2013年2月10日日曜日

東大寺 南大門


 東大寺 南大門は 好きな建物の一つだ。

 今回は 当てもなく旅に出て どこに行こうか迷っていて、とりあえず ここに辿り着いた。そんな感じだ。

 先月 何も知らず 平等院鳳凰堂を 撮ろうとして観にいったが 修復中で 何も出来なかったのには 閉口した。もう 撮る気満々だったので 気が抜けてしまって じゃあ 次はどうしたら良いか判らなくなる。





 

 東大寺 南大門






 



 45FAで 極端なアオリは やはり無理がある…σ(^_^;)
 
 そもそも、このタイプの4×5のカメラで 65mmを使う事にかなり無理がある。(広角専用に カスタマイズされた物じゃないからね…レンズが 90mm位からスタートで 普通に 風景撮る分には 何の問題も無いと思う。)

 上の写真は、45FAに65mmを 取付けた状態だけれど、モノレールに ちゃんとしっかり乗っかってるとは 言い難い。何とか乗っかってピントが合わせられる状態。

 自分は 普段 あおる(ライズする)のが ほぼ前提の様なものだから 良いのだけれど、ライズしないで 普通に撮ると 画面の下の方は モノレールの付いている上蓋に ケラれる。



 
 

 隅木の方向に 斜め45°に持ち出している。それを受けてる斗は 他の部分と同じ向きで振れて無いんだよねぇ。鼻隠板といい、これは 当時の日本人は持っていなかった感覚だと思う。この規模では そうはいかないかもしれないけれど、禅宗様の建物なんかじゃ コーナーは組物で埋め尽くしちゃうもんね。

 その持ち出している組物も非常に形がいい。斗も 本当に均整の取れた形をしていて 惚れ惚れしてしまいます。隣合っている斗どうしも 程良い間隔で 間延びした感じなどは受けず、翻って 厳しさを感じます。垂木を受けてる丸桁も まん丸くて(そのまんま(~_~;)) 何かと色々 決まり事が あるようです。
 
 
 

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