2013年7月28日日曜日

2013.07.26. フィルム現像


 ここの処 320TXPを現像しているが、浸け置き水洗しても ピンクステインを除去しきれずにいる。





--------------------------------------------------------------------------------------------------------

 Kodak 320TXP(4×5)

 前浴:17.6℃ ------ 2分30秒 ------ 21.4℃ 

 現像:18.6℃ ------ HC-110(B希釈(1:7))630ml ----- 5分30秒 ------ 21.1℃

--------------------------------------------------------------------------------------------------------


 今日も懲りずに HC-110をB希釈して現像したが、その排出液が いつもより赤茶けていたので、今日は結構ピンクステインが 落ちたかなぁ…と思って期待していたのだが…。



 



 結果は 前回と変わらず…σ(^_^;)。あまり 抜け落ちていなかった。

 その後、小一時間 浸け置き水洗してみたが、殆ど抜け落ちたのか 変化が判らず…。

 シートの320TXP イマイチ良く落ちる条件が よく解らないなぁ…。







2013年7月24日水曜日

2013.07.24. フィルム現像


 チョッと前にも書いたが、今 1日置きのペースで フィルム現像をしている。

  この間の 3連休で撮影した シートフィルムの中で efkeのPL25で撮影した分については 前回で現像が完了していたので、今回は 使い掛けの HC-110を消費するべく(と云っても まだ半分以上残っているが…)  320TXPの現像をした。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------

Kodak 320TXP(4×5)

前浴:19.0℃ ------ 2分30秒 ------ 21.5℃ 

現像:19.4℃ ------ HC-110(B希釈(1:7))600ml ----- 5分30秒 ------ 21.7℃

--------------------------------------------------------------------------------------------------------

 肝心な部分の記述が曖昧な表現で 具体性が無いのだけれど、出来上がったネガは 濃過ぎず 丁度良い感じがした。

  5分30秒では チョッと濃くなってしまったかな?と思っていたが そんな事は無かった。

 HC-110も 貯蔵液を作ってから暫く経っているので、若干 化学変化を起こして処理能力が 劣っているのかも…。

 貯蔵液を作って入れた容器が 或る程度空気も無く 満たされていた時点では 溶液は 蛍光の黄色の様な色合いだったが、使い始め 容器内の空気が増えて来ると その空気に触れている部分に近い処から 少しづつオレンジ色掛かって来ている。




 今回の現像をする際に 中身を出すために 一回 容器をひっくり返しているので、この写真では 均一に混じってしまっている。でも、元の鮮やかなHC-110の色より 若干黄色が濃くなっているのが お判りになるでしょうか…。

 背後にある Polymax Tも 空気に触れると 段々同じ様な色合いに変化していく。こちらの元々の容器は ふにゃふにゃで柔らかいので この様にペチャんこにして中の空気を極力追い出して 蓋をする事が出来る。

 ここには 写っていないが、現像用品の売場に 現像液を保存する為に 蛇腹になっていて余分な空気を追い出せるタイプのボトルが売っていて、僕も買ったのだが、蓋をしても少しづつ空気が入って来て いつの間にか 蛇腹の部分が伸びていて どうもスッキリしない。巷ではよく見掛けるので 皆使っているのかなぁ…とおもって つい買ってしまうが、自分の性格には合わず お蔵入り…こういう物の中には よくそういう事(相性)があるものだ。


2013年7月20日土曜日

2013.07.15. つれづれ


 3連休の最後は 富山から飛騨地方に入り 5年振りに 国宝の 安国寺 経蔵を拝観した。






 ちょうど 建物の周囲の大木を伐採する作業の最中だったのだけれど、お寺の方に無理を言って 伐採を終えているエリアに 立ち入らせて貰った。(わがままを言って 申し訳ありませんでした。






 その安国寺に来る迄は こんな処にも立ち寄っていたが、特に写真を撮影する訳でも無く ぶらぶらと観て廻った。







 最後に 飛騨高山の 日下部家と吉島家にも立ち寄ったが こちらも ぶらぶらと…σ(^_^;)。


 そうして3日間の休みを終えて 帰途に着いたのでした。









2013年7月17日水曜日

2013.07.16. フィルム現像


 3日間の旅行を終えて帰って来て その間に撮影したフィルムの最初の現像を行った。

 まず最初に現像したのは efkeのPL25 ORTで撮影したカット。

 もう2年近く前に購入してから チビチビ出しては 希釈して使用して来た R09 ONE SHOTを 今回も使用。(efkeのフィルムを現像する時は いつも使用している)

前浴:19.1℃---2分---21.8℃   

現像:19.6℃ ----- R09 ONE SHOT(1:50) 500ml ----- 8分00秒------ 22.6℃

 もちろん、何の問題も無し…σ(^_^;)。







 でも、出来上がったネガは やはりコントラストが高い。このフィルムは 本当にクリアベースで 尚且つベースフォッグを感じないので 非常にコントラストが高く感じる。まぁ、それを差し引いてみても このネガはコントラストが高いが…。

 興味本位で つい手に入れては使ってしまうが、出来上がったネガを見て 「そもそも 自分は 日本建築を撮っているが、その用途に合った フィルムを使っていると云えるのか?」と 一方で 自問自答している自分がいるのも確かだ。

 ただ、あの独特のトーンと云おうか 光の拾い方と云おうか… 感度100や400のフィルムを使っていただけでは 決して感じることの無い世界が有る事も確かだ。

 これもまた 実際 その手にして 使っている人間だけが 得られる感覚だ。多分 何事においても そうなのだろうが 本当にそう思う。

 4×5のシートフィルムという事に 話を限定して云うなら 自分は今回 たまたま運良く1箱 efkeのオルソクロマチックのフィルムを手にして撮影旅行に出掛けたが、 自分が手に出来るのは 恐らく これが最初で最後の1箱になるのだろう。






 
 うーん、それにしても 空や地面の濃度が濃すぎて 普通に上手くプリント出来るとは思えない。

 RolleiのATP1.1を 普通の撮影で使った際に 軟調に仕上げるための 専用の現像液が有ったと思うのだが、そういった類の現像液で 処理しなければダメだろうか…。



 
 
 
 夏場にefkeのフィルムを現像していて困るのが 水温の管理。

 自分の部屋は空調の効きが悪くて 水温も 水洗の段階になると 水道なりなので、夏場の水温の高い時期は 怖いのです。

 特に efkeのフィルムは 乳剤面でない方にも ゼラチンがひいてあって そのゼラチンというのが チョットでも油断して 高い水温の水に浸けておくと 緩んでベタベタした感じになるのです。

 以前は efkeのフィルムも乳剤面では無い方には ゼラチンをひいて無かったらしのですが…。ニュートンリング対策ではないかという話も…。

 とにかく、こちら側のゼラチンが 曲者なのです。チョットでも 痛めると 上の写真の様になります。像面(乳剤面)は全く問題有りませんが 恐らくこちら側のスクラッチの為に 引伸ばした後の印画は スポッティング補修が必要になると思われます。




こんなに コントラストのキツいネガ 今の自分に上手く焼けるんか?

物凄い不安になります…。





振り返ってみると、確かに結構な 日射しの中で撮影していたんですが…。























2013年7月16日火曜日

2013.07.14. つれづれ


3連休の2日目…。この日も 朝から天気は あまり良く無かった…σ(^_^;)。




 前日も まず最初にココを訪れていたが、この日も まず最初に 少し立寄ってみる事にした。

 春先に 園城寺を訪れた際に お寺の人から 新羅善神堂も 檜皮の葺き替えを 去年終えたばかりだと 聞いていたからである。

 前回 ココを訪れた際に 丁度 朝のお供えの時間だったのか 塀の中から出てこられた女性の方に話掛けると、「前回は 自分が中学生の時に 葺き替えた」と確か云っておられたので、その方の年齢からすると 40年以上は 経っていたと思われる。

 その後は 鯖街道を抜け 小浜の明通寺へ…(高島から小浜って すぐだね…)













2013年7月14日日曜日

2013.07.13. つれづれ


 3連休 初日の昨日はろくに天気予報も確認せずに 滋賀まで出掛けたが 昼過ぎから生憎の雨…σ(^_^;)。

 去年の夏の終わりに 屋根の修復中だった 東本宮も無事 檜皮葺の吹替えが済んで まだ屋根は 赤銅色を保っていた。







 境内のあちこちには 皮を剥かれた檜が…
(直接 ここ日吉大社の建造物の修復に当てられているのかは 判りませんが…)













 撮影を終えてシールしようとしたら 2枚くっ付いていた…σ(^_^;)。何か勿体無いなぁー。










2013年7月12日金曜日

2013.07.12. フィルム現像


 ここのところ 1日置きのペースでフィルム現像


ILFORD DELTA100(4×5)

前浴:19.5℃------2分------22.8℃ 

現像:19.6℃-----HC-110(B希釈(1:7))-----4分35秒------22.0℃




 ここ最近は 早朝の一番気温の低いと思われる時間帯に現像するも 水温の高さに悩んでいる。

 前回までの ここ3回(夏休みを利用した撮影旅行に備え4×5の現像を再開した)のネガは 総て過現像気味。

 それでも、徐々に 時間を減らしたり 液温を下げて 現像を調整していって 今日は 自分が見た限りでは 何となく良い感じに 仕上がった。

 前にも書いたかも知れないが 自分は極力 前浴はしたくないのだが、ロータリーチューブ内の温度を調整する意味で 仕方なく行っている。

 DELTA100のHC-110(B希釈(1:7))での標準現像時間は 6分なのだが、なかなか20℃の液温を維持し続けるのは難しく







2013年7月8日月曜日

2013.07.08. フィルム現像


昨日と今日の朝 久し振りに シートフィルムの現像を行った。


 HC-110の原液を溶解して 貯蔵液を作ってから 3ヶ月以上経ったが、殆ど使っていなかったので 今回は優先して そちらを消費していく事に…。

ILFORD DELTA100(4×5)

前浴:20.0℃---2分---23.0℃ 
現像:HC-110(B希釈(1:7))
20.1℃------5分15秒------22.7℃








2013年7月1日月曜日

2013.07.01. つれづれ


 昔から 片付け、整理整頓が しっかり出来ない自分。

 ここのところ 4×5の自家プリントを作成しようと アレコレとやってきてみたのだが、思う様な結果が出せず チョット停滞気味。

 とりあえず また再開した時の事を考えて 少しでも気持ちよく一連の作業が流れて行く事を考えて 現像後に スリーブケースに入れても ごちゃ混ぜになっていたネガを しっかり整理して 撮影地ごとに ファイリングする事にした。





 4×5の撮影枚数は 多いときは 一日25~30枚位。以外に それ以上は撮った事が無い。だから むしろブローニーサイズで撮っていた頃より 1日に消費するフィルムの合計金額は 抑えられているのだ。(僕の場合、今のところ ロータリーチューブ現像オンリーなので 自家現像の手間は ブローニーとは比較にならない程 掛かっている。)

 でも その位だと 余裕をみると 3日分位で 一冊のネガファイルは一杯になってしまう。(ブローニーでは 日に12本位 撮る日もあるので、やはりそれ位で一杯になる)