2024年3月30日土曜日

2024.03.29. つれづれ

  もう4月を迎えようとしている。まだ 桜は咲かない…

 今朝は天気は荒れ放題だったが だいぶ暖かくなったなぁ…



定着液の中で プリントをくゆらせる








 






 今までも値上がりし続けて来たが、 ここ2,3年でも さらに薬品の値段が上がっている。

 自分は 酢酸のキツい臭いが嫌いなので 停止液は ILFOSTOPを 定着液は ILFORDのRAPIDFIXERを常用している。

 ただ此の処 RAPIDFIXERの値段が凄いので ほぼ能力一杯まで使用している。

 使用し始めたときは、無色透明でトロトロした感じだった溶液が、使用するにつれて

黄緑色を帯び始めシャバシャバした感じに変わっていく。

 使用しているのは Silversaltさんで購入したステンレスのトング。

 ピンセットのように常に脚を開いているのではなく 物を挟む時だけ端部をつまんで

脚を開くタイプ。こういう時にずっと握っていなくて良いので 手が疲れず 使い易いです。

 ぼくは竹ピンが嫌いなので こういったものも扱って下さっているのは 非常に有難いです。

 


 
相変わらず散らかっている。















 実を云うと あまり細かな覆い焼きをしないので 覆い焼き用の黒いボードは
この位のサイズと種類で間に合っています。

 自分は 覆い焼きをしていると 一見して判るようなプリントは好きでは有りません。

 よって 明部や暗部を出したくても 極端な そのカットの為だけのマスクが必要となる様な

プリントは焼きません。

 写真展などを観に行っても その方が気になってしまって 実際のプリントの内容に集中

出来ない事があります。勝手に 何か雑なイメージを受けてしまいます。

 近年の建築雑誌を見ていても 建築と空の境界における部分のマスク処理がいい加減なものが

あり 本来の目的である 建築作品の内容よりもそちらに 

目がいってしまいます。


 一応 去年あらためて焼き比べてチェックしてみたのですが、 レンズの下にセットする

タイプの多階調フィルターは 明らかにプリントの像が甘くなるので 現在は全く使ってません。