2013年1月15日火曜日

2013.01.15. 16×20inのプリント





 
 ひと月ぶりの プリント。16×20inでの プリントは、やっぱり色々と 大変です。

 バットの大きさに 殆ど余裕が無いので 結構気を使います。
 自分のプリント作業をするスペースのセーフライトは、引き伸ばし機の手許を 重点的に照らす様に 設置していて、自分が 引き伸ばし機の前に座ると 丁度背後にあたるスペースに 現像、停止、定着のバットが並んでいるのですが、いざ印画紙を 現像液に 浸けるために バットの方を向くと、セーフライトを 背にする事になるため、16×20inの印画紙が、しっかり隅々まで 一気に現像液の中に 浸されたのか、ハッキリ判らないのです。
 
 そこで、現像液を バットに いつもよりたっぷり注いで (3ℓ) 深さを稼ぎ、現像液の液面と 角度を付けて 一気に滑り込ませるのです。自分は、現像液の中に 素手を突っ込むのが、嫌なので あくまで そこからの 印画紙の扱いは、ステンレスの ピンセットで 行なっていますが、少しでも 気を抜くと、濡れた印画紙は そのピンセットでの 一点支持の部分から ぐにゃっと折れ曲がり 爪痕の様な 三日月状のシワを残す事になります。
 
 ハッキリ云って この位のサイズだと、ゴム手袋でもして 両手で取扱った方が、無難だと思います。
 ただ、そのまま 停止、定着をして そのゴム手袋のまま現像液に 戻るのは 抵抗が有りますし、そもそも 次のプリントは、印画紙の露光から始まるので、その都度  濡れたゴム手袋を 外したり 付けたりするのは、案外 面倒かも知れません。

 先程、現像液を 3ℓ用意すると 云いましたが、濡れた印画紙の中に含まれて 持ち出される現像液の量は かなりの量です。(8×10の時などとは比較になりません。)

 現像液に 浸すのにも 神経を使いますが、一番 神経を使うのが、現像液から 引き出して 停止液に 移す時です。
 勿論 自分は、十分に 現像液に浸して セーフライトの許では、もう現像が進んでいるのが 判らなくなってから 停止液に 移しますが、それでも 浸すのにもたもたして居ると 停止ムラになってしまっていないか 非常に不安になります。
 (そもそも、印画紙に 多めに露光をかけて置いて 適度な濃度になったら、停止浴させて 濃度が濃くなっていくのを止める様な方法は 間違いです。)


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