2013年10月12日土曜日

2013.10.12. つれづれ


 今日はまた 東京で幾つかの写真展を観て廻る事に…。




 写真展のギャラリーは 意外に日曜・祝日が休みの処が多い。

 Gallery 916… 此処も そんな一つ。

 自分は基本的に土曜は第2土曜しか 仕事は休みでないので 今回 この三好さんの作品展は 滑り込みセーフといったところ(本日まで)。

 最終日なので、もしかしたら三好さん 御本人がいらっしゃるかも…と 少し期待していましたが、開場一番に入り 少し早かったかなぁ…と思っていたので、本当に いらっしゃって チョッとびっくり。

 話掛けると 快く応じて下さり 少し立ち話をしてしまいました。

 写真が素晴らしかったのは 勿論ですが、プリントが きっちりフラットニングされていて それだけで写真が非常に丁寧に扱われている感じがしました。






 額縁は総て木製。木地を活かした仕上がりで 白(少しアイボリー?)のペイントで フィニッシュされていました。

 アルミの額縁より その存在感は希薄で 写真に集中出来て 良いなぁ…と思いました。

 木製の額縁は一度に 制作された物ではないらしく、材質が メープルの様な定番の樹種や メラピー(?)の様な樹で作られたものもあり 自分の中ではメープルやビーチやタモの様な 堅木で作るもの…という固定観念が有ったので 写真展が終わり一段落したら また自分でも制作してみようと思いました。






 Gallery 916で 三好さん御本人から 近くのギャラリーで 別な個展が開かれている事を知らされ 其処に行ってみる事に…

 向かったのは PGI Gallery。Gallery 916は JR浜松町から歩いてすぐの処だったが、こちらもJR田町で降りて 歩いて行ったが、全然 苦になる距離では無い。途中に 妹島さんの芝浦のビルも有るし…。妹島さんのビルがみえると 其処からはすぐ…。







 PGI Galleryの建物は 1階がファインプリント、額装関連のショップになっていて ギャラリースペースは 2階になっている。

 ギャラリーは そんなに規模は大きくないが、整えられた空間 丁寧になされた展示に好感が持てた。

 三好さんの 16×20inchのフィルムで撮られたイメージ(今回の展示はそのベタ焼き)も なかなか そんじょそこらでは目にする事が出来ないモノだ。

 此処までの2つのギャラリーの大きな違いと云えば、前者は 自然光も採り入れた明るく大きな空間。後者は人工光のみの こぢんまりした空間。

 自分は元々 居住空間としては 間接照明オンリーの 暗がりの様な 室内が好きでは無い事もあって、明るく広々とした中で鑑賞出来る方が 好きだ。気持ちも伸び伸びと余裕を持ってのぞむ事が出来る。

 ただ、コレは 本当に個人の好みの問題だ。中には 暗がりで作品のみに スポットが当てられているのを 順に追っかけて行く方が 作品に集中出来て好みだ…と云う人も居るだろう。

 ただ、最初からその目的で作られトップライトなどの工夫がなされている建物でも無い限り、外光は窓の様な開口部か 採り入れなければならない。

 壁面に開口部が有ると 其処には写真の展示が出来ないので、通常は 流れが寸断された感じがするが、Gallery 916
は 元々のスペースが 大きく、三好さんの写真もエリアごとに テーマが分けられていた事も有り そういった感じはせずに ゆっくり鑑賞する事が出来た。


 


 次に訪れたのは Gallery BAUHAUS。

 正面の間口の割には 広い展示スペース。地下階に迄 スペースが有るのには 何も知らなかったので 正直驚いた。

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 まず、この3つの写真展を観たので、残りは 作家さんが 週単位で お金を払って借りるタイプの ギャラリーを観てまわったが、幾つか 展示に 不満を感じる事が有った。

 僕は 低反射アクリルは 通常のアクリル板に比べて 割高になるが、値段相応の効果(価値)が有るだろうか…と思っていたが、展示を観ていると その差は 自分が思っていたよりも大きかった。

 






 



















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