2013年10月29日火曜日

2013.10.29. つれづれ


 日曜日 暗くなってからプリントもしたが、額装も 僅か1枚だけれど完成させていた。






 マットの余白の大きさは 正直まだよく解らないが、自宅の玄関の壁に掛けてみた処 少なくとも窮屈な感じはしなかったので 今回は コレでいこうと思っている。

 自分 プリントサイズにも依るが 余白は最低3インチは必要だと思っている。自分は 今回の様なプリントサイズでは それでも少ないと思っているので、それ以上のサイズの余白になる様に 既製品の額のサイズを選んだが、上の写真では 天地の余白は それぞれ 80mm、88mmとなっている。横方向が5インチ近くとれているので、上下が これより狭くなって来ると バランスが悪くなって来ると思う。






 上下の余白のサイズを足すと168mm。自分は 47〜48:52〜53位の割合で振り分けている事になる。

 上で挙げた余白の寸法は実際に見えている幅。実際は 額にマットが収まった段階で 額の見附(正面からの見え幅)に上下左右10mmずつ被って 隠れてしまうので 注意しなければならない。

 額縁にも 色々有って 色々な写真展を観て廻って 自分なりの好みが判って来た。(と云うか 自分なりの価値観念の様なモノが出来上がって来た)

 まず、今回位のサイズのプリントの場合 奥行き…と云うか 厚みは30mm以上は欲しい。25mm位の見込のモノも有るが 薄っぺらい感じしてしまう。


 


 そして 返しが付いている事。アルミ額縁自体の厚み(見込)がしっかり有るのに、返しがないと その部分のアルミ額縁の部材のつばの厚みを感じてしまい 薄っぺらく感じてしまう事が有るのだ。

 今回 自分が選んだ額縁の見附は11mm。本当は8〜9mm位の もう少しスマートなモノが欲しかったが、自分が買い求めようとしていた処では 見込が30mm以上で 返しの有るものは このタイプしかなかったので それに関しては目をつぶる事にした。





 





 







2013年10月21日月曜日

2013.10.21. つれづれ


 おとといの晩 仕事から戻ると 頼んでおいた額縁が届いていた。




 マットボードも その前の晩に届いていた。




 額縁が届いて ブックマットを作る為の マットの切り出し寸法が ハッキリしたので、これから 合間を見つけて少しずつ マットをカットしていく事に…。






 自分は 昔使っていた平行定規の台盤を利用して マットをカットしているが、それでも マットのサイズが大きいので 最初の一刀は 結構難儀するのだ。





 平行定規でカットするラインを鉛筆であたり、定規を退避させたら カッターで切っていく。

 本当なら、それ専用の 大きなアクリル定規か何かを用意すべきなのだが、今は差し金で少しずつカットしている…σ(^_^;)。

 まさか平行定規 本体の定規を駄目にする訳にはいかないので…。

 でも、線をひいたり、後々 マットに窓を開ける時には、この本体の定規をガイドにしてマットカッターを滑らせるので、その時は本当に便利なのです。








 1枚目のマットの窓を抜いたところ…。

 上の写真では それなりに見えるが、全然上手くいかない…σ(^_^;)。

 でも、失敗して何処に気を付けていかなければならないか解るので 枚数をかさねていけば 少しずつ上手くなっていくと思う。

 次回迄に用意出来るか分からないが、マットカッターを あてがう定規が 平行定規ではなく もう少し厚めのアクリルの定規にしたいなぁ…と思った。

 今 購入するなら どうせなら もっと立派なマットカッターを買い求めていたと思うが、上ばかり見ても仕方無い。

 あとは練習と思って残りのマットを切り抜いて 経験を積んでいこうと思う。


 









2013年10月12日土曜日

2013.10.12. つれづれ


 今日はまた 東京で幾つかの写真展を観て廻る事に…。




 写真展のギャラリーは 意外に日曜・祝日が休みの処が多い。

 Gallery 916… 此処も そんな一つ。

 自分は基本的に土曜は第2土曜しか 仕事は休みでないので 今回 この三好さんの作品展は 滑り込みセーフといったところ(本日まで)。

 最終日なので、もしかしたら三好さん 御本人がいらっしゃるかも…と 少し期待していましたが、開場一番に入り 少し早かったかなぁ…と思っていたので、本当に いらっしゃって チョッとびっくり。

 話掛けると 快く応じて下さり 少し立ち話をしてしまいました。

 写真が素晴らしかったのは 勿論ですが、プリントが きっちりフラットニングされていて それだけで写真が非常に丁寧に扱われている感じがしました。






 額縁は総て木製。木地を活かした仕上がりで 白(少しアイボリー?)のペイントで フィニッシュされていました。

 アルミの額縁より その存在感は希薄で 写真に集中出来て 良いなぁ…と思いました。

 木製の額縁は一度に 制作された物ではないらしく、材質が メープルの様な定番の樹種や メラピー(?)の様な樹で作られたものもあり 自分の中ではメープルやビーチやタモの様な 堅木で作るもの…という固定観念が有ったので 写真展が終わり一段落したら また自分でも制作してみようと思いました。






 Gallery 916で 三好さん御本人から 近くのギャラリーで 別な個展が開かれている事を知らされ 其処に行ってみる事に…

 向かったのは PGI Gallery。Gallery 916は JR浜松町から歩いてすぐの処だったが、こちらもJR田町で降りて 歩いて行ったが、全然 苦になる距離では無い。途中に 妹島さんの芝浦のビルも有るし…。妹島さんのビルがみえると 其処からはすぐ…。







 PGI Galleryの建物は 1階がファインプリント、額装関連のショップになっていて ギャラリースペースは 2階になっている。

 ギャラリーは そんなに規模は大きくないが、整えられた空間 丁寧になされた展示に好感が持てた。

 三好さんの 16×20inchのフィルムで撮られたイメージ(今回の展示はそのベタ焼き)も なかなか そんじょそこらでは目にする事が出来ないモノだ。

 此処までの2つのギャラリーの大きな違いと云えば、前者は 自然光も採り入れた明るく大きな空間。後者は人工光のみの こぢんまりした空間。

 自分は元々 居住空間としては 間接照明オンリーの 暗がりの様な 室内が好きでは無い事もあって、明るく広々とした中で鑑賞出来る方が 好きだ。気持ちも伸び伸びと余裕を持ってのぞむ事が出来る。

 ただ、コレは 本当に個人の好みの問題だ。中には 暗がりで作品のみに スポットが当てられているのを 順に追っかけて行く方が 作品に集中出来て好みだ…と云う人も居るだろう。

 ただ、最初からその目的で作られトップライトなどの工夫がなされている建物でも無い限り、外光は窓の様な開口部か 採り入れなければならない。

 壁面に開口部が有ると 其処には写真の展示が出来ないので、通常は 流れが寸断された感じがするが、Gallery 916
は 元々のスペースが 大きく、三好さんの写真もエリアごとに テーマが分けられていた事も有り そういった感じはせずに ゆっくり鑑賞する事が出来た。


 


 次に訪れたのは Gallery BAUHAUS。

 正面の間口の割には 広い展示スペース。地下階に迄 スペースが有るのには 何も知らなかったので 正直驚いた。

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 まず、この3つの写真展を観たので、残りは 作家さんが 週単位で お金を払って借りるタイプの ギャラリーを観てまわったが、幾つか 展示に 不満を感じる事が有った。

 僕は 低反射アクリルは 通常のアクリル板に比べて 割高になるが、値段相応の効果(価値)が有るだろうか…と思っていたが、展示を観ていると その差は 自分が思っていたよりも大きかった。