2022年11月14日月曜日

ペーパー現像液



  今年になって またプリントをするようになって
以前 贔屓にしていた KODAKのPolymax Tが ヨドバシなどの量販店で 取扱われなく
なっていて…



SILVERCHROME BW PAPER DEVELOPER





















 ↑ 最近ではこちらのSILVERCHROMEの現像液を使用している。

 自分は ほぼ毎日のようにプリントするけれど 1日の処理枚数は RC 8×10で
せいぜい 1~2枚、休日など 多い日でも3~4枚なので 処理能力枚数の限界まで
使い切る事はなく 毎日 液を出し入れして 日を追うごとに空気にふれて少しずつ
劣化していって寿命を迎えることが殆どだ。

 以前使っていたPolymax Tは1週間程度が限界だったが、このSILVERCHROMEは
それよりも若干 持ちが良くて 10日目位から 黒の締まりの無さを何となく感じる
ようになって 写真の内容によっては ぎりぎり2週間位 使用する事が出来る。

 今のところは 特に不満もなく コストパフォーマンスが良いので 気に入っている。
それでも、本来この現像液の処理能力は 1ℓあたり1+9希釈で RC 8×10で100枚なので
能力枚数の限界まで全く使い切れていない事が分かる。

 1+14希釈でも 処理時間を延ばす事で 使用出来るようなのだが、試した事は無い。



2週間程経った処理液 結構オレンジっぽい褐色




















 


 ↑最終的には このように底に波紋のような滓が沈殿してきて 寿命を迎えたサインとなる。




いつも大概 黒縁を付けて焼いている。
























 ↑このiPhoneで普通に撮った写真では判らないが、黒縁のコーナーの 濃度が若干落ちいる。
画が締まって見えるのと トリミングしだすと落ち着かない気がして いつも黒縁を付けて
焼いているが、黒縁があると その時点での現像液の処理能力を 判断する材料となる。



次の日に 現像液を新しくして同じネガでプリントしてみた。

























 iPhoneでそのまま撮影しても勝手に補正が掛かってしまうので上の写真は
同じiPhoneでもRAWモードで撮影して 調整した後に jpg化してみた。

 下が現像液交換後の写真。若干 コントラストが上がって スッキリした感じに
なっているのが判る。


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