手がパンタグラフに当たって仕舞わない様に神経を使ったり、そもそもヘッドが折り畳まれたパンタグラフの方に行くので 手前の(自分の方の)台盤のフチから遠くなり 結局それはイーゼルを置く(紙を置く)位置も台盤のフチから遠くなるので 作業がし辛くなります。

 もっとも、自分は お座敷暗室で 畳にすわって 座卓に載った引伸機で作業して居ますので、テーブルに置かれた引伸機で 椅子に座ったり、或いは立って作業をされる 方々の参考になる話では無いかもしれません。






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